説明

日本エステル株式会社により出願された特許

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【課題】織編物の強度、品位を維持しながら、織編物にソフト感、ぬめり感を与えうる、新規なポリエステル糸条の製造方法を提供することを技術的な課題とする。
【解決手段】主たる繰り返し単位がエチレンテレフタレートであり、構造一体性パラメーター(ε0.2)が15〜45%であるポリエステル高配向未延伸糸を、ガラス転移温度(Tg)より5℃以上高い温度で予備熱処理した後、自然延伸倍率以下の延伸倍率で延伸しつつ、融点(Tm)より25〜130℃低い温度の接触式熱処理ヒーターで熱処理するポリエステル糸条の製造方法。 (もっと読む)


【課題】紡糸後の延伸工程や後の整経、製織時などにおいて、糸切れ、毛羽、白粉などが発生し難く、さらに使用する温度域に関わらず優れた寸法安定性を発揮し、併せて接着強力や強力低下の少ないポリエステル系熱接着繊維を提供する。
【解決手段】アルキレンテレフタレート単位を主体とする融点220℃以上のポリエステルAと、共重合成分として1,4ブタンジオールを含むと共に融点がポリエステルAより30℃以上低いポリエステルBとからなり、ポリエステルAを芯部にポリエステルBを鞘部に配した芯鞘型複合繊維であって、芯部と鞘部との質量比率(芯:鞘)が40:60〜80:20であり、かつ膨潤度40%以下の脂肪酸エステル系油剤が繊維質量に対し0.3〜1.5質量%付与されている芯鞘複合型熱接着繊維。 (もっと読む)


【課題】婦人向け衣料用織編物やオーガンジー様織物等の用途に好適であるポリエステルモノフィラメントを提供する。
【解決手段】易溶出性成分Aと難溶出性成分Bとからなり、繊維の横断面において易溶出性成分Aが難溶出性成分Bを複数個に分割した形状を呈するモノフィラメントであり、易溶出性成分Aは、ジカルボン酸成分のうち1〜3モル%がスルホン酸塩基を有する芳香族ジカルボン酸成分であり、かつ、平均分子量が1000〜10000のポリアルキレングリコールを5〜20質量%含有するポリエステルであり、難溶出性成分Bは、全構成単位の80モル%以上がアルキレンテレフタレートであるポリエステルであり、該モノフィラメントは、易溶出性成分Aが溶出することにより分割して単糸繊度0.5〜4デシテックスの難溶出性成分Bによって構成される複数のフィラメントを発現する織編物用ポリエステルモノフィラメント。 (もっと読む)


【課題】乾熱収縮率が十分に低い熱接着性の複合繊維であって、湿式不織布用途に好適に用いることができ、湿式不織布を得る際の面積収縮率も十分に低く、寸法安定性よく品位に優れた湿式不織布を得ることができるショートカットポリエステル複合繊維を提供する。
【解決手段】溶融液晶形成性ポリエステルが芯部を形成し、脂肪族ポリエステル又は芳香族ポリエステルが鞘部を形成する芯鞘型のポリエステル複合繊維であって、溶融液晶形成性ポリエステルの融点は、鞘部を形成するポリエステルの融点又は軟化点より30℃以上高く、〔(鞘部を形成するポリエステルの融点又は軟化点)−3〕℃における乾熱収縮率が1.0%以下であり、かつ捲縮を有しておらず、繊維長が1〜30mmであるショートカットポリエステル複合繊維。 (もっと読む)


【課題】 環境に対する負荷を軽減することができる材料を用い、かつ、従来の吸音材と同等もしくはそれ以上の吸音特性を発現する吸音材を提供する。
【解決手段】 主としてポリ乳酸系短繊維によって構成される繊維構造体からなり、該繊維構造体の見かけ密度が0.01g/cm3以上であって、ポリ乳酸系短繊維が芯鞘型複合繊維であり、芳香族ポリエステルが鞘部を構成し、ポリ乳酸が芯部を構成し、芯部のポリ乳酸が偏心的に配されて、該複合繊維が、機械捲縮が付与されずに、捲縮を自己発現していることを特徴とする吸音材。 (もっと読む)


【課題】
原料の仕込み比率とリン酸またはそのエステルの添加量を規定することで、重縮合反応でのオリゴマーの留出量を低減し、共重合ポリエステルを経済的に製造する方法を提供する。
【解決手段】
芳香族ジカルボン酸と炭素数6〜12の脂肪族ジカルボン酸とからなるジカルボン酸成分(A)と、グリコール成分(G)とからなる共重合ポリエステルの製造方法であって、グリコール成分(G)とジカルボン酸成分(A)との仕込み比率(G/A)が1.05〜1.20であり、リン酸又はそのエステルを酸成分1モルに対し1×10−4〜200×10−4モル量添加することを特徴とする共重合ポリエステルの製造方法。 (もっと読む)


【課題】シリカが均一に分散されており、生産性に優れ、表面の凹凸が大きく空気抜け性に優れたポリエステルフィルムに用いるに好適なポリエステル組成物の製造方法を提供する。
【解決手段】ポリエステル組成物を、エステル化反応及び重縮合反応により製造するに際し、エステル化反応終了後のポリエステル低重合体に、触媒、リン酸エステル及びアルカリ土類金属化合物を添加した後、攪拌を0.5〜2時間行い、次いで、平均粒子径が1〜10μmであり、最大粒子径が20μm未満であるシリカを2〜20質量%含有するシリカ/エチレングリコール分散液を、ポリエステル組成物に対してシリカが0.5〜3質量%含有するように、ポリエステル低重合体の温度が240〜300℃の状態で添加し、引き続き重縮合反応を行うことを特徴とするポリエチレンテレフタレート系ポリエステル組成物の製造方法。 (もっと読む)


【課題】熱接着処理する際の加工温度を低くすることができ、高温雰囲気下で使用した際にも接着強力の低下が少なく、機械的特性に優れ、かつ地合や柔軟性にも優れる湿式短繊維不織布を提供する。
【解決手段】パルプを主体繊維とする湿式短繊維不織布であって、不織布を構成する主体繊維同士を接着する成分として、テレフタル酸を主成分とするジカルボン酸成分と、1,6−ヘキサンジオール50モル%以上のジオール成分とからなり、結晶核剤を0.01〜5.0質量%含有し、融点(Tm)が100〜150℃のポリエステルAと、流動開始温度(R)が105〜155℃であり、かつ流動開始温度(R)とポリエステルAの融点(Tm)とが下記式(1)を満足する非晶性のポリエステルBとを含むことを特徴とする湿式短繊維不織布。(R−Tm)≦5(℃) ・・・ (1) (もっと読む)


【課題】熱接着処理する際の加工温度を低くすることができ、高温雰囲気下で使用した際にも接着強力の低下が少なく、機械的特性に優れ、かつ地合や柔軟性にも優れるコットンを主体繊維とする短繊維不織布を提供する。
【解決手段】コットンを主体繊維とする短繊維不織布であって、不織布を構成する主体繊維同士を接着する成分が、テレフタル酸を主成分とするジカルボン酸成分と、1,6−ヘキサンジオール50モル%以上のジオール成分とからなり、結晶核剤を0.01〜5.0質量%含有し、融点(Tm)が100〜150℃、かつDSCより求めた降温結晶化を示すDSC曲線が下記式(1)を満足するポリエステルAであり、ポリエステルAの割合が短繊維不織布の質量中の5〜40質量%である短繊維不織布。b/a≧0.05(mW/mg・℃)・・(1) (もっと読む)


【課題】1,6−ヘキサンジオールを主成分とするポリマーでありながら、特に重縮合時の溶融粘度の上昇に優れ、操業性よく生産することができ、バインダー繊維をはじめ、各種の接着用途に好適に使用することができるポリエステル樹脂を提供する。
【解決手段】テレフタル酸を主成分とするジカルボン酸成分と、1,6−ヘキサンジオールを70モル%以上とするジオール成分とからなり、エステル結合可能な官能基を3つ以上もつ多価カルボン酸および/または多価アルコールを0.05〜5.0モル%含むポリエステルであって、250℃におけるシェアレート1000sec-1の溶融粘度が600dPa・sec以上、融点が100〜150℃、結晶核剤を0.01〜5.0質量%含有することを特徴とするポリエステル樹脂。 (もっと読む)


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