説明

日本エステル株式会社により出願された特許

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【課題】比較的低温での製膜や延伸配向により、良好な機械的強度や耐薬品性を有するポリエステルフィルムを提供する。
【解決手段】テレフタル酸を主成分とするジカルボン酸成分と、1,4−ブタンジオールと1,6−ヘキサンジオールを主成分とし、1,6−ヘキサンジオールが50モル%以上であるジオール成分とからなるポリエステルであって、融点が100〜150℃、かつDSCより求めた降温結晶化を示すDSC曲線が下記式(1)を満足することを特徴とするポリエステル樹脂からなるポリエステルフィルムb/a≧0.05(mW/mg・℃)・・・(1)なお、aは温度A1(℃)と、温度A2(℃)との差(A1−A2)であり、bは、ピークトップ温度におけるベースラインの熱量B1(mW)とピークトップの熱量B2(mW)との差(B1−B2)を試料量(mg)で割った値である。 (もっと読む)


【課題】熱接着処理する際の加工温度を低くすることができ、高温雰囲気下で使用した際にも接着強力の低下が少なく、嵩高性や柔軟性に優れ、かつ地合、機械的特性にも優れる短繊維不織布の提供。
【解決手段】テレフタル酸を主成分とするジカルボン酸成分と、1,6−ヘキサンジオール50モル%以上のジオール成分とからなり、結晶核剤を0.01〜5.0質量%含有し、融点(Tm)が100〜150℃、かつDSCより求めた降温結晶化を示すDSC曲線が下記式(1)を満足するポリエステルAと、融点又は流動開始温度が130℃以上であり、かつポリエステルAの融点より高いポリエステルBとで構成された複合短繊維Pと、熱処理により捲縮を発現する潜在捲縮性能を有する複合短繊維Qとを含有するウエブからなり、複合短繊維PのポリエステルAの少なくとも一部が溶融して接着成分を成している短繊維不織布。
b/a≧0.05(mW/mg・℃)・・・(1) (もっと読む)


【課題】低融点でありながら結晶性に優れたポリエステルを用いることで、通常の製造装置で溶融紡糸、延伸し、操業性よく生産することができるポリエステル長繊維であって、特にバインダー繊維として用いると、熱接着させる際には低い温度で加工することができ、寸法安定性に優れた布帛や繊維構造等の製品を得ることができるポリエステル複合長繊維を提供する。
【解決手段】テレフタル酸を主成分とするジカルボン酸成分と、1,6−ヘキサンジオール50モル%以上のジオール成分とからなり、結晶核剤を0.01〜5.0質量%含有し、融点が100〜150℃、かつDSCより求めた降温結晶化を示すDSC曲線が特定式を満足するポリエステルAと、融点又は流動開始温度が130℃以上、かつポリエステルAの融点より高いポリエステルBとで構成されたポリエステル複合長繊維。 (もっと読む)


【課題】結晶性に優れ、広範囲な用途に使用可能な低温域の融点を有するポリエステル製成形品を提供する。
【解決手段】テレフタル酸と脂肪族ジカルボン酸を主成分とするジカルボン酸成分と、1,6−ヘキサンジオールを主成分とするジオール成分とからなるポリエステルからなり、融点が100〜150℃、結晶核剤を0.01〜5.0質量%含有し、かつDSCより求めた降温結晶化を示すDSC曲線が下記式(1)を満足することを特徴とするポリエステル製成形品。b/a≧0.05(mW/mg・℃)・・・(1) (もっと読む)


【課題】低融点でありながら結晶性に優れたポリエステルからなり、通常の製造装置で操業性よく生産することができ、エアレイド法をはじめ、乾、湿式不織布用途に好適に用いることができ、そして、熱接着させる際には低い温度で加工することができ、かつ熱収縮率が小さく寸法安定性よく不織布を得ることができる不織布用短繊維及びこの不織布用短繊維を用いた短繊維不織布を提供する。
【解決手段】テレフタル酸を主成分とするジカルボン酸成分と、1,6−ヘキサンジオール50モル%以上のジオール成分とからなり、結晶核剤を0.01〜5.0質量%含有し、融点が100〜150℃、かつDSCより求めた降温結晶化を示すDSC曲線が特定式を満足するポリエステルAと、ポリエステルAの融点よりも30℃以上高い融点を有するポリ乳酸系重合体とで構成された複合繊維であって、特定の形態の捲縮が付与されている不織布用短繊維。 (もっと読む)


【課題】結晶性が良好で、広範囲な用途に使用可能な低温域の融点を有するポリエステル製成形品を提供する。
【解決手段】テレフタル酸を主成分とするジカルボン酸成分と、1,4−ブタンジオールと1,6−ヘキサンジオールを含んでなり、1,6−ヘキサンジオールの割合が50モル%以上であるジオール成分とを共重合してなるポリエステル製成形品であって、融点が100〜150℃、かつDSCより求めた降温結晶化を示すDSC曲線が特定式を満足することを特徴とするポリエステル製成形品。 (もっと読む)


【課題】ループや毛羽の発生がなくて紡糸操業性が良好であり、また延伸仮撚工程の通過性もよく、さらに、製編織して得られる布帛にドライ感やふくらみ感を付与できる異型異繊度混繊糸を、高速紡糸で製造できる溶融紡糸方法と溶融紡糸装置を提供する。
【解決手段】太繊度糸群と細繊度糸群とを含有し、混繊糸全体に対する太繊度糸群の単糸数の割合が5〜50%で、細繊度糸群の単糸数の割合が20〜70%であり、かつ、太繊度糸の一部ないし全部の断面形状が実質的に直線状の偏平幹部と突起部とを持つ非回転対称形状の異型異繊度混繊糸を溶融紡糸する際、同一の紡糸口金1から溶融紡糸した熱可塑性フィラメント群を環状冷却装置2で冷却した後、紡糸糸条を囲繞しかつ特定式を満足する整流カバー3中を流下させ、次いで特定式を満足するオイリング装置4で油剤を付与した後、引取速度2500〜4000m/分で引取る異型異繊度混繊糸の溶融紡糸方法。 (もっと読む)


【課題】重縮合工程で留出したオリゴマーによる配管の閉塞がなく、オリゴマーを効率的に系外へ除去することで、ポリエステルを生産性よく得ることができるポリエステルの製造法を提供する。
【解決手段】芳香族ジカルボン酸及び炭素数6〜12の脂肪族ジカルボン酸を主成分とするジカルボン酸成分と、炭素数2〜8のアルキレングリコールとからエステル化工程及び重縮合工程を経てポリエステルを製造するに際し、重縮合工程で発生した留出液に、原料として使用したアルキレングリコールと同一のアルキレングリコールをオリゴマー濃度が3質量%以下となるように投入してオリゴマーを溶解させた後、留出液を除去する。 (もっと読む)


【課題】構造物等に介在させて熱接着処理する際には低い温度で加工することができ、さらには、熱収縮率が小さく、寸法安定性や耐熱性に優れた構造物を得ることができるポリエステル複合長繊維不織布を提供する。
【解決手段】テレフタル酸を主成分とするジカルボン酸成分と、1,6−ヘキサンジオール50モル%以上のジオール成分とからなり、結晶核剤を0.01〜5.0質量%含有し、融点が100〜150℃のポリエステルAと、融点又は流動開始温度が105〜240℃のポリエステルBとで構成され、単糸の横断面形状においてポリエステルAが繊維表面の少なくとも一部を占めるように配された複合繊維の長繊維が堆積したウエブで構成されており、少なくとも一部に熱接着部を有する長繊維不織布であって、(TmA−30)℃の雰囲気下における面積収縮率が10%以下であることを特徴とするポリエステル複合長繊維不織布。 (もっと読む)


【課題】カード通過性、紡績性が良好であり、かつ、紡績行程における作業性等の問題点を解消し、ベール開俵時の形体が嵩高になる事による倒壊等の問題を回避し投入でき、不織布としたとき、問題の無いものを得ることができるポリエチレンテレフタレート系ポリエステルからなる捲縮ポリエステル繊維及びその製造方法を提供する。
【解決手段】ポリエステルからなる繊維であって、捲縮形態が機械捲縮であり、捲縮数CNと捲縮率CDの比(CD/CN)が0.4以上、捲縮弾性率が40〜80%、乾熱収縮率が10%以下であることを同時に満足することを特徴とする低捲縮ポリエステル繊維およびその製造方法。 (もっと読む)


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