説明

日本サーファクタント工業株式会社により出願された特許

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【課題】油溶性薬剤は、酸素、水分、熱などの影響を受けるため、皮膚外用剤中において経時により分解、変質、劣化等を生じることが知られている。そこで本発明は、これら油溶性薬剤を安定に配合した皮膚外用剤、水中油型エマルション組成物、及びこれを配合してなる使用感に優れた皮膚外用剤を提供することにある。
【解決手段】これらの実情に鑑み、本発明者は鋭意研究を重ねた結果、フッ素系界面活性剤を中和剤により中和して乳化剤として皮膚外用剤に使用すること、この乳化剤を用いて水中油型エマルション組成物を調製すること、および/又は該エマルション組成物を皮膚外用剤に含有させることにより、上記課題が解決されることを見出し、本発明を完成するに至った。 (もっと読む)


【課題】難溶性紫外線吸収剤を、結晶化することなく安定かつ簡便に化粧料へ配合できる水系の微細エマルション組成物を調製することを課題とした。
【解決手段】前記目的を達成するために、水相中に油分(難溶性紫外線吸収剤を含む液状紫外線吸収剤溶液)を微細エマルションとして分散させる際、界面活性剤1種または2種以上を用い、さらに特定比率のポリオール1種または2種以上を配合することにより、優れた安定性が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。すなわち、次の成分(A)〜(D)を必須成分とし、さらに(E)成分としてソルビタン脂肪酸エステルを含有することを特徴とする平均粒子径150nm以下の微細エマルション組成物並びにこれを配合することを特徴とする化粧料。
(A)紫外線吸収剤
(B)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油
(C)ポリオール
(D)水
(E)ソルビタン脂肪酸エステル (もっと読む)


【課題】脱水性並びに耐久性を向上させた分離膜を利用した高効率なエステル化反応プロセスを提供する。
【解決手段】反応溶液を収容した反応器において、触媒存在下で、カルボン酸とアルコールを反応させると同時に、反応によって生成した水を多孔質支持体上に支持された分離膜を有する分離器で除去することによりエステルを製造する方法において、
分離膜がCHA型ゼオライト膜またはNaA型ゼオライト膜等であり、分離膜が反応系から水を除去するための減圧操作を、反応溶液の加熱開始から10分以上後もしくは溶液温度が沸点に達した後に開始すること、からなるエステルの製造方法。
【効果】エステル化反応プロセスを小規模化できるとともに、分離膜の交換等のメンテナンス回数を大幅に低減できる。 (もっと読む)


【課題】皮膚や毛髪に効率的に作用することで優れた肌荒れ修復効果、毛髪のダメージ防止効果を有する新規な構造のポリオキシアルキレンステロール脂肪酸エステル及び/又はポリオキシアルキレンスタノール脂肪酸エステル、及びそれを含有する医薬品、化粧品などの外用剤組成物を提供すること。
【解決手段】ポリオキシアルキレンステロール脂肪酸エステル及び/又はポリオキシアルキレンスタノール脂肪酸エステルは、それらの効果が顕著に優れることを見出した。これらを利用することにより、皮膚や毛髪に効率的に作用することで優れた肌荒れ修復効果、毛髪修復効果、毛髪のダメージ防止効果、毛髪の感触改良効果を有する、医薬品や化粧品などの皮膚外用組成物を簡便に製造することができる。 (もっと読む)


【課題】
多くの溶媒に難溶であるため、化粧料又は皮膚外用剤に配合が困難であるアルキルグリセリルエーテルをローションや美容液のような低粘度製剤に、抗炎症効果や美白作用などの薬理効果を発揮できる程度の濃度で安定に含有した水中油型乳化化粧料を提供する。
【解決手段】
(a)アルキルグリセリルエーテル、(b)高級脂肪酸とその塩、(c)常温で液体の油性成分、(d)疎水化処理した水溶性セルロース誘導体および(e)陰イオン性界面活性剤を必須成分として含有し、さらには各成分を特定比率で混合することや、平均粒子径が200nm以下かつ、粘度2000mPa・s以下とすることで、より優れた安定性を有する低粘度製剤状の水中油型乳化化粧料。 (もっと読む)


【課題】撥水性、撥油性に優れ、肌への塗布時の感触が滑らかで付着性も良好な表面処理粉体及びこの表面処理紛体を安価かつ簡単な操作で製造すること、並びにこの表面処理粉体を配合した化粧料を提供することにある。
【解決手段】一般式(1)又は(2)のパーフルオロポリエーテル鎖を有するシラン化合物によって基材粉体の表面が処理されていることを特徴とする表面処理粉体、また、前記パーフルオロポリエーテル鎖を有するシラン化合物とそれ以外の既存の表面処理剤、好ましくはパーフルオロポリエーテルリン酸エステルによって基材粉体の表面が処理されていることを特徴とする表面処理粉体、更には上記表面処理粉体の製造方法、及びこの表面処理粉体を配合した化粧料。 (もっと読む)


【課題】撥水性、撥油性に優れ、肌への塗布時の感触が滑らかで付着性も良好な表面処理粉体及びこの表面処理紛体を安価かつ簡単な操作で製造すること、並びにこの表面処理粉体を配合した化粧料を提供することにある。
【解決手段】一般式(1)で示されるパーフルオロポリエーテルリン酸と、一般式(2)で示されるパーフルオロポリエーテル鎖を有するアニオン性高分子、または一般式(3)で示されるパーフルオロポリエーテル鎖を有するカチオン性高分子によって基材粉体の表面が処理されていることを特徴とする表面処理粉体、及びこの表面処理粉体を配合した化粧料。 (もっと読む)


【課題】難溶性紫外線吸収剤を皮膚外用剤中に安定に微細化し、安定なナノエマルションとして配合できる皮膚外用剤用組成物を調製することを課題とした。
【解決手段】 前記目的を達成するために、水相中に油分(難溶性紫外線吸収剤を含む液状紫外線吸収剤溶液)を微細エマルションとして分散させる際、該エマルションの構成に界面活性剤1種または2種以上を用い、さらに特定比率のポリオール1種または2種以上を配合することにより、優れた安定性、使用性が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。すなわち、次の成分(A)〜(D)を必須成分として含有することを特徴とする平均粒子径350nm以下の微細エマルション組成物。
(A)紫外線吸収剤
(B)ポリオキシエチレン型界面活性剤を含まない界面活性剤
(C)ポリオール類
(D)水 (もっと読む)


【課題】安全性が高く、皮膚に塗布した際に油性感を抑え、軽い感触で通気性があり、エモリエント性のある植物由来の油性成分並びに該油性成分を含有する化粧料、外用剤、塗料及びインキ組成物を提供することを課題とした。
【解決手段】植物由来原料である2−オクタノールを構成成分とするエステル誘導体が、石油由来の2−エチルヘキサノールのエステル誘導体と同程度に化学的に安定で極性があり、安全性が高く、且つ皮膚に塗布した際に油性感を抑え、軽い感触で通気性があり、エモリエント性のある独特の感触を持っていること、また、本発明の2−オクタノールのエステル誘導体は、化粧料、外用剤、塗料及びインキ組成物に利用できることを見出した。 (もっと読む)


【課題】皮膚に塗布した後に、水分や揮発性油性成分が揮散して皮膚外用剤が液晶に転移することで、液晶特有の優れた保湿効果、エモリエント効果、配合された生理活性成分の経皮浸透促進作用が発揮される皮膚外用剤の提供。
【解決手段】一般式(1)で表される両親媒性化合物と水を必須成分とする液晶は、温度安定性に優れた液晶を形成し、皮膚に適用した後に、ベタツキ感や油性感が低減され、水分や揮発性の油性成分が揮散することで液晶構造に転移し、スキンケア効果および含有する生理活性成分の経皮浸透促進作用を発揮する皮膚外用剤。


(式中、X及びYはそれぞれ水素原子を表すか又は一緒になって酸素原子を表し、nは0〜2の整数、mは1又は2の整数を表し、またRは、グリセロールや糖類のポリオール化合物の1つから1つの水酸基が除かれた親水性基を表す。) (もっと読む)


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