説明

日本サミコン株式会社により出願された特許

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【課題】既設の埋設柱を利用する等して簡単に支柱を組み立てることができ、優れた緩衝性を備えた防護柵とその施工方法を提供する。
【解決手段】山間地の山側斜面に設置されたコンクリート基礎12と、その上面に立設された複数の支柱と、その間に張設されたネット16とを備える。支柱は、コンクリート基礎12に下端部が埋設されたH形鋼等の埋設柱18を備える。埋設柱18の外側に、隙間を空けて筒状部材20が被せられ、下端部がコンクリート基礎12の上面に固定される。少なくとも埋設柱18の山側の側面であるフランジ18aと筒状部材20の山側の側面20cの平坦部とが、予め所定形状に形成された緩衝部材である弾性体シート24を介して対面している。緩衝部材は、板ばね、又は粒状体である砂でも良い。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で、緩衝効果が大きく、より大きな衝撃エネルギーの吸収が可能な防護柵を提供する。
【解決手段】コンクリート基礎12の上面に立設された複数の支柱14と、複数の支柱14間に亘って張設された金網16の上下端部が固定され、一対の支柱14の上端部同士及び下端部同士に所定の張力で架設された一対のワイヤロープ20,21を有する。互いに隣接する少なくとも3本の支柱14の一方の支柱14の下端部に連結され、中間に位置する支柱14の上端部に係合して、他方の支柱14の下端部に連結された第1のクロスワイヤ30を備える。第1のクロスワイヤ30と上下対称に架設された第2のクロスワイヤ30を備える。金網16とともに上下端部が連結され、支柱14間に所定間隔で配置された柱状の間隔材38を有する。ワイヤロープ20,21の両端部には、緩衝装置22,23を有する。クロスワイヤ30の両端部には、ループ状緩衝装置32を備える。 (もっと読む)


【課題】支柱下段における落石の通過を防止することができる防護柵を提供する。
【解決手段】地面1に左右に所定の間隔で複数の支柱2Aを設け、支柱2A間に横ロープ材3,7を多段に設けた防護柵において、地面1と下段の横ロープ材7,7間を塞ぐ遮蔽部材たる網状体51を備える。網状体51の一側を下段の横ロープ材7,7に連結すると共に、網状体51の他側を支柱2Aの設置場所の斜面側前方に固定する。これにより下段の横ロープ材7,7と網状体51とにより落石を捕捉すると共に、設置面と横ロープ材7との間を落石が通過することを防止できる。また遮蔽部材には線材を組んだ線材枠や網籠に玉石や栗石を詰めた蛇籠や、袋に砂,土,自然石,砕石などの土質材料あるいはモルタルコンクリートを詰めた袋体、支柱の設置場所の斜面側前方が薄く後方が厚い傾斜を有する傾斜部を設けた抜け出し防止構造を用いることができる。 (もっと読む)


【課題】支柱下段における落石の通過を防止することができる防護柵を提供する。
【解決手段】左右に所定の間隔で3本以上の支柱2A,2Aを設け、支柱2A,2A間に横ロープ材を多段に設けた防護柵において、下段の横ロープ材7,7を支柱2A,2Aに固定したから、下段の横ロープ材7,7が捲れ上がって落石が通過することを防止できる。また、中間の支柱2Aに固定用ロープ材22を設け、この固定用ロープ材22を下段の横ロープ材7,7の途中に添わせ、間隔をおいて配置した複数のクリップ23により、両ロープ材22,7を固定したから、固定用ロープ材22を介して横ロープ材7,7の途中を中間支柱2Aに固定することができる。また、下段の前記横ロープ材7,7の間隔は、上段側で上下に隣合う横ロープ材の間隔より狭く設定されている。 (もっと読む)


【課題】衝撃を受けた際の破損程度を考慮して設計された防護堤と、衝撃を受けた際の破損程度を考慮し、用途に応じた強度の防護堤を設計できる防護堤の設計方法と、衝撃を受けた際の破損程度を考慮し、用途に応じた強度の防護堤を施工できる防護堤の施工方法と、を提供する。
【解決手段】防護堤が一方の法面側から衝撃を受けたときに防護堤の他方の法面側に生じると想定される最大変位量δfmaxを算定し、最大変位量δfmaxが、防護堤が許容できる変位量として予め設定した許容変位量δa以下となる構造に設計する設計方法、該設計方法を用いた防護堤の施工方法、及び該施工方法によって施工された防護堤とする。 (もっと読む)


【課題】耐衝撃性に優れ、かつ施工が容易である防護堤及びその施工方法を提供する。
【解決手段】盛土構造体と、盛土構造体内において高さ方向に所定の間隔を有して埋設された複数の盛土補強材と、盛土構造体の受撃面側に備えられた受撃体と、を備え、受撃体は、上部が開口していて略水平方向に連続して形成されている複数のセルを有する枠体を上下に積層するとともに、セルに中詰材を充填して構成されている、防護堤、及び該防護堤の施工方法とする。 (もっと読む)


【課題】衝撃力が支柱に直接加わることを防止し、主に横ロープ材により衝撃エネルギーを吸収することができる防護柵を提供する。
【解決手段】所定の間隔で複数の支柱2,2・・・を設け、支柱2,2・・・間に支柱側横ロープ材3を設けた防護柵において、支柱側横ロープ材3の山側に山側横ロープ材5を設け、支柱側横ロープ材3と山側横ロープ材5の間で支柱2,2間に荷重伝達構造体7を設ける。支柱2に向かう落石の衝撃力を山側横ロープ材5が受け、さらに、山側横ロープ材5が受けた衝撃力が荷重伝達構造体7により支柱側横ロープ材3と支柱2に分散して吸収される。したがって、落石などの衝撃力が支柱2に直接加わることがない。 (もっと読む)


【課題】本発明は、簡単かつ安価に構築できる防護用堤体および該防護用堤体の構築方法を提供する。
【解決手段】盛土構造体と、盛土構造体内において高さ方向に所定の間隔を有して埋設された複数の盛土補強材と、盛土構造体の法面に沿って多段に設置された複数の硬質受撃版と、硬質受撃版に盛土補強材を接続させる接続具と、を備える、防護用堤体、および該防護用堤体の構築方法とする。 (もっと読む)


【課題】落石の衝撃力を受けた横ロープ材を複数の支柱により効率よく支持する。
【解決手段】所定の間隔で複数の支柱2,2…を設け、前記支柱2,2…間に横ロープ材3,3Aを多段に設ける。横ロープ材3,3Aには、支柱2の前部とこの支柱2に隣接する支柱2の後部とを通る斜め配置部103,103Aを設け、隣接する支柱2,2…間において、多段に設けた横ロープ材3,3Aの少なくとも一組の斜め配置部103,103Aが前後方向において交差状に配置されている。隣接する支柱2,2…間で一組の斜め配置部103,103Aに落石Rが当たり、横ロープ材3,3Aが後方に撓むと、2本の横ロープ材3,3Aは4本の支柱2,2,2,2により支持されることになり、横ロープ材3,3Aを複数の支柱により効率よく支持することができる。 (もっと読む)


【課題】新設及び既設の防護柵において、緩衝構造の信頼性に優れ、現場での施工性を向上することができる緩衝構造ユニットを提供する。
【解決手段】所定の間隔で複数の支柱2,2を設け、支柱2,2間に横ロープ材3を多段に設けた防護柵に用いる緩衝構造ユニット11である。この緩衝構造ユニット11は、支柱2,2間に設ける緩衝具取付材12と、この緩衝具取付材12に多段に設けられ緩衝具13と、この緩衝具13に把持され横ロープ材3に連結する緩衝ロープ材14とを備える。緩衝具取付材12と緩衝具13と緩衝ロープ材14とを組み立ててユニット化することにより、信頼性の高い製品が得られ、また、新設と既設を問わず、現場での施工性を向上することができる。 (もっと読む)


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