説明

日本トムソン株式会社により出願された特許

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【課題】このクロスローラ有限直動案内ユニットは,軌道台間のローラを保持する保持板の長手方向の撓みや曲がりを小さくし,保持板の窓孔にローラ保持手段を設けてローラ間の配設ピッチを小さくし,所定長さでのローラの個数を増大させる。
【解決手段】保持板4は,ピニオン7を嵌挿するホルダ部6を一体構造に合成樹脂製で成形する。保持板4には,ローラ9が軸心を長手方向に直交し,主面17に45°傾斜して挿入される窓孔18が形成されている。ローラ9の端面25に対向する窓孔18の窓壁面27の部分には,ローラ9の端面25の部分を覆う抱持部31に形成されている。保持板4の両側の側端部には,長手方向に沿って延び且つ主面17から突出して成る撓みを小さくするための鍔部23が形成されている。 (もっと読む)


【課題】このころ保持用のゲル状潤滑剤を充填した総ころ軸受は,ゲル状潤滑剤によってローラを外輪の内周側に的確に且つ確実に保持する。
【解決手段】この総ころ軸受は,外輪1,外輪1内で相対回転する内輪等の軸体6,及び外輪1と軸体6の間に転動自在に配設された複数の転動体でなるローラ2を備えており,ローラ2間及びローラ2と外輪1との間の隙間7には,ローラ2を外輪1の内周側に保持するため,潤滑油とゲル化剤の混合物からなる半固体化したゲル状潤滑剤3が充填されている。ゲル状潤滑剤3は,鉱油又は合成油からなる潤滑油と,パウダー状のアミノ酸系油ゲル化剤との混合物から生成されている。 (もっと読む)


【課題】この直動案内ユニットは,極小形であっても,給油のメンテナンスフリーを可能し,スライダを容易に,高精度に,迅速に組み立てを達成できる。
【解決手段】エンドキャップ4の外端面45には,方向転換路30を転走する転動体5に潤滑剤を供給するため潤滑剤を含浸した多孔質成形体の潤滑剤供給部材25を嵌合する第1凹部23と,押え板15を嵌入する第2凹部24とが形成されている。押え板1をエンドキャップ4に収容するため,エンドキャップ4の外周は鍔部29に形成されている。エンドキャップ本体8の第1凹部23に潤滑剤供給部材25を押え板15で押圧して係着するため,エンドキャップ本体8に押え板15を凹凸係合構造20により係合させる。 (もっと読む)


【課題】この直動転がり案内ユニットは,転動体への潤滑剤の給油を方向転換路において行うため,転動体と接触する突出部を貯油板の成形密度より大きく構成し,潤滑寿命を延長し,確実に安定して長期に給油してメンテナンスフリーを達成する。
【解決手段】エンドキャップ4の方向転換路30に連通する連通孔37を形成し,エンドキャップ4に形成された凹部31に潤滑剤含浸の多孔質成形体から成る貯油板25を配設し,貯油板25と一体構造の突出部26の露出端面46を方向転換路30の連通孔37から露出させ,突出部26から転動体のローラ5に潤滑剤を給油する。例えば,貯油板25の多孔質成形体の成形密度を0.40〜0.60g/cm3に形成し,突出部26の多孔質成形体の成形密度を0.60〜0.70g/cm3に形成する。 (もっと読む)


【課題】 転動体の循環孔に設けた潤滑剤含浸部材に含浸した潤滑剤が、ケーシングとエンドキャップとの隙間からケーシング外へ漏れ出てしまうことがないようにすること。
【解決手段】 ケーシング1の両端面1eにエンドキャップ2を設け、ケーシング1には、軌道レールLに設けた軌道溝4に接触してケーシング1の移動をスムーズにするボール5を循環させる循環孔1bを形成し、循環孔1bに潤滑剤を含浸させた潤滑剤含浸部材6を組み込み、エンドキャップ2には、循環孔1bに連続する方向転換路2bを形成し、循環孔1bを通るボール5が潤滑剤含浸部材6に接触することによって潤滑剤が供給され、循環孔1bを経由したボール5が方向転換路2bを経由して循環する構成にし、ケーシング1とエンドキャップ2との間にシール部材7を介在させて、循環孔1bに挿入した接続管部2aの外周と循環孔1bとの間からケーシング1外へ潤滑剤が漏れ出す隙間を遮断する。 (もっと読む)


【課題】本願発明は,可能な限り小形化し,高精度化し,軽量化して装置そのものへの高機能化に貢献する回転機構付きボールスプラインを提供する。
【解決手段】この回転機構付きボールスプラインは,スプライン軸1,スプライン軸1にボール45を介して摺動自在なスライダ2,及びスライダ2の両端部にホルダ7,8を介して機台36に対して回転用のベアリング9,10が配設されている。ホルダ7,8には,端部に一対の突起部20が突出して設けられている。突起部20は,スライダ2を構成するエンドキャップ本体5に形成された凹溝22,スペーサ6に形成された凹溝23及びスライダ本体3に形成された凹溝21に順次挿通して,突起部20に設けたねじ孔28にホルダ固定ねじ17を螺入してスライダ2の両端にホルダ7,8をそれぞれ固定する。 (もっと読む)


【課題】この直動転がり案内ユニットは,ケーシングの袖部をアンダーカットして凹溝を形成し,凹溝にリターン路を形成するスリーブを配設し,加工コストを低減する。
【解決手段】 スライダ2は,上部5と袖部6から成るケーシング3,ケーシング3の両端面21にそれぞれ固着されたエンドキャップ4,ケーシング3の袖部6の外側面8に摺動方向に密接して配設されたリターン路19を形成するスリーブ10を備えている。ケーシング3の袖部6の外側には摺動方向にアンダーカット50された凹溝7が形成され,スリーブ10が凹溝7に配設されている。スリーブ10の両端部23はエンドキャップ4に形成された方向転換路と連通する接続管部25に位置決め嵌合する。 (もっと読む)


【課題】本願発明は,保持板自体にローラ保持機能を持たせ,製造時や組立時の部品の取り扱いを容易にし,ローラ間の配設ピッチを極力小さくしてローラ本数を増やして高負荷容量に構成した。
【解決手段】保持板4には,長手方向に沿って複数のローラ保持窓孔20が形成され,ローラ保持窓孔20が保持板4の幅方向に長軸を持つ形状に形成され,ローラ保持窓孔20の長軸端部29には,ローラ10の両端面19をそれぞれ保持するため,互いに対向した弾性変形可能な楔状のエッジ21から成る端面支持部25がそれぞれ突出形成されている。エッジ21は,ローラ端面19に接してローラ10を支持する楔状の支持傾斜面22に形成され,支持傾斜面22が互いに対称的に対向して形成されている。 (もっと読む)


【課題】この立型XZスライド装置は,ベッドにXテーブルとZテーブルとを独立的に移動させ,構造を簡潔にして可動テーブルのタクトタイムを短縮させる。
【解決手段】ベッド1は,Xテーブル2を取り付けた水平方向に延びる第1平面部分38,Zテーブル3を取り付けた鉛直方向に延びる第2平面部分39,及び両平面部分が交差する第3平面部分40から構成する。可動テーブル32は,第3平面部分40に対応して位置し,Xテーブル2とZテーブル3とに直動案内ユニット4,5を介してXテーブル2とZテーブル3とに重なって配設されている。可動テーブル32は,Xリニアモータ42でX方向に移動され,Zリニアモータ41でZ方向に移動してベッド1に対してX方向とZ方向との所定位置に位置決め可能に構成されている。 (もっと読む)


【課題】 従来のニップル3を不要にして、スライダSのストロークが規制されないようにする。
【解決手段】 上記エンドキャップCと対向する上記シール本体Hの側面には筒状突部9を設けている。この筒状突部は、シール本体の一方の側面をエンドキャップの側面に対面させた状態においてエンドキャップに形成した潤滑剤供給孔8に挿入される位置関係を保っている。かつ、この筒状突部9は、潤滑剤を供給するための潤滑剤供給ノズル10を挿入する挿入部9aと、上記潤滑剤供給孔に挿入した状態でこの潤滑剤供給孔を介して転動体誘導路7に連通する供給口9bとを備えている。そして、上記挿入部9aには、この挿入部に潤滑剤供給ノズルが挿入される過程で潤滑剤供給ノズルの外周に密着するシール部が形成される構成にしている。 (もっと読む)


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