説明

日本トムソン株式会社により出願された特許

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【課題】 本発明は,焼結樹脂から形成され一側に芯金を取り付けた潤滑プレートをケースに収容することにより,潤滑プレートの変形を抑制し且つ軌道レールの軌道溝に精度よく摺接した直動案内ユニットを提供する。
【解決手段】 軌道レール102に対して摺動するスライダ101のエンドキャップ106には,一側に高剛性を有する芯金を取り付けた潤滑プレートをケースに収容して構成した給油装置150が取付けボルトによって取り付けられている。焼結樹脂から成形される潤滑プレート部分から成る潤滑プレートの変形は,芯金とケースとによって防止され,軌道レール102の軌道溝104に対する摺接が高い精度で維持される。 (もっと読む)


【課題】本直動転がり案内ユニットは,スライダに形成されるリターン通路孔を高分子焼結多孔質体の焼結樹脂部材によって形成することにより,潤滑油を長期にわたって転動体に供給し耐久性を向上させる。
【解決手段】軌道レール1に対してボール20等の複数の転動体を介して摺動自在なスライダ2には,ボール20を無限循環させるために,嵌挿孔26に高分子焼結多孔質体の焼結樹脂部材30が嵌挿され,焼結樹脂部材30の内部にボール20が通るリターン通路孔22が形成される。潤滑油やグリースが焼結樹脂部材30の多孔質構造の内部に吸収され,通過するボール20に潤滑油やグリースを長期にわたって供給し続け,ボール20を介して軌道路21を潤滑し,耐久性を向上し,スライダの摺動抵抗を軽減する。 (もっと読む)


【課題】 スムーズな転動と確実な潤滑を確保しながらも、精密な寸法管理を不要とすることで製作コストを低減することができる直動転がり案内ユニット用のスライダを提供する。
【解決手段】 エンドキャップ2に形成した方向転換路9は、ケーシング1に形成した転動路に連続する一対の円弧路9cと、これら一対の円弧路9cを接続するとともに上記転動路に略直交する直線路9dとからなる。一方、エンドキャップ2に組み込んだ潤滑部材Aは、潤滑面18aを直線路9dに露出させるとともに、この潤滑面18aが上記一対の円弧路9cの外周面に交差する関係を維持している。そして、潤滑面18aと円弧路9cの外周面との交差点よりも外方の余剰長さ部分における潤滑面18aと、円弧路9cの外周面との間に凹部19が形成される構成にした。 (もっと読む)


【課題】 スムーズな転動と確実な潤滑を確保しながらも、精密な寸法管理を不要とすることで製作コストを低減することができる直動転がり案内ユニット用のスライダを提供する。
【解決手段】 エンドキャップ2の方向転換路10外周面に潤滑面20を露出させた潤滑部材Aを備える。そして、転動体11が方向転換路10を転動する過程で、上記潤滑面20に転動体11が接触して転動体11を潤滑する。上記潤滑面20は、方向転換路10の円弧面10bに露出させるとともに、当該潤滑面20と方向転換路10の外周面とが2ヶ所で交差する関係を維持している。しかも、上記潤滑面20は、上記2ヶ所間の長さよりも長くする一方、この余剰長さ部分における潤滑面20と方向転換路10の外周面との間に凹部21が形成される構成にした。 (もっと読む)


【課題】 この直動案内ユニットは,スライダの端面に付属装置を取り付けるための取付板を成形品で簡単に安価に製作し,取付板をスライダの端面に簡単に高精度に装着し,付属装置の機能を発揮できるように構成した。
【解決手段】この直動案内ユニットにおいて,取付板7は,一方の端面である内側端面24がスライダ2の端面50に取り付けられる第1取付け平面52に且つ他方の端面である外側端面28が付属装置10を取り付けるための第2取付け平面53に板状に形成され,成形型により成形品に製作されている。取付板5は,合成樹脂製の本体部25と,その中心部に埋設された芯金26からなり,合成樹脂射出成形で成形品に構成されている。 (もっと読む)


【課題】この直動案内ユニットは,エンドキャップの方向転換路の端部から階段状に突出した凸部とケーシングのリターン路を形成するパイプ体の端面とを相補的に嵌合させ,ローラ端面をガイドする壁面の連結部を両側で異ならせ,ローラが方向転換路とリターン路との連結部でスムーズに転走させる。
【解決手段】リターン路10をケーシング3に形成された嵌挿孔9に挿通された長手状のパイプ体30の矩形状の通し孔22で形成し,パイプ体30の両端面を方向転換路20から連通してエンドキャップ4の端面35から突出して嵌挿孔9に嵌挿された突出部50の端面に連結し,突出部50の端面とパイプ体30の端面との連結部36〜40におけるローラ5のローラ端面5Eをそれぞれ案内する壁面77を互いに相補的に合致する凹凸嵌合で形成する。 (もっと読む)


【課題】転動体としてローラが組み込まれ,ケーシングを長く形成することに伴ってクラウニング部のクラウニング長さを長く形成され,高剛性で高精度で高寿命の性能を発揮できる。
【解決手段】ケーシング3の全長が軌道レールの幅の実質的に4倍に相当する長さに形成され,ケーシング3に形成された軌道面22の両端部29に形成されたクラウニング部10のクラウニング長さLcがローラの直径の実質的に4倍の長さに形成され,クラウニング深さHcがスライダ2に基本静定格荷重の半分の荷重の負荷によって生じるローラと軌道面との弾性変形量に対応した深さに形成されている。 (もっと読む)


【課題】この直動案内ユニットは,多量の異物が発生する作業環境で使用されても,スライダの内側から循環路へ異物が侵入するのを防止し,スライダを軌道レール上でスムーズに摺動させる。
【解決手段】この直動案内ユニットは,スライダ2の下面33に形成した凹溝6に内面シール7を配設する。内面シール7は,芯金21と,それに固着された固着部23に一体の基部22から構成されたシール部材20とから構成されている。固着部23は,ケーシング3の凹溝6の底面58に接触した対接面24を備え,基部22は,軌道レール1の上面57に摺接する第1リップ25,凹溝6の側面50に当接する第2リップ26,及びエンドキャップ4の下面34に当接する第3リップ27を備えている。 (もっと読む)


【課題】 あらゆる直動転がり案内ユニットに用いることができ、しかも長期に亘って適度に軌道面を潤滑することができる潤滑部材を提供する。
【解決手段】 本体4に潤滑剤を含浸するとともに、この含浸した潤滑剤をレールの軌道面に接触供給する直動転がり案内ユニット用の潤滑部材において、上記本体4には凹みまたは孔からなる一または複数の組み込み部8を形成するとともに、この組み込み部8には、上記本体4よりも単位体積あたりの潤滑剤保持量が多く、かつ、潤滑剤の吸引力が上記本体と等しいか、あるいは、上記本体よりも弱い関係にある含浸保持部材9を組み込んだ。 (もっと読む)


【課題】 スライダから下面シールが脱落しない直動転がり案内ユニットを提供する。
【解決手段】 ケーシング1の両端に一対のエンドキャップ2を固定したスライダSと、一対のエンドキャップ2間に掛け渡す下面シール6とからなり、エンドキャップ2には嵌合凸部12を設ける一方、下面シール6には挿入孔10を形成し、挿入孔10に嵌合凸部12を嵌合させて下面シール6をスライダSに固定する直動転がり案内ユニットにおいて、下面シール6の長手方向両端面には脱落防止突起9を設ける一方、スライダSには、下面シール6をスライダSに固定した状態で、脱落防止突起9が入り込む孔または凹みからなる保持部14を設け、この保持部14を構成する孔または凹みと、脱落防止突起9の外周との間に隙間を維持する構成にした。 (もっと読む)


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