説明

日本トムソン株式会社により出願された特許

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【課題】この直動案内ユニットは,エンドキャップに給油路を形成するチューブを配設し,ユニットの配設姿勢にかかわらず,ローラの循環路へ潤滑油を漏洩させることなく少量でも確実に給油できる。
【解決手段】この直動案内ユニットは,スライダを構成するエンドキャップ4には,ローラが転走する軌道路に潤滑油を給油するため,給油口29から方向転換路に延びる可撓自在なフッ素樹脂製のチューブ20が配設されている。チューブ20は,潤滑油の給油路を構成する。チューブ20の先端部50は,エンドキャップ4を構成するスペーサ8に配設された方向転換路に開口する分岐部材39に接続している。 (もっと読む)


【課題】この直動案内ユニットは,軌道路でローラを保持する保持板とエンドキャップとの連結部をスムーズな循環路に形成してローラを適正な姿勢でスムーズに転走させる。
【解決手段】スライダ2は,ケーシング3,エンドキャップ4,循環路を転走するローラ5,ケーシング3の軌道路に沿って延びてローラ5を軌道路に保持する保持板13,及び保持板13をケーシング3に固定する固定バンド7を有する。保持板13は,方向転換路30から連通して延びるエンドキャップ4の案内部29に連結し,保持板13の端面は案内部29の端面を覆う状態に互いに補完的に合致して連結している。保持板13と案内部29との端面は,互いに補完的な形状の斜面36に形成されている。 (もっと読む)


【課題】この直動案内ユニットは,転動体への潤滑剤の給油を方向転換路で行い,給油手段の構成を単純化し,確実に安定的に給油してメンテナンスフリーを達成する。
【解決手段】エンドキャップ4の端面47に凹部31を形成し,凹部31に方向転換路30に連通する開口部37を形成する。多孔質成形体25は,凹部31の深部40に嵌入される貯留部20,連係部19,及び導出部26を備えている。凹部31に潤滑剤含浸の多孔質成形体25を配設し,導出部26の端面の接触面39を方向転換路30の開口部37に露出させる。方向転換路30を転走するローラ5は,接触面39に接触し,導出部26を通じてローラ5に潤滑剤が給油され,軌道路38を転動するローラ5が給油される。 (もっと読む)


【課題】スライダをトラックレールに組み付ける場合にも下面シールがスライダから脱落しない直動転がり案内ユニットを提供する。
【解決手段】掛止部材Fは、スライダSの摺動方向に平行な一対の面9a,9bを備えるとともに、一方の面9aをトラックレールR側に対向させ、他方の面9bをトラックレールRとは反対側に位置させた突条部9を有し、この突条部9には、トラックレールR側に突出させた内側鉤部10と、トラックレールRとは反対側に突出させた外側鉤部11とを上記スライダSの摺動方向に位相をずらして設ける構成とし、下面シール6に設けた嵌合孔に内側鉤部10を掛け止めた状態から上記掛止部材Fを嵌合孔に圧入したとき、突条部9が弾性変形しながら嵌合孔を貫通する一方、上記外側鉤部11が嵌合孔を貫通したとき、突条部9がもとの形状に復帰して、上記内側鉤部10と外側鉤部11とが下面シール6を保持する構成にした。 (もっと読む)


【課題】 トラックレールに追加工を施す必要をなくして、トラックレールの精度を向上させるとともに、製造コストを低減した小型直動案内ユニットを提供する。
【解決手段】
軌道溝4,5を有するトラックレールRを固定部材Aによって被取付面に固定するとともに、このトラックレールRにスライダSを跨がせて摺動させる小型直動案内ユニットにおいて、上記固定部材Aは、被取付面に対向する取付対向面6にトラックレールRを跨ぐ凹溝7を備えるとともに、トラックレールRに凹溝7を跨がせたとき、上記凹溝7の一部がトラックレールRに接触し、しかも、上記固定部材Aには、凹溝内7のトラックレールRから外れた位置に取付孔11を設け、ボルト等の止め部材10を上記取付孔11を介して被取付面に固定する。 (もっと読む)


【課題】 カムフォロアに対して、ニップルを簡単にはめ付けることができるようにする。
【解決手段】 ニップル本体13の一端に形成したフランジ14と、このフランジに連続させた大径部15と、さらにこの大径部に連続させるとともに、大径部よりもわずかに小径にした圧入誘導部16と、フランジ14とは反対側であるニップル本体13の先端に形成した小径部18と、この小径部と上記圧入誘導部との間に円錐状に形成した傾斜面19と、上記大径部の周囲に形成した複数の環状溝20とからなる。 (もっと読む)


【課題】このスライド装置は,ベッドが立軸に設定された場合に,テーブルを上下方向に往復移動させるにあたって,ばねによって重量バランスがとられている。
【解決手段】このスライド装置は,ベッド1,ベッド1に往復移動自在なテーブル2,テーブル2にテーブル2の移動方向に極性を交互に異にして並設されたマグネット21から成る界磁マグネット20,界磁マグネット20に対向してベッド1に配設されたコアレスの偏平な電機子コイル16から成る電機子組立体15,及びベッド1とテーブル2との間に掛け渡されたコイル状のばね5から構成されている。ばね5は,ベッド1に対するテーブル2の有効ストロクS間にわたってテーブル2にばね力を常に付勢している。 (もっと読む)


【課題】 トラックレールを機械装置に固定したままでもスライダの着脱が可能な直動案内ユニットを提供する。
【解決手段】 転動溝2とリターン路3とによって無限循環路を設けるとともに、この無限循環路に複数の転動体4を保持するスライダS1と、上記転動溝2に対向する軌道溝11を有するトラックレールR2とからなり、上記転動溝2と軌道溝11との間に転動体4を転動させて上記スライダS1がトラックレールR2を摺動する直動案内ユニットにおいて、上記トラックレールR2には、スライダS1の軸方向長さL1以上にわたって軌道溝11を遮断する切り欠き部13を形成し、この切り欠き部13から上記スライダS1をトラックレールR2の軸方向と直交もしくはほぼ直交する方向に着脱可能とした。 (もっと読む)


【課題】このスライド装置は,可動マグネット型リニアモータを内蔵し,テーブルの往復移動のストローク長さを長くし,テーブルの推力,高速性,高応答性を向上させ,小形でコンパクトに製作効率が良好になっている。
【解決手段】このスライド装置は,ベッド2をコイルヨークに,テーブル1をマグネットヨークに構成する。電機子組立体5は,基板11上の電機子コイル7,電源線17を電機子コイル7に結線した配線を有する。電機子組立体5は,電機子コイル7の面を表面保護シート20で覆われている。基板11には,接着剤によるモールド部9で電機子コイル7を,電源線17と配線との結線部を接着剤によるモールド部14で固着されている。 (もっと読む)


【課題】 製造コストを低減するとともに、寸法管理および組み付け作業を容易にすることができる軸受潤滑装置を提供する。
【解決手段】 支持軸1に相対回転自在にした外輪3の外側に設けるケーシングC1と、このケーシングC1内に設けた潤滑部材A1とからなり、ケーシングC1を上記外輪3の外側に嵌めたとき、潤滑部材A1が外輪3に接触して潤滑部材A1に含ませた潤滑剤を外輪3の外周に塗布する軸受潤滑装置において、上記ケーシングC1を外輪3の外側に嵌めたとき、外輪3とこの外輪3によって支持される支持対象Mとの接点xを通る接線L1と平行で、かつ外輪3の中心を通る線L2上、もしくはこの線L2を挟んで上記接点xとは反対側において潤滑部材A1が外輪3に接触させる。 (もっと読む)


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