説明

日本バルカー工業株式会社により出願された特許

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【課題】本発明は、PTFEフィルム層が薄く、帯電保持率の高いエレクトレットの製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】金属板11にPTFEフィルム12を接着させる接着工程と、この接着工程で作成されたフィルム接着体18を所定の温度に加熱しながら、PTFEフィルム12に所定時間放電を行う加熱放電工程とからなることを特徴とする。
【効果】加熱されたPTFEフィルム12に放電を行う。このような状態で放電することにより、電荷37が結晶35と非晶36の間の界面に入り込むものと考えられる。結晶35と非晶36の間の界面に入り込んだ電荷37は消失されにくいものと考えられ、これにより、薄いPTFEフィルム12を用いた場合であっても、高い帯電保持率を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 フッ素系ゴムと添加剤を混練してフッ素系ゴム組成物を製造するに当たり、作業者の熟練を要せず、混練によるゴム質や添加剤の劣化を招くことなく、さらに、フッ素系ゴムと添加剤の混練を高効率かつ均質に行うことのできる、フッ素系ゴム組成物の製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明にかかるフッ素系ゴム組成物の製造方法は、密閉装置内において、フッ素系ゴムを温度110〜150℃、圧力7〜20MPaの超臨界流体で膨潤させる工程(a)と、前記膨潤させたフッ素系ゴムと添加剤を温度80〜100℃、圧力7〜15MPaの超臨界流体雰囲気下で混練する工程(b)と、を必須に含む、ことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】導電性粒子を用いて、高周波数からノイズ抑制能を発揮させることのできるノイズ抑制体、ノイズ抑制シート、塗装物品およびこれらの製造方法を提供する。
【解決手段】ノイズ抑制体10は、導電性粒子11が、厚み方向に隣り合う導電性粒子11との間に電圧印加可能な状態で電気的絶縁層12を介して分散している。このノイズ抑制シートは、ノイズ抑制シートまたは塗装物品の塗膜とすることができる。また、ノイズ抑制シートおよび塗装物品の製造方法は、導電性粒子11、バインダーおよび溶剤からなるコーティング組成物を離型性シート上または被塗装物上に塗布し乾燥したのち、得られた乾燥塗膜の上に前記と同一のコーティング組成物を塗布し乾燥する操作を1回以上行うことにより、離型性シート上に複層塗膜を形成る。 (もっと読む)


【課題】真空シール性能、耐プラズマ性、ならびに耐腐食ガス性などの性能を併せ持つ複合シール部材が、第1締結部材と第2締結部材との間に装着され高温・高圧下で長時間使用されたとしても、第1締結部材と第2締結部材との間を容易に引き離すことができる複合シール部材を提供する。
【解決手段】片あり溝2のシール溝底面2a側に配置される第1のシール部材6と、片あり溝2の開口端面側に配置される第2のシール部材8とが、凹凸嵌合部10で着脱自在に一体化されるとともに、凹凸嵌合部10が、シール溝底面2aと略平行な面に構成されていることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】シール材本体の張り付きを防止し、使用していない時間が長く続いた後であっても、ピストンを容易に摺動させることができるピストンシール材を提供する。
【解決手段】弾性部材から形成された環状のピストンシール材20であって、外周面20bが外側に膨出して形成された環状のシール材本体20aと、シール材本体20aの上下両端面から内方に延出されてシール材本体20aとの間で略くの字を形成する上リップ22と下リップ24と、シール材本体20aの上下両端面に、径方向の切欠通路30が形成された帯状の小突起体26,28と、を具備することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高温環境において使用された場合でもラジカルによりシール部材が劣化することを防止できるゲートバルブ装置を提供する。
【解決手段】弁座63に対して所定の距離が離間した状態で着座して開口部を閉塞する弁体と、弁体が弁座に着座したときに弁体と弁座との間をシールするシール部材と、を有するゲートバルブ装置であって、シール部材は、常温環境下で弁座を押圧することにより弁座から作用する反作用力を受けて弾性変形する第1シール部58と、高温環境下で熱膨張することにより弁座を押圧すると同時に弁座から作用する反作用力を受けて弾性変形する第2シール部60と、を有し、第1シール部58の体積は第2シール部60の体積よりも小さく設定され、第1シール部58の弁座側の先端部は第2シール部60の弁座側の先端部よりも弁座側に位置している。 (もっと読む)


【課題】効率的な軟質シートの製造方法、特に圧延工程が短縮化された軟質シートの製造方法を提供すること。
【解決手段】前記軟質シートの原料である混合物と、この溶融物が通過する断面穴を有するダイとを用意し、当該混合物を当該ダイの断面穴へ通過させることにより長尺物を成形する押出工程と、前記押出工程により成形された長尺物を切断して所定の切断物を得る切断工程と、前記切断工程により得られた所定の切断物を圧延して均一な性状のシートを成形する圧延工程とを有し、前記混合物の材料がフッ素樹脂に無機質充填材を配合した組成物であり、前記押出工程により成形された長尺物の断面形状が環状であることを特徴とする軟質シートの製造方法。 (もっと読む)


【課題】いわゆるコールドポット成形方法を用いたOリングの成形方法において、製品としてのOリングの強度にばらつきが生じることがなく、一定の品質のOリングを提供することができるとともに、Oリングを金型から取り出す際に、上金型側に付着したままにならず、Oリングを取り出すことが可能であり、その結果、Oリングの取り出し、切断工程の自動化を図ることができ、連続操業が可能で、コストも低減することが可能なOリングの成形方法およびそのためのOリングの成形装置を提供する。
【解決手段】成形材料の流動状態を阻害しない温度範囲に、成形材料を加熱軟化させて金型内に射出することにより、Oリングを成形する方法であって、金型のOリング形状の製品用キャビティーに連通する射出ゲートのゲート厚さDが、0.08mm以下である金型を用いて、Oリングを成形する。 (もっと読む)


【課題】低締付け力で高シール性を得ることができ、しかも、一定の締め付け荷重を加えた場合の変形量が大きいことにより、手作業でボルト締めを行った場合であってもボルト締め付けの管理を行うことが可能であるとともに、相手側のフランジ面に傷を付ける虞もないメタルガスケットを提供する。
【解決手段】周方向の開口により断面略C字状に形成された外環12と、この外環12の内側に嵌合状態で配置される内環14と、から構成されるメタルガスケット10であって、内環14が例えば、断面四角形の多角形体から構成されているともに、この内環14における互いに対向する一対の角部が、外環12における開口を挟んで両側の内周面にそれぞれ配置されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 危険性を伴わず、物理的改質と化学的改質を併用することで充分な接着性を付与することができ、かつ、前記物理的改質と化学的改質を一工程で行うことで、処理の簡素化が実現された、フッ素樹脂系成形物の表面改質方法を提供することである。
【解決手段】 本発明にかかるフッ素樹脂系成形物の表面改質方法は、フッ素樹脂系成形物表面に対しプラズマ照射を行うに際して、成形物表面に負電圧を印加することにより、成形物表面にプラズマ中のイオンを注入して粗面化する物理的改質と、成形物表面におけるフッ素原子をフッ素原子以外の原子に置換する化学的改質を行うことを特徴とする。 (もっと読む)


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