説明

ジオスター株式会社により出願された特許

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【課題】橋梁ジョイント部の片持ち梁式フィンガージョイントタイプの伸縮装置において、比較的簡易で低コストの伸縮装置により地震動レベル2の大きな伸縮量にも容易に対応でき、しかも耐久性、施工性、メンテナンス性、低騒音性・低振動性、完全止水性などの継手性能が優れ、さらに大地震時に遊間が大きく開いても平時と同様に供用できるようにする。
【解決手段】一対の櫛形フェースプレート20、20からなる表層部材11と、切欠き底面に遊間2を挟んで設置された一対の下層部材12、12との間に伸縮空間16を形成し、ここに上下に滑り面を有する広幅で橋軸直角方向に連続する梁状の高強度繊維補強コンクリート等からなる中間部材13を挟み込んだサンドイッチ構造とし、中間部材13の両側の伸縮隙間17には弾性シール部材15で塞ぎ、主桁の伸縮に対して常に中間部材13が表層部材11のフィンガー部を支持するように構成する。
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【課題】 被接続部材を接続した際の接続強度の向上を図ることができる継手金具を得る。
【解決手段】 正面を向いた接合面3に開口する嵌合孔4を設けた継手部5の側部にアンカー部6を連設した雌継手1と、正面を向いた接合面8に前記雌継手1の継手部5に設けた嵌合孔4に嵌合可能な嵌合突起9を突設した継手部10の側部にアンカー部11を連設した雄継手2とからなり、被接続部材の接続を行う継手金具であって、雌継手1及び雄継手2の継手部5,10の接合面3,8とアンカー部6,11の軸心が平行に、且つ継手部5,10に対しアンカー部6,11が接合面3,8寄りにクランク状に屈曲して継手部5,10の接合面3,8とアンカー部6,11の軸心が一致するように形成し、雌継手1の接合面3に設けた嵌合孔4に雄継手2の嵌合突起9を嵌合させ両者の接合面3,8を接合させたとき、雌継手1のアンカー部6の軸心と雄継手2のアンカー部11の軸心とが一致するようにした。 (もっと読む)


【課題】少ない部材点数で、簡単に、しかも正確に組立てることができ、接合精度や強度も高く、信頼性も高い、安価な継手金具で、セグメントのピース間とリング間の接合を同時に行わずにすみ、組立作業に高い精度が要求されず組立が容易になり工期の短縮も図れるセグメントの接合方法を得る。
【解決手段】互いに接合させる一方側の部材に設けられ、他方側の部材方向へ延在する接合棒3を有する雄型継手金具1と、他方側の部材に設けられ、前記雄型継手金具1の接合棒3が挿入され、この接合棒3を係止する雌型継手金具2とからなり、前記雄型継手金具1の接合棒3は、前記一方側の部材に固定されて細長孔を有するスライド孔付前板5に、スライド可能に装着される。 (もっと読む)


【課題】 底版、該底版に対して移動可能な延長床版および可動床版の少なくとも1つを現場打ちコンクリートにより形成することにより、PCa板の製作費を低減し、橋台付近に構築される道路の経済的な施工を可能にすること。
【解決手段】 橋台付近に構築される道路の構造は、前記橋台および該橋台近傍の地盤の上に構築された底版と、橋梁部側から前記底版上に伸びる延長床版と、前記底版上にあって前記延長床版に隣接して構築された可動床版とを含む。前記底版、前記延長床版および前記可動床版の少なくとも1つの版が現場打ちコンクリートにより形成され、他の版がPCa板により形成され、現場打ちコンクリートにより形成された版と該版の上または下にある版との間にスライディング材が介在する。 (もっと読む)


【課題】 セグメント同士をボルト及びナットにより接合する従来技術では、トンネル壁体の内面となるセグメントの内面に形成されたボルトボックスを埋める後作業が必要となるので、工事が煩雑となる。
【解決手段】 本発明のセグメント2は、トンネル壁体の内面を形成する内面6とトンネル壁体の外面を形成する外面7と内面6と外面7とを繋ぐ側面とボルト貫通部15とボルト締結部16とを備え、側面が、切羽側に向けられる切羽側側面9と、坑口側に向けられる坑口側側面8と、切羽側側面の一端と坑口側側面の一端とを繋ぐ一側面10と、切羽側側面の他端と坑口側側面の他端とを繋ぐ他側面11とで形成され、ボルト貫通部15が、切羽側側面9と一側面10とに跨って直線状に貫通されて形成され、ボルト締結部16が、他側面11にボルト挿入入口を有してセグメント2の内部に設けられたナット25により形成されたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】延長床版の設計に際して、橋梁側の端部と延長床版との接合部における必要な強度を備えつつコストダウンを図る。
【解決手段】延長床版21は複数のプレキャスト製コンクリート版を接合してなり、延長床版12と前記橋梁側の端部との間はメナーゼヒンジ23を介して場所打ちコンクリート24にて接合するように設計する。そして、メナーゼヒンジ23の設計においては、両側車線にわたって車両がメナーゼヒンジ23上に載荷された状態で、輪荷重によって発生する活荷重と、延長床版12と舗装30と地覆の各体積によって発生する死荷重とを合算してせん断力を算定し、底版17と延長床版12の摩擦係数をμ=1.0として横軸方向温度下降時の水平力を求めて軸力を算定し、前記せん断力と軸力とから応力計算してメナーゼヒンジ23の鉄筋径及び鉄筋本数を検討する。 (もっと読む)


【課題】延長床版の設計に際して、橋梁端部のキックアップによる延長床版の土工部側先端の浮き上がりを抑止する。
【解決手段】延長床版21と橋梁部10との間が結合状態と想定し、活荷重等による橋梁部10のキックアップを考慮して延長床版21の土工部側先端の浮き上がり量δ1を求め、延長床版の自重によるたわみ量δ2が前記キックアップによる浮き上がり量δ1を打ち消すように、前記延長床版の全長Lを決定する。 (もっと読む)


【課題】延長床版の設計に際して、必要な強度を備えつつコストダウンを図る。
【解決手段】延長床版は複数のプレキャスト製コンクリート版を接続してなり、延長床版の構造をコンクリート舗装版としての強度にて構成する。延長床版をコンクリート舗装版としての強度にて構成する際は、舗装下面の路盤の支持力をばねとして考え、輪荷重によって上記コンクリート版が変形したときに該コンクリート版内に発生する応力を算出するとともに、温度変化により該コンクリート版の表面と裏面との温度差によって該コンクリート版内に発生するそり拘束応力を算出し、前記輪荷重により発生する応力と、温度変化により発生するそり拘束応力を合成して合成応力σcを算定し、該合成応力σcから断面力Mに換算した後に、コンクリートと鉄筋との応力度を検討する。 (もっと読む)


【課題】
地山の崩落防止や地山の安定確保等の目的で既設トンネルの内側面をきわめて効率的に補修できる既設トンネルの補修工法および補修用台車を提供する。
【解決手段】
既設トンネル1の天井部分とその両側の側壁部分に覆工用型枠2を既設トンネル1の内側面に沿わせて設置する。覆工用型枠2と既設トンネル1の内側面との間に裏込め材4を充填する。既設トンネル1の両側壁部分に受け部材7と受け部材7を覆うように根固め基礎をそれぞれ設ける。覆工用型枠2は既設トンネル1の内側面に対応して天井部分から左右側壁部分にかけて連続するアーチ状に形成する。天井部分に設けた少なくとも一個の蝶番6を回転軸に既設トンネル1の径方向に開閉可能に形成する。覆工用型枠2の両側壁部分の下端部を受け部材7の上にそれぞれ載置するとともに、根固め基礎3内に埋設して固定する。 (もっと読む)


【課題】工事に伴う地上占用規模及び期間を最小化し、周辺環境への影響を必要最小限度に抑制する。また、施工時占用幅を小さくするとともに、施工の省力化等を図る。
【解決手段】両側壁部の構築部位に、本体構造となるプレキャストコンクリート側壁2,2を地中に建込み、これらプレキャストコンクリート側壁2,2間の浅層地盤を掘削除去した後、前記プレキャストコンクリート側壁2,2間に本体構造となるプレキャストコンクリート頂版4を架け渡し、埋め戻すことにより頂版以浅部分を先行的に完成させる第1工程と、前記プレキャストコンクリート側壁2,2及びプレキャストコンクリート頂版4によって囲まれた頂版部以深の地盤を掘削し、最終的に底版部5の構築深さまでの掘削を行う第2工程と、底版部構築部位にコンクリートを打設するとともに、前記プレキャストコンクリート側壁2との結合及び一体化を図る第3工程とからなる。 (もっと読む)


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