説明

日本ペイント株式会社により出願された特許

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【課題】下地隠蔽性に優れ、高外観性を有する自動車車体の積層塗膜、ランニングコストを減少させる自動車車体の塗装方法、上記積層塗膜を有する自動車車体を提供する。
【解決手段】金属基材上に、電着塗膜、第1中塗塗膜、第2の中塗塗膜、ベース塗膜、クリヤー塗膜をこの順で積層し、第1中塗塗膜を構成する第1中塗塗料、及び第2中塗塗膜を構成する第2中塗塗料は、酸価が50〜300mgKOH/g(固形分)であるカルボキシル基とカルボン酸エステル基を含有するアクリル樹脂、エポキシ基当量が50〜700であるエポキシ基含有アクリル樹脂を含有する酸エポキシ硬化型中塗塗料であり、第1中塗塗料は、顔料として着色顔料及び体質顔料を含有し、第2中塗塗料は、顔料を含有しない又は顔料として体質顔料のみ含有する自動車車体の積層塗膜、自動車車体の塗装方法、該積層塗膜を有する自動車車体である。 (もっと読む)


【課題】ホワイトパール色において、視認角度によって色相が変化して複数の色相を認識することができる複層塗膜の形成方法を提供すること。
【解決手段】被塗物上に、ホワイトカラーベース塗膜を形成し、鱗片状光輝性顔料を含む光輝性ベース塗膜を形成し、更にクリヤー塗膜を形成する、複層塗膜の形成方法であって;上記鱗片状光輝性顔料は、金属酸化物被覆シリカフレーク顔料(a1)、および金属酸化物被覆アルミナフレーク顔料および/または金属酸化物被覆マイカフレーク顔料(a2)、を少なくとも含有するものであり;上記金属酸化物被覆シリカフレーク顔料(a1)が、入射角15°および受光角−5°のハイライト部で奏でる干渉色の色相をマンセル色相環100の基準(0位置)として、色相環を左回り−50および右回り+50で表示した場合、上記金属酸化物被覆アルミナフレーク顔料および/または金属酸化物被覆マイカフレーク顔料(a2)は、−10〜−30の色相範囲、または+10〜+30の色相範囲の干渉色を奏でる顔料である;複層塗膜の形成方法。 (もっと読む)


【課題】自動車用の塗膜形成に使用される水性ベース塗料の塗膜欠陥である、いわゆるブツの発生を防止する技術を提供する。
【解決手段】樹脂固形分100質量%中、(a)アクリル樹脂エマルションが固形分で10〜60質量%、(b)水溶性アクリル樹脂が固形分で5〜40質量%、(c)メラミン樹脂が固形分で20〜40質量%、および(d)炭素数10〜16のαーオレフィン化合物(i)と不飽和二重結合を有するカルボン酸無水物(ii)との共重合体に、炭素数8〜22およびHLB10〜20のポリエチレングリコールモノアルキルエーテル(iii)を反応させて得られる、固形分酸価20〜60mgKOH/g、重量平均分子量10,000〜100,000のノニオン変性オレフィン樹脂が0.1〜5質量%含有する水性ベース塗料。 (もっと読む)


【課題】塗膜で光を反射させたときの明暗の境界の鮮明さを定量的に表す評価値を用い、従来の官能評価と合致する評価を得ることができ、評価のばらつきを抑えることが可能な塗装ムラ評価値算出方法、塗装ムラ評価値算出装置、及び塗装ムラ評価方法を提供する。
【解決手段】塗膜へ光を照射し、当該光の正反射光が入射しない角度から撮像した画像を複数の領域に区分し、各領域の明度を求めて近傍の領域間の明度差に基づき、画像全体での明度の勾配に係る値を求め、塗膜の塗装ムラの評価値とする。塗膜Aのように階調的に変化する場合と、塗膜Bのように急激に変化する場合とでは塗膜Bの方が明暗の境界が鮮明となり、塗装ムラの評価は悪くなる。算出される明度の勾配に係る値により、定量的な塗装ムラの評価が可能となる。 (もっと読む)


【課題】良好な耐食性を有し、かつ、調製時における低VOCが達成された、カチオン電着塗料組成物を提供すること。
【解決手段】(A)2以上10以下の芳香族環を有するフェノール化合物(a−1)および2以上10以下の芳香族環を有する炭化水素化合物(a−2)からなる群から選択される少なくとも一種を含む芳香族化合物であって、この芳香族化合物(A)は水酸基価5〜200である、芳香族化合物;(B)アミノ基含有エポキシ樹脂、および;(C)ブロックイソシアネート硬化剤;を含み、この芳香族化合物(A)は、芳香族化合物(A)およびアミノ基含有エポキシ樹脂(B)の合計樹脂固形分100質量に対して1〜35質量部含まれる、カチオン電着塗料組成物。 (もっと読む)


【課題】優れた金光沢を備えると共に赤味、緑味、黄味又は青味といった微妙な色相の調整が可能な塗工液及び塗工物、並びに煩雑な工程を必要とせず製造コスト的にも有利な塗工物の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、金ナノ粒子[A]及びシランカップリング剤[B]を含有する塗工液であって、上記シランカップリング剤[B]が、ジアミノ構造、メルカプト基及びスルフィド基からなる群より選択される1種又は2種以上を有し、かつ、上記シランカップリング剤[B]の含有量が、上記金ナノ粒子[A]100質量部(金属換算)に対して1質量部以上20質量部以下であることを特徴とする塗工液である。上記金ナノ粒子[A]の構成金属は、金又は金を含有する合金が好ましい。 (もっと読む)


【課題】 光干渉性薄片顔料を用い、多色に塗り分けられた仕上がり塗膜が得られる塗膜形成方法であって、優れた仕上がり外観を損なうことなく、工程の簡便化を実現し、多様な意匠性に対するニーズに応じた塗膜形成方法を提供する。
【解決手段】 光干渉性薄片顔料を含有するベース塗料を被塗装物に塗布する工程、及び、クリヤー塗料を塗布する工程を含む塗膜形成方法であって、上記被塗装物は、少なくとも2色に塗り分けられたものであり、上記被塗装物の色のうち何れかの2色についてL値の差が15〜70であることを特徴とする塗膜形成方法。 (もっと読む)


【課題】金色(ゴールド)の色相を有し、光輝感があり、かつ彩度および明度が何れも高い複層塗膜の形成方法を提供すること。
【解決手段】被塗物上に、着色アルミニウム顔料(A)、アルミニウム顔料(B)および着色顔料(C)を含む光輝性ベース塗膜を形成し、更にクリヤー塗膜を形成して、マンセル表色系の色相(H)が7.5YR〜5Yである複層塗膜を形成する、複層塗膜形成方法であって;上記着色アルミニウム顔料(A)は、基材であるアルミニウムフレーク100質量部に対して、少なくとも酸化鉄を含む被覆成分を蒸着法により10〜25質量部被覆して得られた、平均粒径5〜25μmである鱗片状光輝性顔料であり;上記着色顔料(C)は、上記着色アルミニウム顔料(A)が奏でる色相をマンセル色相環100の基準(0位置)とした場合、左回り−50および右回り+50で表示した色相の、−3〜−15の色相範囲を奏でる着色顔料(c1)、および+3〜+15の色相範囲を奏でる着色顔料(c2)の2種類を少なくとも含む着色顔料である;複層塗膜形成方法。 (もっと読む)


【課題】優れた意匠のシルバーメタリック塗色を有する複層塗膜の提供。
【解決手段】基材上に、暗部領域を有する干渉マイカ顔料(A)および平均粒径が5〜16μmのアルミニウム顔料(B)を含むベース塗膜層を形成し、さらにクリヤー塗膜層を形成して、明度L*(15°)値が115以下であり、L*(45°)値が60以上であり、なおかつ、L*(110°)値が35以下であるシルバー塗色の複層塗膜の形成方法であって、前記暗部領域を有する干渉マイカ顔料(A)および前記アルミニウム顔料(B)の合計含有量の濃度(PWC)は、5〜15質量%であり、かつ、前記暗部領域を有する干渉マイカ顔料(A)と前記アルミニウム顔料(B)との質量比(A/B)が、2/8〜4/6である、複層塗膜の形成方法。 (もっと読む)


【課題】水性二液型ウレタン塗料を塗装して厚膜の硬化塗膜を形成させる場合において、ワキの発生のない高品質な硬化塗膜を短時間でより確実に形成させることが可能な塗膜形成方法を提供すること。
【解決手段】被塗物の表面に水性二液型ウレタン塗料を塗装して未硬化の塗膜を形成する工程と、
乾球温度Tdryと湿球温度Twetが下記式(1)〜(2):
25℃≦Tdry≦45℃ (1)
15℃≦Tdry−Twet≦25℃ (2)
で表される条件を満たす雰囲気下で、前記未硬化の塗膜に3〜50分間の予備乾燥を施す工程と、
前記予備乾燥後の塗膜を焼付けて膜厚が55〜140μmの硬化塗膜を形成する工程と
を含むことを特徴とする塗膜形成方法。 (もっと読む)


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