説明

日本ペイント株式会社により出願された特許

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【課題】水性の発泡耐火塗料組成物であって、十分な塩素ガス発生による優れた消火作用および十分な炭化層形成による優れた断熱作用を発現できるとともに、優れた耐火性、優れた耐透水性、優れた耐水性、優れた耐候性を発現できる、水性発泡耐火塗料組成物を提供する。このような水性発泡耐火塗料組成物を用いた複層塗膜形成方法、および、このような複層塗膜形成方法により得られる複層塗膜を備える塗装物を提供する。
【解決手段】有機バインダー成分と無機バインダー成分とを含む有機無機ハイブリッドエマルション(1)と発泡充填材(2)とを含み、該発泡充填材(2)が、ポリリン酸塩(2−1)と塩素化樹脂の乳化物(2−2)とを含む、水性発泡耐火塗料組成物であって、該塗料組成物が与える塗膜中の塩素元素濃度が1〜20質量%であり、該塗料組成物中の有機質量率が5〜30%である。 (もっと読む)


【課題】 汎用的な手法によって測定することができる、客観性および再現性の高い耐指紋性評価方法を提供すること。
【解決手段】 光沢計を用いて、被塗物上に形成された被膜の75〜20度鏡面光沢度を測定し初期光沢度とする、初期光沢度測定工程、
この被膜上に耐指紋評価液を付着させる、耐指紋評価液付着工程、
この耐指紋評価液が付着した部分の上記鏡面光沢度を測定する、拭き取り前光沢度測定工程、
付着した耐指紋評価液を拭き取る、耐指紋評価液拭き取り工程、
耐指紋評価液拭き取り後の上記鏡面光沢度を測定する、拭き取り後光沢度測定工程、および
得られた測定値を下記式で処理し、付着性評価率および拭き取り後評価率を求める、算出工程、
付着性評価率(%)=(拭き取り前光沢度)/(初期光沢度)×100
拭き取り後評価率(%)=(拭き取り後光沢度)/(初期光沢度)×100
を包含する、被膜の耐指紋性評価方法。 (もっと読む)


【課題】密着性に優れた、天然油脂を原料とする有機無機複合コーティング組成物を提供する。
【解決手段】不飽和結合を酸化して得られたエポキシ基を有する、エポキシ化天然油および/またはエポキシ化天然ゴムと、アルコキシシラン化合物を加水分解および縮合して得られるポリシラノール化合物とを含有しており、上記コーティング組成物の樹脂固形分に占める、上記ポリシラノール化合物の割合が、15〜99質量%である本発明の有機無機複合コーティング組成物およびそれから得られるコーティング膜。 (もっと読む)


【課題】低温で硬化可能であって、貯蔵安定性に優れた水性塗料組成物を提供する。
【解決手段】
(A)水酸基およびカルボキシル基を有する水性樹脂、
(B)ポリイソシアネート化合物、および、
(C)分子内に、−OCONH−X−NHCOOY[Xは少なくとも1個のカルボジイミド基を含有する2官能性有機基であり、Yはポリアルキレングリコールモノアルキルエーテルから水酸基を除いた構造である。]で表される構造単位を複数個有する、親水化変性ポリカルボジイミド化合物を含む水性塗料組成物であって、上記(A)水酸基およびカルボキシル基を有する水性樹脂は、20〜150mgKOH/gの水酸基価および20〜150mgKOH/gの酸価を有し、水酸基価の値と酸価の値との和で示される官能基価が60〜250mgKOH/gである、水性塗料組成物。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、鉄系基材を粉体塗膜で被覆する方法であって、当該粉体塗膜の低温での焼き付けが可能であり、かつ耐水性、耐光性、および耐熱性などの2次物性に優れる粉体塗膜が得られる方法を提供すること、を課題とする。
【解決手段】
鉄系基材を被覆する方法であって、
当該鉄系基材の表面を、
(a)ジルコニウム、チタン、およびハフニウムから選択される少なくとも一種、
(b)フッ素、および
(c)アミノ官能性化合物
を含有する化成処理剤
によって処理することにより、
化成処理層を形成する工程A、
当該化成処理層の上に、
酸価が23〜90mgKOH/gであるポリエステル樹脂、および
一般式I


(式中、Rは、水素原子、メチル基またはエチル基を、Rは、水素原子、炭素数1〜5のアルキル基またはHO−CH(R)−CH−を、Aは2価の炭化水素基を表す。)で表されるβ−ヒドロキシアルキルアミド硬化剤
を含有する粉体塗料組成物を塗布する工程B、および
該粉体塗料組成物を焼き付けて硬化させる工程C、
を有することを特徴とする方法。 (もっと読む)


【課題】建造物の壁面にクリアー塗料を塗布する際に行われるクリアー塗膜の膜厚調整方法であって、作業者の技量や経験に依存せずに膜厚を調整することが可能であり、耐候性や耐水性に優れた複層塗膜を形成可能なクリアー塗膜の膜厚調整方法を提供すること。
【解決手段】建造物の壁面にクリアー塗料を塗布する際に行われる、クリアー塗膜の膜厚調整方法であって、前記クリアー塗料として、透明樹脂成分と、平均粒径が80μm以上500μm未満であり、含有量が0.2質量%以上5質量%以下である有色粒子と、を含むクリアー塗料を用い、前記クリアー塗料が所定の膜厚で塗布された塗装見本と、前記クリアー塗料が塗布された壁面と、を対比して、前記塗装見本と、前記壁面と、に形成されたクリアー塗膜中の前記有色粒子の密度が略等しくなるようにクリアー塗料を塗布することにより、前記クリアー塗膜の膜厚を調整するクリアー塗膜の膜厚調整方法。 (もっと読む)


【課題】非接触で測定される表層粘度に基づき、良好な外観の塗膜を得ることができる塗料、該塗料を用いて形成された塗膜、前記塗料を用いて塗膜が形成された塗装物及び前記塗料を用いた塗膜形成方法を提供する。
【解決手段】塗料が被塗物に塗布され、揮発成分が揮発する過程にて不揮発分率が90〜100質量%までの間のいずれかにおける電場ピックアップ法による表層粘度測定値が500mPa・s以上、3100mPa・s以下の範囲(好適範囲S)に含まれる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、着色顔料としてカーボンブラックを用いることにより色彩の再現性に優れた着色アルミニウム顔料を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の着色アルミニウム顔料は、アルミニウムフレークと、その表面を被覆する無機酸からなる被覆層と、該被覆層上に付着したカーボンブラックからなるカーボンブラック層とを有し、該カーボンブラックは、特定の平均粒子径、特定の比表面積、および特定のpH値を有するという特性を有し、かつ、上記アルミニウムフレークの表面積に対し、0.001〜0.1g/m2となる量で付着していることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】塗装に耐えうる十分な強度を有し、多彩模様塗料中及び水中で長期間安定であって、それ単独からなる分散液としても長期間保存可能な着色ゲル粒子を提供すること。
【解決手段】着色剤が混合され、一種以上の水溶性樹脂及び/又は水分散性樹脂と、一種以上の水溶性モノマーとが、それぞれ有する架橋性有機基の間で架橋されたゲルを含む内殻と、多糖類にホウ酸イオンが結合したゲルを含む外殻と、を有する着色ゲル粒子。本発明の着色ゲル粒子は、塗料中や水中でも安定であり、着色ゲル粒子単独の分散液としても長期間保存することができるとともに、多彩模様塗料組成物に添加されてスプレー塗装されても塗装時のせん断力により破壊されることがない。 (もっと読む)


【課題】本発明は、従来の塗料および塗装方法では得られない優れた意匠性を有する複層塗膜の提供を目的とする。
【解決手段】基材上にカラーベース塗膜層を形成し、前記カラーベース塗膜層上に干渉性ベース塗膜層を形成し、さらにその上にクリヤー塗膜層を形成する複層塗膜の形成方法であって、
前記カラーベース塗膜層において、前記カラーベース塗膜層に含まれる顔料の濃度(PWC)が10〜70質量%であり、L*(25°)値が67〜83であり、
前記干渉性ベース塗膜層が、干渉性シリカフレーク顔料を含む干渉性顔料および二酸化チタン顔料を含み、前記干渉性ベース塗膜層において、前記干渉性顔料の濃度(PWC)が3〜15質量%であり、前記二酸化チタン顔料の濃度(PWC)が0.1〜0.6質量%であり、
前記複層塗膜のL*(25°)値が70〜100であり、a*(25°)値が−1〜+5であり、b*(25°)値が−10〜−2であり、干渉性金属調色を呈する、
複層塗膜の形成方法。 (もっと読む)


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