説明

日本下水道事業団により出願された特許

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【課題】有機性廃液を生物処理するに当り、処理水の窒素濃度を減少させると共に余剰汚泥を減容化する。
【解決手段】有機性廃液を生物処理槽1で生物処理し、沈殿槽2で固液分離して処理水を得る。返送汚泥の一部を余剰汚泥として抜き出し、脱窒槽3、硝化槽4で処理し、硝化槽4内の汚泥を固液分離膜5で分離する。膜5を透過した液分は生物処理槽1に戻し、濃縮汚泥はオゾン反応塔6で可溶化し可溶化汚泥を脱窒槽3に戻す。硝化槽4の硝化処理液の一部を脱窒槽3に循環させて脱窒する。 (もっと読む)


【課題】結晶種循環用のドラフト管が反応晶析槽内に設けられている晶析装置及び晶析方法において、ドラフト管内に結晶種を多量に存在させ、ドラフト管内でも十分な晶析反応を進行させることを目的とする。
【解決手段】処理水槽4からの処理水で希釈されたリン含有排水が導入口11から反応晶析槽1内に導入される。攪拌機14を作動させて、プロペラ式攪拌翼14aを回転させることにより、ドラフト管13内に下降流を形成する。このドラフト管13は、その上端が流動床1aの界面よりも下位となっているので、ドラフト管13内に下降流が形成されることにより、ドラフト管13の外周囲の流動床1aがドラフト管13の上端を乗り越えてオーバーフローする如くドラフト管13内に流入する。反応晶析槽1内の流動床1aは、ドラフト管13内で下降し、ドラフト管13の外周囲で上昇する。 (もっと読む)


【課題】分解性微生物を効率的に、かつ高密度に固定化した固定化担体を用い、廃水中の微量エストロゲンを効率的に処理する装置を提供する。
【解決手段】被処理水を供給する供給口と処理水を排出する排出口とを備え、アニオン交換基を有するグラフト重合材料を含んでなる担体にエストロゲン分解微生物を固定化した固定化物2を内部に備える分解除去反応槽を含んでなる、エストロゲン処理装置1により被処理水中の微量のエストロゲンを効率的に分解および除去することができる。 (もっと読む)


【課題】 下水処理水の着色度、色相の確認を、高精度かつ視覚的に容易に把握できるようにする。
【解決手段】 着色監視対象の処理水の透過光濁度(TPr,TPg,TPb)を赤色、緑色、青色の三色光源によって計測し、各色の吸光バランスを算定し、該算定した値をもとに算出したXY座標系上でのトリダイヤグラムの三角形重心位置Gと原点Oとの距離OGを、色度図上にプロットし、前記処理水の着色度として判定し、処理水の着色変化を連続監視するようにした。 (もっと読む)


【課題】 排水の生物処理プロセスを、生物反応モデルを用いて高精度にシミュレーションする。
【解決手段】 シミュレーション用のモデル格納部と該モデル格納部に格納されたモデルに基づき演算処理を行う演算処理部とを備えたシミュレーション装置であって、前記モデル格納部に、少なくとも生物反応タンクモデルと最終沈殿池モデルを格納し、該最終沈殿池モデルを、最終沈殿池における(a)生物反応、(b)固液分離、(c)固液分離水が最終沈殿池越流水として流出するまでの時間遅れ、を考慮したモデルとし、生物反応が考慮された最終沈殿池モデルを導入した高精度のミュレーションを行えるようにした。 (もっと読む)


【課題】燃料としても有効に利用可能な炭化製品及びその製造方法を提供する。
【解決手段】有機物を含有した下水汚泥を乾留により炭化処理して成る炭化製品の組成を、質量%でH含有量が2%以上,O含有量が10%以下の組成とする。また炉体210内部に回転ドラム214を乾留容器として配設し、回転ドラム214の軸方向の一端側から含水率を落とした下水汚泥を原料として供給し、回転ドラム214を回転させつつその内部に沿って軸方向に移動させ、移動の過程で回転ドラム214周りの外熱室218からの熱で汚泥を乾留により炭化処理して、炭化製品を回転ドラム214の軸方向の他端側から排出する外熱式ロータリーキルンを炭化炉208として備えた炭化処理装置にて炭化製品を製造するに際し、外熱室218の温度を400〜600℃未満の温度に制御する。 (もっと読む)


【課題】 有機性廃棄物すなわち下水処理やし尿処理に伴って発生する有機性汚泥の減容化、安定化を行う嫌気性消化槽、または畜産廃棄物、食品廃棄物などの減容化と安定化を行う嫌気性消化槽において、生物分解性有機物の嫌気性消化による低分子化、液化、ガス化の促進と、嫌気性消化槽内およびその周辺設備のスケールトラブルの解消とを同時に実現可能な、有機性廃棄物の嫌気性消化制御方法を提供する。
【解決手段】 有機性廃棄物1を可溶化装置2にて可溶化したうえで、嫌気性消化槽4にて嫌気性消化を行う。その際に、嫌気性消化槽4において、リン酸マグネシウムアンモニウムが未飽和となる条件に槽内を制御する。具体的には、リン酸マグネシウムアンモニウムの構成成分であるリン酸イオン濃度またはアンモニウムイオン濃度を低下させるか、あるいはpHを低下させて、リン酸マグネシウムアンモニウムが未飽和となる条件に槽内を制御する。 (もっと読む)


【課題】 有機性廃棄物すなわち下水処理やし尿処理に伴って発生する有機性汚泥の減容化、安定化を行う嫌気性消化槽、または畜産廃棄物、食品廃棄物などの減容化と安定化を行う嫌気性消化槽において、生物分解性有機物の嫌気性消化による低分子化、液化、ガス化の促進と、嫌気性消化槽内およびその周辺設備のスケールトラブルの解消とを同時に実現できる、有機性廃棄物の嫌気性消化方法を提供する。
【解決手段】 有機性廃棄物1を嫌気性消化槽5で嫌気性消化処理するに際し、有機性廃棄物1を可溶化装置2で可溶化して、有機性廃棄物1中のマグネシウムを溶出させ、可溶化された有機性廃棄物からマグネシウム除去装置4においてマグネシウムを取除き、マグネシウムが取除かれた有機性廃棄物を嫌気性消化槽5にて嫌気性消化処理する。 (もっと読む)


【課題】 消化処理におけるpH値を制御することによって、消化槽あるいは消化汚泥移送管のMAPスケール析出による被害をこうむることなく、また、後段のりん回収工程におけるりん回収率を向上させることができる。
【解決手段】 消化槽1内の汚泥のpHをpH測定器3によって測定し、このpH測定値に応じて消化槽1内の汚泥に酸注入装置2から酸を添加する。 (もっと読む)


【課題】 下水から窒素及びリンを効率的に安定して除去する。
【解決手段】 嫌気槽、無酸素槽および好気槽からなる生物学的リンおよび/または窒素の除去プロセスにおいて、嫌気槽のORP値を指標として、有機酸を嫌気槽に添加し、窒素とリンを安定して除去する。 (もっと読む)


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