説明

日本下水道事業団により出願された特許

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【課題】ディッチにおける反応速度の向上を図ることができる排水処理装置を提供する。
【解決手段】排水処理装置は、原水流入経路18、循環液出口経路16、循環流発生手段12及び酸素供給手段(散気装置13)を備え、好気域14と無酸素域15とを形成した無終端水路(ディッチ11)と、循環液出口経路15から流出した循環液を固液分離する固液分離手段(最終沈殿池17)とを備え、循環液中に生物固定担体を投入し、循環流発生手段は、軸線を鉛直方向に向けた回転円筒体12aと、回転円筒体の外周に突設した撹拌羽根12bとを備え、酸素供給手段は、直径が50μm以下の微細気泡を発生する微細気泡発生器を備え、循環液出口経路は、生物固定担体の流出を防止するスクリーン16aを備えている。 (もっと読む)


【課題】 グラニュールがリアクタ系外に流出するのを有効に防止することができる排水処理装置を提供する。
【解決手段】 底部に導入口を有するリアクタ本体21と、導入口を介してリアクタ本体内に排水を供給し、リアクタ本体内に排水の上昇流を形成する排水供給手段2,3,L1と、リアクタ本体内の水中に嫌気性微生物を投入し、該嫌気性微生物を沈降させることにより、リアクタ本体内の下部に滞留する嫌気性微生物からなるグラニュールの流動床が形成されるグラニュール部22と、リアクタ本体内においてグラニュール部よりも上方に配置され、嫌気性微生物を担持可能な担体を有する担体部25と、担体部の上方に処理水を排出する処理水排出手段27,L2と、グラニュール及び浮遊物質の各々とそれらに付着したガスとを分離する気固液分離部10,10A-10F,11,11A,12,16,20,50,51とを有する。 (もっと読む)


【課題】常時最適な曝気風量で窒素含有排水の生物学的処理施設を運転管理できる処理方法と装置を提供する。
【解決手段】窒素含有排水を生物学的に処理する方法において、好気槽3を少なくとも2区画以上に分割し、1区画目へ流入する流入水のアンモニア性窒素濃度C1と、1区画目のアンモニア性窒素濃度C2と溶存酸素濃度(DO)とを測定してC1とC2の濃度の差を1区画目の滞留時間で除すか、又は、連続する二つの区画のうち、第1の区画のアンモニア性窒素濃度C3とそれに続く区画のアンモニア性窒素濃度C4とDOとを測定してC3とC4の濃度差を後段の区画の滞留時間で除して、硝化速度を求め、その硝化速度とC1及びC2又はC3及びC4を用いて、最後部区画が所定のアンモニア性窒素濃度になるように、好気槽の最適DO設定値を計算し、該設定値になるようにDO制御により曝気風量をコントロールする。 (もっと読む)


【課題】複数の異常診断モデルを用いて異常の発報や要因を提示することにより、良好なる性能を維持する運転を省コスト運転で実現できるプロセス監視装置を提供する。
【解決手段】プロセス監視情報を保存する保存部141と、プロセス監視情報のデータの間の相関を利用して、相関解析手法の一つである主成分分析(PCA)と時間周波数解析手法の一つである離散ウェーブレット変換(DWT)を用いて異常診断モデルを構築してプロセスやセンサの異常を検出し、要因分離する異常診断モデル142とを有し、この異常診断モデル142を複数個用い、これら複数の異常診断モデル142 による複数の診断結果を用いてプロセスを監視する。 (もっと読む)


【課題】窒素分を効果的に除去しながら効率よく排水処理を行える排水処理装置及びその運転方法を提供する。
【解決手段】無終端水路(ディッチ11)に循環流発生手段(水流発生装置12)及び酸素供給手段(曝気装置13)を設けて好気域14と無酸素域15とを形成し、好気域の上流側に設けた上流側溶存酸素計23で測定した上流側溶存酸素濃度に基づいて酸素供給手段を制御する酸素供給量制御手段26と、好気域の下流側に設けた下流側溶存酸素計24で測定した下流側溶存酸素濃度に基づいて循環流発生手段を制御する流速制御手段27とを設けるとともに、循環液中のアンモニア及び硝酸の濃度を測定するアンモニア/硝酸濃度測定手段で測定したアンモニア濃度及び硝酸濃度に基づいて酸素供給量制御手段の上流側酸素濃度目標値及び流速制御手段の下流側酸素濃度目標値を調節する目標値制御手段28を設ける。 (もっと読む)


【課題】MSPCによる状態監視性能の向上、すなわち状態変化や異常状態の予兆検出を可能とし、監視上オペレータが着目している指標とMSPCを結びつけることによりオペレータにとってよりわかりやすい状態監視・異常診断が可能なプロセス監視診断装置を提供する。
【解決手段】対象プロセスに設けられた複数のプロセスセンサーにより所定の周期で計測される前記対象プロセスの状態量や操作量からなる複数の計測変数の時系列データを収集し、保持しておくデータ収集・保存部2を有し、このデータ収集・保存2に保存された複数の計測変数の過去の時系列データを用いて、プロセス監視モデルを構築し供給するプロセスモデル構築・供給部4と、データ収集・保存部2から抽出されたオンラインデータと前記プロセスモデル構築・供給部4で構築されたプロセス監視モデルを用いてプロセスの状態を監視し、状態変化や異常兆候を検出するプロセス監視・診断部6とを備えてプロセスを監視し診断する。 (もっと読む)


【課題】良好な処理水質を安定的に保つとともに、曝気風量を削減することができる下水処理場の運転支援装置及び運転支援方法を提供する。
【解決手段】下水が流入する水路に流量計41と、COD濃度計42と、アンモニア性窒素濃度計43を、反応タンク12にMLSS濃度計45と、硝酸性窒素濃度計46と、アンモニア性窒素濃度計47を設け、前記流量計及び濃度計の計測値に基づいて、反応タンク12に流入する下水に含まれる有機物と窒素を除去するために必要な酸素量を算出する手段と、前記酸素量と散気装置17の性能曲線とに基づいて曝気風量を算出する手段とを有する曝気風量演算部22と、前記曝気風量を表示する曝気風量表示部23を設ける。 (もっと読む)


【課題】 監視対象の異常診断を迅速に行うことを支援するプロセス状態監視装置を提供する。
【解決手段】 診断用データを表示するトリガー情報表示部44、45と、トリガー情報表示部44、45で状態変化を検出するための判断基準TH1、TH2を設定する判断基準設定部42と、トリガー情報表示部44、45の診断用データと判断基準設定部42の判断基準TH1、TH2によりプロセスの状態変化や異常が検出された場合に、その要因となる要因候補変数の変数名を列挙する要因候補変数表示部43と、要因候補変数表示部43に表示された要因候補変数のトレンドグラフを表示するための命令を受け付けるトレンドグラフ表示リンク部48と、トレンドグラフ表示リンク部48に命令が入力された場合に、状態変化要因候補変数のトレンドグラフを表示する要因候補変数トレンド表示部48Aと、有する異常診断メイン画面40を表示するプロセス状態変化監視装置。 (もっと読む)


【課題】可溶化汚泥を循環させる場合に熱交換器等の冷却設備が不要であって、かつ、加熱するための余分なエネルギーを消費することなく、かつ、可溶化汚泥が可溶化・嫌気性消化処理に必要な固形分量を有することができる有機性汚泥の嫌気性消化処理方法を提供することを課題とする。
【解決手段】可溶化汚泥循環工程は、可溶化汚泥の温度に基づいて、消化タンク10における嫌気性消化処理に必要とする熱量となるように可溶化汚泥の循環量を設定し、消化・脱水汚泥供給工程は、可溶化汚泥循環工程において制御された可溶化汚泥の循環量に基づいて、可溶化汚泥が可溶化・嫌気性消化処理において必要とされる固形分量を有するように可溶化タンク40に供給する消化汚泥の量と脱水汚泥の量の割合を調整することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、使用するエネルギーの最小限化を図り、かつ、外部エネルギーを不要とする有機性汚泥の嫌気性処理方法であって、大量のスチーム用水と排ガス処理工程を不要とする有機性汚泥の嫌気性処理方法を提供することを課題とすることを課題とする。
【解決手段】有機性汚泥の嫌気性処理方法において、脱水汚泥の残部100cを間接加熱することによって生じた蒸気aをコンプレッサ50によって圧縮し、可溶化タンク30に供給し、かつ、可溶化タンク30内の可溶化汚泥を消化タンク10内に循環させることを特徴とする。 (もっと読む)


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