説明

日本化学機械製造株式会社により出願された特許

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【課題】含水溶剤の高脱水濃縮処理を低ランニングコストで実現することのできる方法を提供する。
【解決手段】含水溶剤を蒸発器3で蒸発処理して含水溶剤蒸気を生成し、この含水溶剤蒸気を、脱水膜モジュール4の非透過側室13内に供給する一方で、中継タンク5内に貯留された不活性ガス(中継タンク5に導入される前、中継タンクから抜き出したの後の少なくともどちらかで除湿される)を脱水膜モジュール4の透過側室14内に供給して、非透過側室13から透過側室14に透過した水蒸気をその除湿後の不活性ガスでパージし、不活性ガスは中継タンク5へ戻して再利用する。 (もっと読む)


【課題】 化学反応を促進できるマイクロ波を加熱源として用いた高圧液相連続反応を、安全に実施するための装置を提供する。
【解決手段】 ガラス、プラスチックスあるいはセラミックス等のマイクロ波透過性材料で構成される耐圧反応管が、反応中に不測の事態によって破損して高温高圧の反応物が突出した場合に、これを安全に捕捉、回収できる耐圧性のシェルを反応管の外周に取り付けた多層耐圧構造型反応装置。このとき、シェルを単層とすることも勿論可能であるが、これを内殻および外殻の二層とすれば安全性は更に向上する。また、二層シェルの場合には、内殻シェル内の圧力を反応管内圧力と同程度に保持、制御することが可能で有り、この場合には反応管破損という不測の事態そのものの発生を抑制することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】 糖アルコールを原料とした粉末で、吸湿安定性が良く、直接圧縮による錠剤の成形に適しており、錠剤として高い硬度を得ることが可能となる、従来の糖アルコールが有していた錠剤成形にとって好ましくない性質を持たない、新しい錠剤用賦形剤及びそれを用いて製造された錠剤を提供する。
【解決手段】 直接圧縮による錠剤の成形が可能であり、錠剤用賦形剤中にセロビトールを60.0重量%以上、好ましくは80.0重量%以上、さらに好ましくは90.0重量%以上含有する。 (もっと読む)


【課題】分離機能(分離係数、透過流束)が優れ、工業的に実用性の高い浸透気化分離膜およびその製造方法を提供する。
【解決手段】平均細孔径が0.1〜1.0μmである多孔質基材を平均粒径40〜120nmのコロイダルシリカの有機溶剤分散液にディップコートした後に加熱処理して中間層を形成し、次いで、これを平均粒径10〜30nmのコロイダルシリカの有機溶剤分散液にディップコートした後に加熱処理して分離層を形成し、得られた多孔質無機基材の表面のOH基に、疎水性シランカップリング剤を反応させる浸透気化分離膜の製造方法;および、該方法で得られる浸透気化分離膜。 (もっと読む)


【課題】発酵主生成物の損出を低く抑え、かつ省エネルギ化を十分に図ることのできる発酵液の脱水精製処理方法およびそのシステムを提供する。
【解決手段】エタノール発酵液を蒸留塔5の最上段部に供給するとともにスチームをその蒸留塔5の最下段部に供給してエタノール−水混合蒸気を発生させる蒸留処理と、この蒸留処理によって発生されるエタノール−水混合蒸気を分離膜13を用いて脱水する脱水処理とを含む脱水精製処理方法において、蒸留塔5の最上段部におけるエタノールと水との気液平衡限界点のスチームの供給量を目標スチーム供給量として定め、蒸留塔5の最下段部に供給するスチームの供給量をその目標スチーム供給量に一致させるように制御する。 (もっと読む)


【課題】発酵アルコール水溶液の高脱水濃縮処理を低ランニングコストで実現することのできる発酵アルコール水溶液の脱水濃縮方法を提供する。
【解決手段】発酵槽2での糖発酵により得られる発酵アルコール水溶液を蒸留塔3で蒸留処理して含水アルコール蒸気を生成し、この含水アルコール蒸気を、分離膜モジュール4の非透過側室13内に供給する一方で、発酵槽2での糖発酵により得られる炭酸ガスを除湿した後にその分離膜モジュール4の透過側室14内に供給して、非透過側室13から透過側室14に透過した水蒸気をその除湿後の炭酸ガスでパージする。 (もっと読む)


【課題】蒸発器で蒸発される被処理液中に不純物が含まれている場合でも、分離膜に不純物が付着・堆積するのを防止することができ、さらに、不純物の蓄積、変質、高分子化を抑えることができ、これらによって脱水濃縮性能を良好に維持することのできる有機物脱水濃縮装置および有機物脱水濃縮方法を提供する。
【解決手段】水溶性有機物と水を含む被処理液を蒸発させて被処理液蒸気を発生させる蒸発器2と、水蒸気を選択的に透過させる分離膜3を有してなる膜分離装置4とを備えて構成される有機物脱水濃縮装置1において、蒸発器2から膜分離装置4に向けて送り出される被処理液蒸気の一部を凝縮して凝縮液を生成する被処理液蒸気凝縮器23と、蒸発器2の内部における被処理液蒸気の流れ経路途中に設けられ、被処理液蒸気が潜り抜けて通過できるように、被処理液蒸気凝縮器23からの凝縮液を滞留させる各バブルキャップトレイ15,16とを備え、好ましくは蒸発器2底部に滞留物排出用の流量調整弁10を備える構成とする。 (もっと読む)


【課題】固形成分を含有する廃溶剤から高い回収率で溶剤を回収するとともに、蒸発器での加熱運転を停止することなく装置に残留する固形成分を取り除くことができる蒸留装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る蒸留装置は、固形成分を含有する廃溶剤を加熱して気化させる蒸発缶10と、蒸発缶10から前記廃溶剤を流出させる廃溶剤抜き出しライン14と、廃溶剤抜き出しライン14から前記廃溶剤を受け、該廃溶剤を沈降分離する分離槽20と、分離槽20で沈降分離された廃溶剤の上澄液を蒸発缶10に戻す上澄液ラインとを備える。これにより、固形成分とともに廃棄する溶剤の量が減り、高い回収率で溶剤を回収することができる。また、本発明に係る蒸留装置は固形成分を排出する際に蒸発缶10での加熱運転を停止する必要がない。 (もっと読む)


【課題】第1に含水溶剤の高脱水を低ランニングコストで実現し、第2に該脱水により生じた水相液を浄化する。
【解決手段】含水溶剤の蒸気を分離膜10の高圧側に供給するとともに、水と相分離するパージ用物質の蒸気を分離膜10の低圧側に供給して、分離膜10の高圧側に存在する水蒸気を選択的に分離膜10の低圧側に透過させ、分離膜10の低圧側に透過した透過蒸気および分離膜10の低圧側に供給されたパージ用物質蒸気の混合蒸気を凝縮し、この凝縮液を水相および油相に分離して、油相液をパージ用物質としてリサイクル使用するものとする。該分離処理により生じた水相液の蒸気を分離膜10の高圧側に供給する一方で、分離膜10の低圧側を減圧手段により減圧して、分離膜10の高圧側に存在する水蒸気を選択的に分離膜10の低圧側に透過させ、透過蒸気を凝縮することで浄化された水を得る。 (もっと読む)


【課題】蒸留処理の際の熱源として用いられるスチームの使用量を削減することができ、これによって省エネルギ化を十分に図ることのできる醗酵エタノールの精製処理方法およびそのシステムを提供する。
【解決手段】蒸留塔5による蒸留処理と分離膜10を用いた脱水処理との組み合わせによって醗酵エタノールから無水エタノールを精製するに際して、無水エタノール単位量当たりの蒸留塔5供給スチーム量が最小となるエタノール−水混合蒸気のエタノール濃度を目標エタノール濃度として定め、蒸留塔5で生成されるエタノール−水混合蒸気のエタノール濃度がその目標エタノール濃度となるように、還流手段(6,7)による凝縮液の還流量を還流量制御手段(21〜25)によって制御する。 (もっと読む)


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