説明

日本核燃料開発株式会社により出願された特許

1 - 10 / 13


【課題】薄肉管材から採取した試験片に対し、保持部材を固定することにより、容易に3点曲げ試験を行うことができる薄肉管材の破壊靭性試験方法を提供する。
【解決手段】所定長さの薄肉管材を管軸方向に分割し、分割した試験片1aのほぼ中央に機械ノッチ4を形成する第1の工程と、所定の間隙で対向配置した一対の長尺部材からなる保持部材5の各長尺部材に設けた溝6に、前記機械ノッチ4が前記間隙に位置するように前記試験片1aを固定する第2の工程と、前記保持部材5に3点曲げ荷重を加え前記試験片に疲労予き裂を形成する第3の工程と、前記保持部材5を用いて3点曲げ試験を行う第4の工程と、荷重とき裂開口変位の関係から破壊靭性値を算出する第5の工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】耐食性と耐水素吸収性の両者を同時に満たすジルコニウム基合金およびその製造方法を提供する。
【解決手段】ニオブの質量パーセント濃度をCNb、鉄の質量パーセント濃度をCFe、ランタンの質量パーセント濃度をCLaとしたときに、0.9(質量%)≦CNb≦1.0(質量%)、0.06(質量%)≦CFe≦0.11(質量%)、0.10(質量%)≦CLa≦0.30(質量%)を満足するようにした。 (もっと読む)


【課題】燃料被覆管を遠隔操作により試験機に装着する際は、燃料被覆管の両端部のシール機構は遠隔操作が可能なように広い間隙を有し、高温高圧試験時には当該間隙が閉じるとともにシール面での燃料被覆管の摺動を許容するシール機構を提供する。
【解決手段】燃料被覆管11の両端に端栓15、21を配置し、一方の端栓21に設けられた導入孔13を経由して前記燃料被覆管11内に加圧媒体を導入し、燃料被覆管11の機械的特性試験をおこなう燃料被覆管11のシール機構において、前記シール機構は、前記機械的特性試験の前は前記燃料被覆管11との間に所定の間隙Gが形成される断面が屈曲した硬質かつ可塑性材料からなるバックアップリング16と、前記バックアップリング16に隣接して配置される軟質0リング14とからなり前記機械的特性試験時に前記バックアップリング16の変形により前記間隙Gが閉じる。 (もっと読む)


【課題】核燃料ペレットの酸素対金属(O/M)比を低く、且つ熱伝導率を高くそれぞれ制御して、核燃料ペレットひいては燃料棒の健全性を確保できること。
【解決手段】核燃料物質を含む酸化物燃料粉末11に所定等価球直径の金属ウラン12と所定粒度の金属モリブデン13を添加して混合させる工程と、この混合物を圧縮成形してグリーンペレット14を生成する工程と、得られたグリーンペレット14を、不活性ガスまたは還元性ガス雰囲気下の焼結炉内で所定圧力のもとに所定温度で所定時間をかけて焼結して焼結ペレット15を生成する工程と、を有して核燃料ペレットを製造するものである。 (もっと読む)


【課題】ジルコニウム基合金の腐食および水素吸収を抑制する。
【解決手段】水冷却型原子炉に装荷される燃料集合体10の燃料棒14やスペーサ17、ウォータロッド22、あるいは、チャンネルボックス23に用いられるジルコニウム基合金の合金成分は、スズ濃度をCSn(質量%)、鉄濃度をCFe(質量%)、クロム濃度をCCr(質量%)としたときに、CSn≦1.2、0.5≦CFe+CCr≦0.8、0.26≦CFe/CCr≦1.7を満足し、さらに、バナジウム、ランタン、プラセオジムおよびゲルマニウムから選択される1以上の元素を含む。バナジウム、ランタン、プラセオジムおよびゲルマニウムの4種類の元素濃度の合計をC(質量%)としたときに、0.1≦C≦0.31を満足することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】水冷却型原子炉用燃料集合体に用いられるジルコニウム合金製部材の腐食および水素吸収を抑制する。
【解決手段】ジルコニウムを主成分とする合金によって形成されたジルコニウム合金部12を備えた、たとえば燃料被覆管31などの水冷却型の原子炉に装荷される燃料集合体に用いる部品に、原子炉に装荷されると冷却水と接する面にジルコニウム合金部12を覆うようにフェライト被膜13を形成する。 (もっと読む)


【課題】ジルコニウム基合金の腐食および水素吸収を抑制する。
【解決手段】水冷却型原子炉に装荷される燃料集合体10の燃料棒14やスペーサ17、ウォータロッド22、あるいは、チャンネルボックス23に用いられるジルコニウム基合金の合金成分を、ジルコニウム、スズ、鉄、クロムおよび不可避不純物とし、スズ濃度をCSn(質量%)、鉄濃度をCFe(質量%)、クロム濃度をCCr(質量%)としたときに、CSn≦1.2、0.5≦CFe+CCr≦0.8、0.26≦CFe/CCr≦1.7、を満足させる。 (もっと読む)


【課題】異常過渡変化時の高出力、高温・高圧及び高腐食雰囲気にある炉心環境を実験室レベルにおいて再現することにより、異常過渡変化時における燃料被覆管の挙動を正確に把握することができる燃料被覆管の試験方法及びその装置を提供する。
【解決手段】原子炉で使用される燃料被覆管の試験方法において、燃料被覆管試験片1に水素を添加し、次に、前記燃料被覆管試験片に内部ヒータを挿入し後前記内部ヒータ及び圧力容器7の外面に設けられた外部ヒータ14により前記燃料被覆管試験片を約30分以上加熱する。 (もっと読む)


【課題】水冷却型の原子炉に装荷される核燃料集合体に用いられるジルコニウム合金の腐食および水素吸収を抑制する。
【解決手段】水冷却型の原子炉に装荷される核燃料集合体に用いる燃料被覆管11などの部品に、ジルコニウムを主成分とする材料によって形成されたジルコニウム合金部21と、平衡酸素分圧が酸化ジルコニウムの平衡酸素分圧と同等以上である酸化ジルコニウム以外の酸化物を主成分とし、原子炉に装荷されると冷却水と接する表面に形成された表面被膜層12と、を備える。 (もっと読む)


【課題】本発明は、溶融部の超音波による攪拌が均一に行うことができ、溶融手段の移動に同期させて超音波振動子を移動させて溶融部を攪拌することができる超音波付加溶接方法及びその溶接装置を提供することにある。
【解決手段】本発明は、溶接母材14を加熱して溶融させ、この溶融部15に対し超音波を非接触で照射して前記溶融部15を振動させながら凝固させるようにしたのである。さらに、溶接部15を溶融させる溶融手段(5,17)と非接触型超音波照射手段(11,13)との動きを同期させる同期手段(4)を設けたのである。 (もっと読む)


1 - 10 / 13