説明

日本高周波鋼業株式会社により出願された特許

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【課題】引張強さが3500MPa以上の高強度のステンレス鋼極細線を製造することができる高強度ステンレス鋼極細線の製造方法を提供する。
【解決手段】ステンレス鋼素線を、中間伸線加工した後、1000乃至1100℃の高温で高温中間熱処理し、次いで、前記素線に対し、中間伸線加工と400乃至550℃の低温での低温中間熱処理とを施し、その後、前記素線に対し、仕上伸線加工と400乃至550℃の低温での低温仕上熱処理とを、1又は複数回繰り返す。最終高温中間熱処理から低温中間熱処理までの中間伸線加工における真歪みε1が4.2以上、低温中間熱処理から最終低温仕上熱処理までの仕上伸線加工における真歪みε2が1.4以上、ε1+ε2が6.8以上である。 (もっと読む)


【課題】PVD法により形成された保護膜を有するプレス成形用金型において、高い耐焼き付き性を有するプレス成形用金型及びプレス成形金型用保護膜の製造方法を提供する。
【解決手段】プレス成形用金型は、少なくとも被成形体に接触する成形面上に、プレス成形時の焼き付きを防止するための保護膜が形成されている。この保護膜は、PVD法により形成されており、その表面から抜き出された任意の選択区間を複数の個別区間に分割し、その分割数をNとし、選択区間の端部からn番目の分割点における表面の傾斜を(dZ/dX)としたときに、下記数式から算出される二乗平均平方根RΔqが0.032以下である。
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【課題】 強磁場の環境下においても耐食性が高く、高荷重・高負荷に耐えられる高い強度を有する非磁性ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】 非磁性ステンレス鋼は、C、Cr、N、V、Mn、Ni、及びAlの含有量が最適化されており、残部がFe及び不可避的不純物からなる非磁性ステンレス鋼であって、C及びNの含有量は、総量で0.3乃至0.6質量%であり、Cr、N、C及びVの含有量を夫々[Cr]、[N]、[C]及び[V]としたときに、Nの含有量[N]は、下記数式で表されるXに対する比[N]/Xが0.4乃至3.0であり、Vの含有量[V]は、下記数式で表されるYに対する比[V]/Yが0.7乃至1.5である。
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【課題】 硬度、靱性及び耐摩耗性が高く、高い焼戻し温度における変寸を抑制できる冷間工具鋼を提供する。
【解決手段】 冷間工具鋼は、C、Mn、Cr、V、N及び(Mo+1/2W)量が最適化された上で、Mn及びNの含有量が、Cの含有量に対するCrの含有量の比(Cr/C)を基準として最適化され、更に、Mn及びNの含有量が、比(Cr/C)を基準として下記数式を満足する。これにより、高い焼戻し温度における冷間工具鋼の変寸を抑制できる。
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【課題】長寿命化させたせん断用金型及びその製造方法を提供することにある。
【解決手段】本発明に係るせん断用金型1は、一対の基材の間に配置される板材2を当該基材によりせん断するせん断用金型1であって、前記基材の表面のうち、少なくとも、曲面の領域と、前記板材2の表面に対向するとともに前記曲面から前記基材の面に沿って300μmまでの領域とに、アークイオンプレーティング法により形成された硬質皮膜を備え、前記硬質皮膜は、Alと、TiおよびCrのうちの1種以上と、を含有するとともに、膜厚が1μm以上、5μm以下であり、さらに、前記曲面の領域と、前記曲面から前記基材の面に沿って300μmまでの領域と、に形成された前記硬質皮膜の表面において、長さ10mmの線分上に存在する直径20μm以上の金属粒子の個数が2個以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】硬度が高く、熱処理後の変寸抑制性に優れるといった求められる基本特性を備えた上に、経時後の寸法変化も抑制することができる冷間金型用鋼と、その冷間金型用鋼を用いて得られる金型を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.20〜0.60%、Cr:3.0〜9.0%、Si:0.5〜2.0%、Mn:0.1〜2.0%、Al:0.3〜2.0%、Cu:1.0〜5.0%、Ni:1.0〜5.0%、Mo+0.5×W:0.5〜3.0%、V:0.001〜0.5%、Ti:0.001〜0.5%、P:0.05%以下(0%を含まない)、S:0.10%以下(0%を含まない)、
を含有し、残部が鉄及び不可避的不純物であって、且つ、[C]×[Cr]≦3.0、[Cu]/[C]=4.0〜15.0、[V]+[Ti]≦0.5%という各要件を満足する。 (もっと読む)


【課題】硬さ、靭性、熱処理変寸といった基本特性を備えた上に、切削仕上げ面粗さや切削工具寿命といった面でも問題のない冷間プレス用金型の素材として有用な冷間金型用鋼と、その冷間プレス用金型を提供する。
【解決手段】C:0.5〜0.7%、Cr:5.0〜7.0%、Si:0.5〜2.0%、Mn:0.1〜2.0%、Al:0.001〜0.010%、Cu:0.25〜1.00%、Ni:0.25〜1.00%、Mo+0.5×W:0.5〜3.0%、V:0.5%以下、P:0.05%以下、S:0.1%以下、O:0.005%以下を含有し、且つ、[C]×[Cr]≦4という要件、FP=[Si]/5+[Cr]/5+2×[Mo]+[W]+2×[V]+10×[Al]≦5.0という要件、AP=[Mn]+3×([Cu]+[Ni])≦2.5という要件を満足する。 (もっと読む)


【課題】優れた基本特性(硬さや靱性など)を示し、且つ多様な硬質皮膜処理に良好に対応できる冷間金型用鋼を提供する。
【解決手段】C:0.5〜0.7%、Si:0.5〜2.0%、Mn:0.1〜2.0%、Cr:5〜7%、Al:0.01〜1.0%、N:0.003〜0.025%、Cu:0.25〜1%、Ni:0.25〜1%、Mo:0.5〜3%およびW:2%以下(0%を含む)、並びにS:0.1%以下(0%を含まない)を含有し、残部が鉄および不可避不純物であり、次の(1)〜(3):(1)[Cr]×[C]≦4、(2)[Al]/[N]:1〜30、(3)[Mo]+0.5×[W]:0.5〜3.00%{[ ]は、各元素の含有量(%)を意味する。}の要件を満足する冷間金型用鋼である。 (もっと読む)


【課題】硬度が高く、熱処理後の変寸抑制性に優れた冷間金型用鋼を効率よく得る製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.20〜0.60%、Si:0.5〜2.00%、Mn:0.1〜2%、Cr:3.00〜9.00%、Al:0.3〜2.0%、Cu:1.00〜5%、Ni:1.00〜5%、Mo:0.5〜3%及び/又はW:2%以下、S:0.10%以下、(1)[Cr]×[C]≦3.00、(2)[Cu]/[Ni]:0.5〜2.2、(3)[Mo]+0.5×[W]:0.5〜3.0%、(4)[Cu]/[C]:4.0〜15を満足する鋼を用意する工程と、下式(5)の条件で溶体化処理および時効処理を行う工程と、を包含する。
TA−10≦T2≦TA+10 ・・・(5)
式中、TA=0.29×T1−2.63×[Cu]/[C]+225で表され、T1は溶体化温度(℃)、T2は時効温度(℃)を意味する。 (もっと読む)


【課題】硬度が高く、熱処理後の変寸抑制性に優れ、溶接補修性も良好な冷間金型用鋼を提供する。
【解決手段】C:0.20〜0.60%(質量%の意味、以下、同じ。)、Si:0.5〜2.00%、Mn:0.1〜2%、Cr:3.00〜9.00%、Al:0.3〜2.0%、Cu:1.00〜5%、Ni:1.00〜5%、Mo:0.5〜3%及び/又はW:2%以下(0%を含む)、S:0.10%以下(0%を含まない)、下記(1)〜(3){[ ]は、各元素の含有量(%)を意味する。}、(1)[Cr]×[C]≦3.00、(2)[Cu]/[Ni]:0.5〜2.2、(3)[Mo]+0.5×[W]:0.5〜3.0%、の要件を満足し、残部:鉄および不可避不純物である冷間金型用鋼である。 (もっと読む)


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