説明

日本防蝕工業株式会社により出願された特許

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【課題】サンゴ養殖用構造物が備えるサンゴ活着部の周りの電流を計測すること。
【解決手段】照合電極21aは、他のエンドキャップとは異なる色として、他の照合電極と識別できるようにしてある。海中において、サンゴ造礁用構造物1の陰極である第1骨格部材6の周辺の電流を計測する際には、特定の照合電極を第1骨格部材6と対向するように電流計測装置20を配置する。そして、作業者は、照合電極21a、21b、21c、21dの順に、第1骨格部材6の径方向外側に並ぶように電流計測装置20を保持して第1骨格部材6の周りの電位を計測して、第1骨格部材6の周りの電流を計測する。これによって、第1骨格部材6の周りの電流は、計測位置A〜Dの順に計測される。 (もっと読む)


【課題】サンゴの成育を促進すること。
【解決手段】このサンゴ育成用構造物は、金属の枠体1SPの外側にコンクリート2を打設して構成され、かつ海中に没する部分の外側にサンゴ支持構造10によって養殖対象のサンゴが取り付けられる。サンゴ支持構造10は、サンゴを固定する固定治具として機能する陰極Cと、海水中に配置されるとともに陰極Cと導体Lによって電気的に接続され、かつ陰極Cよりも自然電位が卑である陽極Aとを備える。サンゴを固定した陰極Cは、コンクリート2に埋め込まれているサンゴ固定治具取付体11に、樹脂ねじ14を介して取り付けられる。樹脂ねじ14によって、陰極Cと枠体1SPとの間には、陰極Cと枠体1SPとの導通が抑制される。 (もっと読む)


【課題】海水を電気分解して電解処理水を生成する水電解装置において、電極からの漏洩電流を原因とするスケールが陰極付近に付着する。
【解決手段】電解槽の内部に陽極と陰極とを所定間隔をおいて対峙させ、該電解槽内部に導入した海水を前記陽極と陰極とで電気分解して塩素系酸化剤を含む電解処理水を生成する海水電解装置において、電解槽の上流と下流に接続された配管の少なくとも一方の配管内面に第二陰極を設け、陽極から漏洩する漏洩電流を前記第二陰極に吸収させることとした。第二陰極に陽極からの漏洩電流が吸収されるので、陰極、および陰極周端付近を被覆している絶縁板に、漏洩電流を原因としたスケールが付着することを防止できる。 (もっと読む)


【課題】捕獲した活着を促進させること。
【解決手段】この珊瑚幼生捕獲育成装置1は、珊瑚から放出される珊瑚幼生や卵を捕獲して成長させるものである。珊瑚幼生捕獲育成装置1は、捕獲器10と、ブイ2と、アンカー5とを備える。捕獲器10は、陰極と、陽極と、陰極の近傍に配置されてプラヌラ幼生や卵を捕獲するシートとを含んでいる。捕獲器10とブイ2とはブイ側係留索3で接続され、捕獲器10とアンカー5とはアンカー側係留索4で接続されており、海底Bと海面Wとの間かつ海域中の所定範囲内に保持される。 (もっと読む)


【課題】サンゴ群集の白化やサンゴの死滅といったサンゴ礁の衰退が起こった海域を広範囲にわたって修復すること。
【解決手段】このサンゴ造礁用構造物1は、サンゴ活着床11を陰極とし、また、このサンゴ活着床11よりも自然電位が卑であり、かつサンゴ活着床11と電気的に接続される陽極10を、海底に設置される支持体2によって支持する。そして、いわゆる流電陽極法により陽極10からサンゴ活着床11に向かって電流を流して、サンゴ活着床11に活着したサンゴCの成長を促進する。 (もっと読む)


【課題】珊瑚の成育を促進すること。
【解決手段】この珊瑚育成装置10は、海水中に配置される陰極12と、海水中に配置されるとともに電気伝導体によって陰極12と電気的に接続され、かつ陰極12よりも自然電位が卑である陽極11とを備える。養殖対象である珊瑚sは、陰極12に取り付けられる。また、この珊瑚育成装置10は、複数の陰極12を備える。複数の陰極12は、格子状の陰極補助体14によって電気的に接続される。そして、複数の陰極12は、陰極補助体14を介して陽極11と電気的に接続される。 (もっと読む)


【課題】基礎材に設けられた被覆防食体の内部の腐食環境を、外部から容易かつ確実に検知すること。
【解決手段】被覆防食体の内部に、水中で電位の異なる一対の電極を埋め込み、被覆防食体の内部に水が浸入したとき電極間に流れる電流を検出して、被覆防食体内部の腐食状態を検知することとした。
破損などにより被覆防食体の水中部に海水が浸入すると、浸入した海水量に従い電極間、あるいは電極と基礎材との間を流れる電流が次第に大きくなる。したがって電極間、あるいは電極と基礎材に流れる電流を計測することにより、内部に水が侵入し、防食材の劣化が進行していることを確実、かつ容易に検知できる。 (もっと読む)


【課題】海水を電気分解して電解処理水を生成する水電解装置に、電極からの漏洩電流を原因とするスケールが付着する。
【解決手段】電解槽の内部に陽極と陰極とを所定間隔をおいて対峙させ、電解槽内に導入した海水を陽極と陰極で電気分解して塩素系酸化剤を含む電解処理水を生成する水電解装置において、電解槽の内部であって、陽極と正対した箇所よりはみ出た位置に第二陰極を設け、陽極から漏洩する漏洩電流を第二陰極に吸収させることとした。
第二陰極に陽極からの漏洩電流が吸収されるので、陰極、および陰極周端付近を被覆している絶縁板に、漏洩電流を原因としたスケールが付着することを防止できる。 (もっと読む)


【課題】電源装置や制御装置等を必要とせず、鮫が逃げ出してしまう程度の電流を恒常的に海中に流して、鮫からの攻撃を防御する方法、および装置を提供する。
【解決手段】保護対象またはその周囲に海水中で電位の異なる2種の材料を配置し、これらを電気的に導通させて電流を生じさせ、周辺に鮫を寄せ付けなくした。
これにより外部電源や制御回路等を必要とすることなく、長期間保護対象またはその周囲の海水中に電流を流し、周辺に鮫を寄せ付けなくできる。防御装置を容易に取り付けることができ、かつ取り付け場所を問わないことから、生簀、定置網、曳網、遊泳区域全体、遊泳者やダイバーにも取り付けることができ、鮫の被害を未然に防止できる。 (もっと読む)


【課題】 海水から塩素系酸化剤を含む電解処理水を生成する電解処理水生成装置において、電解槽へのスケール付着を防止する電解槽のスケール付着防止方法、及びそれを用いた電解処理水生成装置を提供すること。
【解決手段】海水を導入し、電気分解により海水から塩素系酸化剤を含む電解処理水を生成する電解槽において、生成された電解処理水の一部を電解槽に戻し、電解槽内に電解処理水に含まれる水素ガスを送り込むこととした。
また、電解槽内への海水の導入方向を切り替え、海水を逆方向から導入させるように構成した。
これにより、電解槽内へのスケールの付着を効果的に防止できる。 (もっと読む)


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