説明

日本冶金工業株式会社により出願された特許

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【課題】高ニッケル合金等の連続鋳造において、鋳造装置の稼動を中断することなく速やかに実施することができる切断装置と切断方法を提供する。
【解決手段】合金をトーチによって切断する装置であって、トーチは、プロパンガスと酸素ガスを吹き込むノズルと、合金の切断方向に対して平行に配置され燃焼助剤の鉄粉およびアルミニウム粉を吹き込むノズル2本と、粉末を格納する粉末タンクと、粉末タンクに対して鉛直下向きに設置した粉末を吹き込むためのエゼクターから構成されるディスペンサーを備え、アルミニウム粉の含有量は、燃焼助剤全粉末量の20〜50mass%であり、トーチによってプロパンガスと酸素ガスを吹き込むとともに燃焼助剤を吹き込んで合金を切断し、鉄粉およびアルミニウム粉を吹き込むノズル2本のうち、切断進行方向前方側のノズルから500g/分以上の供給量で鉄粉およびアルミニウム粉を吹き込むよう構成される。 (もっと読む)


【課題】ボロン含有ステンレス鋼の製造に当たり、ボロンを鋼中に効率よく歩留らせることのできるボロン含有ステンレス鋼の製造方法を提案する。
【解決手段】鉄、クロムおよびニッケル含有原料を電気炉で溶解し、得られた溶鋼をAODおよび/またはVODにて脱炭精錬し、次いで、Al、またはAlとフェロシリコン合金を用いて脱酸することでCrの還元を行ない、その後、生石灰や蛍石を添加すると共にAlを添加してAlの含有量が0.005〜0.2mass%となるようにし、その後、0.05〜2.50mass%のボロン源を添加して、ボロン含有ステンレス鋼を製造する。 (もっと読む)


【課題】優れた耐食性と熱間加工性を保つとともに強度を高め、しかも安価な原料費で製造できるステンレス鋼を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.02〜0.08%、Si:0.2〜1.0%、Mn:1.2〜2.0%、P:0.03%以下、S:0.005%以下、Ni:13〜15%、Cr:22〜30%、N:0.07〜0.20%を含有し、残部はFe及び不可避的不純物からなり、かつ下記数1および数2を満足する。
【数1】


【数2】
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【課題】炭素鋼部材へのステンレス鋼の肉盛溶接において、高温割れが防止されるとともに、溶接金属部において高耐食性が得られる溶接用ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.02〜0.08%、Si:0.2〜1.0%、Mn:1.2〜2.0%、P:0.03%以下、S:0.005%以下、Ni:13〜15%、Cr:24〜30%、N:0.02〜0.15%を含有し、残部はFe及び不可避的不純物からなり、かつ下記の式を満足することを特徴とする溶接用ステンレス鋼。


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【課題】耐衝撃性及び表面性状に優れ、かつニッケル製錬プラント及び海洋構造物等への使用に耐えるFe−Ni−Cr−Mo合金を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.001〜0.015%、Si:0.01〜0.30%、Mn:0.01〜0.50%、P:0.020%以下、S:0.0015%以下、Ni:30.00〜32.00%、Cr:26.00%を超え28.00%以下、Mo:6.00〜7.00%、Cu:1.00%を超え1.40%以下、Al:0.001〜0.10%、N:0.15〜0.25%、B:0.0005〜0.0030%、Ca:0.0001〜0.0020%、Mg:0.0001〜0.0050%、O:0.0001〜0.0050%、残部:Feおよび不可避不純物からなる。 (もっと読む)


【課題】
二相ステンレス鋼表面からの脱窒と吸窒を防止して、多様な種類の二相ステンレス鋼を安定して連続的かつ容易に光輝焼鈍する方法を提供する。
【解決手段】
窒素を0.16〜0.32質量%含有する二相ステンレス鋼の光輝焼鈍方法であって、
水素ガス雰囲気中で、温度が1030〜1100℃、焼鈍時間が20〜120秒で焼鈍することを特徴とする二相ステンレス鋼の光輝焼鈍方法。 (もっと読む)


【課題】熱間加工性と表面性状に優れるFe−Ni−Cr合金と、その有利な溶製方法を提案する。
【解決手段】mass%で、C:0.05〜0.30%、Si:0.05〜0.40%、Mn:0.05〜0.60%、S:0.0001〜0.005%、P:0.040%以下、Ni:20〜26%、Cr:1〜6%、N:0.02%以下、B:0.001%未満およびTi:0.05%未満を含有し、好ましくはさらに、Mg:0.001%以下、Ca:0.0001〜0.002%、Al:0.0001〜0.01%およびO:0.0001〜0.005%を含有すると共に、合金中に含まれる非金属介在物が、MnO−SiO−Al−MgO−CaO系で、その成分組成がMnO:0.1〜10%、SiO:10〜40%、Al:5〜40%、MgO:5〜40%、CaO:10〜40%であるバイメタル用Fe−Ni−Cr合金。 (もっと読む)


【課題】窒化物を生成せずに、短時間で高濃度の窒素を固溶させて、高耐食性を付与することができるステンレス鋼板の表面改質方法を提供する。
【解決手段】窒素の分圧が0.25〜0.7気圧であり残部が還元性ガスからなる雰囲気の炉内で、1079〜1210℃の温度範囲において、板厚が0.5〜2.0mmの鋼板をオーステナイト単相と平衡する温度で30〜90秒間保持し、鋼板の表面にオーステナイト単相を形成させながら窒素を0.3mass%以上固溶させ、ガス雰囲気を保ちながら炉内にて鋼板を冷却し、鋼板の表面を窒素が固溶したオーステナイト単相に維持する。 (もっと読む)


【課題】冷間加工を施す必要がなく、固溶化処理後に時効処理を施すだけで高強度が得られると共に、時効処理条件が広く、しかも、連続鋳造法で製造することが可能で、製造性にも優れる析出硬化型マルテンサイト系ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】mass%で、C:0.07以下、Si:0.1〜2.5%、Mn:0.1〜2.5%、P:0.05%以下、S:0.005%以下、Ni:4.0〜10.0%、Cr:11.0〜18.0%、Mo:4.0%以下、Cu:2.0〜8.0%、Al:0.1〜2.0%、Nb:0.05〜0.80%およびN:0.05%以下を含有し、かつ、CuとAlが、Cu+4.0×Al≧6.0%を満たして含有し、マルテンサイト変態開始点が90〜160℃の範囲にあり、かつ、オーステナイト生成量が1.0〜9.0vol%の範囲にある析出硬化型マルテンサイト系ステンレス鋼。 (もっと読む)


【課題】ボロン含有ステンレス鋼の連続鋳造に好適な連続鋳造用パウダーを提供すること、および表面欠陥のないボロン含有ステンレス鋼スラブの連続鋳造方法を提案する。
【解決手段】Ca0:30〜35mass%、SiO:20〜30mass%、NaO:10〜16mass%、Al:8〜11mass%、B:3〜5(未満)mass%、F:4〜10mass%、骨材C:1〜3mass%を含有し、かつ、塩基度が1.0≦C/S<1.3、1300℃における粘度が0.5〜2poise、凝固温度が900〜1200℃、かつ鋳型と凝固シェルとの間に流入した時に、0.5〜3mmの厚さを持つパウダーフィルムを形成する鋳造用パウダーおよびこのパウダーを用いたボロン含有ステンレス鋼の連続鋳造方法。 (もっと読む)


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