説明

浜松光電株式会社により出願された特許

1 - 10 / 20


【課題】周波数特性が平坦であり、かつ小型で簡単な構造の信号処理回路で安価で再現性のよい渦電流センサを提供すること。
【解決手段】交流磁界の印加により導電体である検出物に渦電流を発生させる交流磁界発生用コイルと、前記渦電流による磁界を検出する一定方向に感度を持った磁気センサとを有し、磁気センサの感磁方向と同一方向に磁界が通過するように前記交流磁界発生用コイルと磁気センサを配置し、前記交流磁界発生用コイルと磁気センサとの間の磁束線を横切るように検出物が通過するようにして、前記交流磁界発生用コイルからの磁界が検出物の渦電流に変化することによる磁界の損失分を検出するようにしたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 内挿精度の低下を極力抑えて、検出対象物の回転角度又は移動位置を高精度で検出する。
【解決手段】 磁気センサ10は、検出対象物の回転又は移動に応じて互いに90度だけ位相の異なる正弦波状のA相出力信号及びB相出力信号を出力する。A相出力信号及びB相出力信号のそれぞれにおいて、サンプリング値とそれを180度シフトしたサンプリング値の差が最小となる同一位相のサンプリング値を抽出し、前記抽出したサンプリング値の平均値をオフセット補正値として計算する。これらのオフセット値を用いて、A相出力信号及びB相出力信号のサンプリング値をオフセット補正して検出対象物の回転角度又は移動距離を計算する。 (もっと読む)


【課題】組み付けが容易であり高分解能を達成する小型のアブソリュートエンコーダ装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、第1の磁気パターン14(2極)と第2の磁気パターン16(多極)とを有する永久磁石4と、第1の磁気パターン14の磁界を検出する第1の磁気センサ5と、第2の磁気パターン16の磁界を検出する第2の磁気センサ6と、第1及び第2の磁気センサ5,6の出力信号から、回転軸2の絶対的な回転角度を算出する信号処理回路7とを備えるエンコーダ装置1であり、第1及び第2の磁気センサ5,6と信号処理回路7は単一基板8に固定され、第1の磁気パターン14は永久磁石4の内側において軸方向と交わる方向に延びる面上に形成され、第2の磁気パターン16は永久磁石4の外周面に形成される。 (もっと読む)


【課題】 内挿精度の低下を極力抑えて、検出対象物の回転角度又は移動位置を高精度で検出する。
【解決手段】 センサ部は、検出対象物の回転又は移動に応じて互いに90度だけ位相の異なる正弦波状のA相出力信号及びB相出力信号を出力する。A相出力信号の最大値VAmax及び最小値VAminに対してプラス90度の位置とマイナス90度の位置に対応する4つのサンプリング値VA1〜VA4を取得して、これらの平均値をオフセット値とする。B相出力信号に関しても、同様に、オフセット値を計算する。これらのオフセット値を用いて、A相出力信号及びB相出力信号のサンプリング値をオフセット補正した、検出対象物の回転角度又は移動距離を計算する。 (もっと読む)


【課題】 磁界感度異方性、広動作磁界および出力直線性に優れた磁気センサを提供すること。
【解決手段】 絶縁基板20と、絶縁基板20の表面に形成されたGMR素子22a〜22dと、絶縁基板20の裏面に配置されたバイアス磁石24とで磁気センサ20を構成した。そして、GMR素子22a〜22dを一方側と他方側との間を折り返しながら延びる線状のグラニュラ薄膜で構成し、バイアス磁石24によるバイアス磁界をGMR素子22a〜22dの線状が延びる長手方向に印加した。また、GMR素子22a〜22dを構成するグラニュラ薄膜を、Agからなる母相中に、FeCoからなる微粒子を分散させて構成した。 (もっと読む)


【課題】 磁気センサの出力を簡単に温度補正できるようにする。
【解決手段】 外部磁界が2つの磁気抵抗効果素子の抵抗値変化に差を生じさせない状態での磁気センサ10の出力電圧Voutを取得するとともに、出力電圧Voutのオフセット電圧Os1を取得する。オフセット電圧Os1の場合と同一温度Trtにおいて、外部磁界を2つの磁気抵抗効果素子に対して回転させたときの磁気センサの出力電圧の最大値と最小値の中央値を計算して出力振幅中心値として取得する。出力振幅中心値のオフセット電圧Os2とオフセット電圧Os1との差Os2−Os1を取得して、予め用意された比例定数Aを用いて、磁気センサの温度がTである条件下で、外部磁界の印加によって前記磁気センサから出力される出力電圧を、式Oa(T)=A・(Os2−Os1)・(T−Trt)+Os1によって規定される補正値Oa(T)で補正する。 (もっと読む)


【課題】 検出精度を良好な状態に維持したまま、回転体に設けられる回転磁石を回転体の外周面または内周面に配置した回転軸貫通構造に適した回転検出装置を提供すること。
【解決手段】 回転軸11に取り付けた円形回転磁石12と、磁気センサ13A等で回転検出装置10を構成した。磁気センサ13A等を、バイアス磁石14と、バイアス磁石14の磁極面に配置される基板15と、基板15の中心点Oで直交して延びる2つの軸に沿い中心点Oからそれぞれ同一距離の位置に設定された4つの領域15a等に、中心点Oを中心として点対称に配置された磁気抵抗効果素子a等で構成した。そして、磁気センサ13A等の一方の軸が円形回転磁石12の外周面で形成される円の接線と平行し、他方の軸の傾斜角度が互いに同じになるようにして、磁気センサ13A等を円形回転磁石12の外周側で周方向に90度離れた位置に設置した。 (もっと読む)


【課題】
ガルバノスキャナに適用可能な、温度補償の効いた、高精度且つ高速応答性に優れるエンコーダの信号処理方法、エンコーダ装置及びサーボモータを提供すること。
【解決手段】
エンコーダ信号発生源から出力される2相正弦波信号のそれぞれを二乗する二乗算出手段と、二乗算出手段から出力される二乗した2相正弦波信号を加算する手段と、この加算手段の出力の平方根を演算する手段と、振幅の補正係数を演算する手段とによって、エンコーダ信号の振幅をゲイン調整する。
更に、2相正弦波信号を差動入力をもとに処理する増幅器により、一定の間隔で原波形に対する遅れ波形を形成し、検出対象の加減速時や負荷変動を受けている場合にも有効な逓倍信号を得る。 (もっと読む)


【課題】簡単で安価な方法で磁気抵抗素子と永久磁石との位置決め誤差を解消し、高精度でかつ小型化が可能な好適な磁気センサを提供すること。
【解決手段】検出対象物との間の相対的運動によって生じる磁界変化を検出する磁気センサにおいて、前記磁気センサは、基板と、この基板の表面に形成された磁気抵抗素子と、前記基板における前記磁気抵抗素子の形成面と反対面に形成された磁性体とを具備し、前記磁性体は、磁性粉と樹脂とを混合したものを前記基板の凹部に流し込んで硬化し、着磁したものからなる。 (もっと読む)


【課題】周波数特性が平坦であり、かつ小型で簡単な構造の信号処理回路で安価で再現性のよい渦電流センサを提供すること。
【解決手段】交流磁界の印加により導電体である検出物に渦電流を発生させる交流磁界発生用コイルと、前記渦電流による磁界を検出する一定方向に感度を持った磁気センサとを有し、磁気センサの感磁方向に対して垂直に磁界が通過するように、前記交流磁界発生用コイルと磁気センサとを近接させて、又は同心円状に配置して、前記磁気センサの近傍を通過する検出物に生じる渦電流を検出するようにしたことを特徴とする。 (もっと読む)


1 - 10 / 20