説明

富士シリシア化学株式会社により出願された特許

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【課題】微粒子状炭素がシリカ骨格の内部にまで均一に分散した状態にあって優れた電気伝導性を示すシリカ・炭素複合多孔質体と、その製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明のシリカ・炭素複合多孔質体は、界面活性剤によって水に分散させた微粒子状の炭素と、アルカリ金属ケイ酸塩水溶液と、鉱酸とを混合することにより、アルカリ金属ケイ酸塩と鉱酸との反応生成物であるシリカと微粒子状の炭素が均一に分散した共分散体を作製し、当該共分散体中に含まれるシリカをゲル化させ、共分散体を多孔質化することによって得られる。このシリカ・炭素複合多孔質体は、比表面積が20−1000m2/g、細孔容積が0.3−2.0ml/g、平均細孔径が2−100nmに調製される。このようなシリカ・炭素複合多孔質体は、微粒子状炭素がシリカ骨格の内部に均一に分散した状態にあり、優れた電気伝導性を示す。 (もっと読む)


【課題】微粒子状炭素がシリカ骨格の内部にまで均一に分散した状態にあって優れた電気伝導性を示すシリカ・炭素複合多孔質体と、その製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明のシリカ・炭素複合多孔質体は、ケイ酸エステル又はその重合体をシリカ原料として、当該シリカ原料中に微粒子状の炭素を添加、混合して、その混合物中でシリカ原料を加水分解することにより、シリカと炭素の共分散体を作製して、当該共分散体中に含まれるシリカをゲル化させ、共分散体を多孔質化することによって得られる。このシリカ・炭素複合多孔質体は、比表面積が20−1000m2/g、細孔容積が0.3−2.0ml/g、平均細孔径が2−100nmに調製される。このようなシリカ・炭素複合多孔質体は、微粒子状炭素がシリカ骨格の内部にまで均一に分散した状態にあり、優れた電気伝導性を示すものとなる。 (もっと読む)


【課題】吸水状態を示す吸着水分量を、青ゲルのようなインジケーターよりも正確に標示可能な簡易水分定量器を備えた吸湿器具の提供。
【解決手段】吸湿器具1は、ハンガー2と、ハンガー2に吊されている吸着部材3とを備えており、ハンガー2は、金属棒4と、金属棒4に設けられているバネ5と、金属棒4に沿って上下方向にスライド可能な可動体6によって構成されている。吸着部材3の吸着水分量によって、バネ5は伸縮する構造になっている。さらに金属棒4には、青色、黄色、赤色のマーク7が設けられ、これらが吸着部材3の吸着水分量に応じて、青色、黄色、赤色の順に露出する。 (もっと読む)


【課題】内部に封入された吸着剤を従来以上に効率よく加熱可能な吸着器を備えた吸着ヒートポンプを提供すること。
【解決手段】吸着ヒートポンプ1は、複数の吸着器2と、蒸発器3とを備え、これらの内部間が配管5を介して接続された構造とされている。吸着器2は、光が透過可能な外側容器と、外側容器の内部に設けられた内側容器とを有し、内側容器の外面と外側容器の内面との間には真空状態とされた断熱空間が形成されている。吸着器2が備える内側容器の内部には、雰囲気の温度及び雰囲気中に含まれる吸着質の分圧に応じて、雰囲気中から吸着質を吸着、又はすでに吸着している吸着質を雰囲気中へ脱着する吸着剤が封入されている。吸着剤としては、シリカゲル粒子を使用すると好ましく、特に黒色半透明シリカゲル粒子を用いると好ましい。 (もっと読む)


【課題】吸着器の容器そのものは変形しやすい構造であるにもかかわらず、吸着器の耐圧性が十分に確保された吸着ヒートポンプを提供すること。
【解決手段】吸着ヒートポンプ1は、吸着剤17が内部に封入された吸着器3と、吸着対象物質の蒸気圧が飽和蒸気圧に達した際に吸着対象物質を凝縮させる一方、吸着対象物質の蒸気圧が低下した際には、液化していた吸着対象物質を蒸発させる蒸発器5と、吸着器3と蒸発器5との間に介在して、吸着器3の内部空間と蒸発器5の内部空間とを連通させる配管7と、蒸発器5内の温度が低下した際に、蒸発器5との間で熱交換を行うことにより、蒸発器5から冷熱を取り出す熱交換手段9とを備えている。吸着器3は、金属容器13が、大気圧を受けて吸着剤17に密着する形態に変形することにより、受光面11との間に吸着剤17を挟み込む構造になっている。 (もっと読む)


【課題】 薬物の溶出性に優れるとともに、同組成の従来品よりも強度の高い錠剤と、そのような錠剤の製造方法を提供すること。
【解決手段】 シリカと、薬物または賦形剤を、あらかじめ複合化して複合化粒子を形成するとともに、その複合化粒子と複合化粒子以外の残りの成分とを混合して、その混合物を打錠して、錠剤を製する。このような手法で製造された錠剤は、同じ配合比の組成物であっても、複合化することなく単に混合してから打錠してなる錠剤に比べ、機械的強度が著しく向上する。 (もっと読む)


【課題】硬度が十分に高い上に打錠機の臼から抜くときに必要な放出力が小さい医薬品用又は食品用の粉体圧縮成形物と、その製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明の医薬品用又は食品用の粉体圧縮成形物は、粉体を主成分とする原料組成物が型内で打錠されてなる粉体圧縮成形物であって、無機材料の球状粒子からなり、打錠後の粉体圧縮成形物を型から放出する際に必要となる放出力を低減可能な離型促進用添加剤が、原料組成物中に配合されていることを特徴とする。この粉体圧縮成形物に配合される離型促進用添加剤としては、平均粒子径0.1−230μmの無機材料粒子を利用すると好適である。また、離型促進用添加剤は、前記原料組成物全体に対する重量比で0.1−5%配合されていると好ましい。 (もっと読む)


【課題】燃料コストを削減しながら、園芸ハウス等における温湿度を調整できる温湿度調整装置を提供すること。
【解決手段】夜間に暖房を行い、昼間に加湿を行う温湿度調整装置1であって、水分を吸着/脱着可能な吸着剤9と、前記吸着剤9に接触する経路3に沿って空気を流通させる空気流通手段5と、前記経路3のうち、前記吸着剤9よりも上流側の空気を、昼間に加熱する加熱手段7と、前記経路3における前記上流側に、夜間、前記加熱手段7により加熱された空気よりも相対湿度が高い空気を供給する高湿度空気供給手段と、を備えることを特徴とする温湿度調整装置1。 (もっと読む)


【課題】ノロウイルス検出用材料および該材料を用いるノロウイルスの検出方法の提供。
【解決手段】シリカゲルを含むノロウイルス検出用材料を得て、試料に含まれる夾雑物を該材料に吸着させることによるノロウイルスの検出方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】親水性の高い高極性化合物を分離対象とする場合でも良好な分離を実現可能な親水性有機化合物の分離方法、および親水性相互作用クロマトグラフィー用充填剤の提供。
【解決手段】本発明の親水性有機化合物の分離方法では、下記一般式(I)で表される官能基(ただし、R1,R2,R3は、炭素数1〜11の炭化水素基、または、前記炭化水素基の一部がアルコキシ、カルボニル、アミノ、アミド、およびカルボキシから選ばれる1種または2種以上の原子団で置換されるか、前記原子団が炭素鎖中に挿入されたもの。)によってシリカゲルの表面が修飾されてなる表面改質シリカゲルを固定相とし、親水性相互作用クロマトグラフィー法で、原料から親水性有機化合物を分離する。
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