説明

株式会社富士ピー・エスにより出願された特許

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【課題】コンクリート柱を太径化することなく、保護塗装や重機を必要とすることなく、且つ環境負荷の少ないコンクリート柱の補強工法を提供することにある。
【解決手段】コンクリート柱の表面を削る下地処理工程と、削ったコンクリート柱の周囲に有機繊維シートを巻き付ける巻き付け工程と、有機繊維シートの周囲に所定の空隙を有して型枠を設置し、セメント系無収縮グラウト材を注入するグラウト材注入工程とから成るので、施工後のコンクリート柱が太径化することもなく、保護塗装や重機を必要とすることなく、且つセメント系無収縮グラウト材には揮発性有機化合物(VOC)が含まれていないため環境負荷を少なくすることができる。 (もっと読む)


【課題】外ケーブルの張力状態を常に検出し、張力の増加を把握し、橋梁の耐荷力が低下した場合に、外ケーブルを再緊張して、耐荷力の回復を図ることのできるプレストレストコンクリート橋梁構造を提供する。
【解決手段】プレストレストコンクリート橋梁11の定着具16と支圧板が密着する程度の低い張力で緊張した外ケーブル13を配設したプレストレストコンクリート橋梁構造10であって、前記外ケーブルを緊張する緊張機構14と、前記外ケーブルの張力変動を検出する検出手段15とを設け、前記検出手段が前記外ケーブルの張力を定量的にモニターし、所定の張力の増加を検出した場合に前記緊張機構によって前記外ケーブルを再緊張して、橋梁の耐荷力の回復を図る。 (もっと読む)


【課題】PC鋼材およびプレストレスを有効に利用することにより、応力を低減し、鉄筋量の軽減と施工性を改良することのできるPC梁接合部構造を提供すること。
【解決手段】プレキャスト・プレストレストコンクリート梁と、柱とを接合するPC梁接合部構造であって、前記プレキャスト・プレストレストコンクリート梁の端部近傍にPC鋼材を埋設するとともに梁端部からPC鋼材を延長し、当該延長したPC鋼材を圧縮鋼材を介して緊張してプレキャスト・プレストレストコンクリート梁端部に延長緊張部を形成し、前記柱頭部に水平方向からPC梁を架け渡すとともに、前記延長緊張部と、柱主筋とをコンクリートを打設して一体化することによりプレキャスト・プレストレストコンクリート梁と、柱とを一体構成したので、PC梁に作用する応力を低減し、鉄筋量の削減を図ることが出来る。 (もっと読む)


【課題】ひび割れに対する耐力が増加するとともに、梁鉄筋に作用する応力を低減し、端部主筋を削減することのできるPC梁接合部構造を提供すること。
【解決手段】プレキャスト・プレストレストコンクリート梁と、柱とを接合するPC梁接合部構造であって、柱頭部に水平方向からPC梁を架け渡し、その上に柱とPC梁の端部を繋ぐとともに、柱頭部から上に伸びる柱主筋を挿通する為の挿通孔を備えたPCブロック体を載せ、PC梁の端部から突出した鉄筋と、柱主筋と、フープ筋と、PCブロック体とPC梁とをコンクリートを打設して一体的に構成したので、ひび割れに対する耐力が増加するとともに、梁鉄筋に作用する応力を低減し、端部主筋を削減することが出来る。 (もっと読む)


【課題】剛性を保ちつつ、地震時慣性力の増加の少ない風力発電用ハイブリッドタワーを提供すること。
【解決手段】基端部をプレストレストコンクリートで構成するとともに、その上に鋼製円筒を継ぎ足して中空タワーとした風力発電用ハイブリッドタワーであって、前記プレストレストコンクリートと鋼製円筒とをプレストレスを導入するための定着部を備えたアダプターリングを介して接続し、前記アダプターリング下端に形成したフランジ下面を下に凸の曲面形状としたので、接合部分に気泡が生じるのを防止して、高い風力発電用タワーを剛性を保ちつつ、重量の増加を抑えて地震時慣性力の増加の少ないものとすることができる。 (もっと読む)


【課題】アスベスト硬化剤がアスベスト中間層のみならず、アスベスト層が付着する母材との境界まで浸透している事を容易に確認できる広帯域超音波探査法を提供することを目的とする。
【解決手段】硬化剤を注入したアスベスト層Aの表面に、発信探触子31および受信探触子32を配置して、広帯域受信波を収録する工程と、アスベスト層厚dと硬化剤完全注入時のアスベストの音速とを用いて、広帯域受信波の起生時刻を求め、該起生時刻に基づいて該起生時刻周辺の受信波を重み付けして切り出す所定の時系列フィルタを定義し、該時系列フィルタを用いて母材Bからの1回目の反射波のみを抽出する処理と、を備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ナセルの上架を大型クレーンを用いることなく行い、100メートルを超える風力発電用タワーの建設を実現する。
【解決手段】地上に配置したクレーンを用いて、ナセル上架構造物10の設置に必要な資材、機材を吊り上げ、タワー12の最上部に前記ナセル上架構造物を組み立て、ナセル上架構造物に設置した吊上台車14から吊り治具16を地上に降ろし、この吊治具16にナセル54を取り付け、吊上台車に設けた吊上装置によってナセル54およびブレード60を順次前記タワーの最上部のナセル上架構造物まで吊り上げる。吊り上げたナセル54およびブレード60をナセル上架構造物10を利用して一体に組み立てる。ナセル上架構造物10を解体し、資材、機材を前記クレーンを用いて地上に吊り降ろす。 (もっと読む)


【課題】トラス材にかかる曲げモーメントを小さくすることのできる合成トラス桁構造を提供すること。
【解決手段】コンクリート系上床版と、コンクリート系下床版とを鋼製トラス材で結合した合成トラス桁構造であって、前記コンクリート系床版と鋼製トラス材との接合格点をセミヒンジ構造としたので、コンクリート系上床版上の載荷により鋼製トラス材に発生する曲げモーメントを小さくすることができる。したがって、鋼製トラス材は、軸力と小さな曲げモーメントに耐えることができればよいので、部材断面を小さくすることができ、経済的である。 (もっと読む)


【課題】補強柱や補強梁の重量増加を抑制するとともに、採光性や通風性を確保して使用環境を維持することができる耐震補強構造を提供すること。
【解決手段】既存建物の構面に沿って構築される耐震補強構造であって、既存建物の窓部以外の位置に配置された補強柱と、既存建物の窓部以外の位置に配置された補強梁と、補強基礎部とから成り、前記補強柱と補強梁で構成されるフレーム構造の対向する隅部の少なくとも一対に緊張材を張架したので、補強柱や補強梁の重量増加を抑制するとともに、採光性や通風性を確保して使用環境を維持することができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、高架道路または橋の建設に使用される鋼コンクリート複合桁からなる連続鋼板ウエブ橋および連続鋼板ウエブ橋の施工方法に関するものである。
【解決手段】本発明の連続鋼板ウエブ橋は、コンクリート上フランジとコンクリート下フランジとの間を鋼板ウエブにより接続された鋼コンクリート複合構造のプレキャスト単純桁を複数の橋脚間に連続して架設するものである。橋脚上に設けられた横桁は、前記プレキャスト単純桁の前後左右の桁どうしを連続化する現場打ちコンクリートからなる。前記現場打ちコンクリートは、前記横桁の前後左右方向に緊張ケーブルによってプレストレスが導入される。前記構成の連続鋼板ウエブ橋は、連続しているとともに、予測される曲げモーメントに対して、予め前後左右方向から緊張ケーブルにより、プレストレスを与えることで合理的な設計ができる。 (もっと読む)


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