説明

リバーエレテック株式会社により出願された特許

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【課題】 高発振周波数に対応して小型化する圧電振動板の主振動による振動エネルギーを効率よく得ることができると共に、前記圧電振動板を安定して支持することのできる支持構造を備えた幅縦・長さ縦結合モードの圧電振動子を提供することである。
【解決手段】 幅縦モードの主振動を伴う一対の主振動辺22a,22b及び長さ縦モードの副振動を伴う一対の副振動辺からなる四角形状の圧電振動板22と、一対の主振動辺から外方向に延びる支持アーム25,23と、圧電振動板22の外周に設けられ、支持アーム25,23の一端が接続されるフレーム24とを備えた圧電振動子21であって、一方の支持アーム25は主振動辺22aから2つの屈曲部25a,25bを有し、他方の支持アーム23は主振動辺22bから2つの屈曲部23a,23bを有し、これら支持アーム25,23とフレーム24との間が一つの経路によって結ばれるように構成した。 (もっと読む)


【課題】 圧電振動板の内部形状やこの圧電振動板上に形成される励振電極の膜厚等を変化させることなく、幅縦モードと長さ縦モードによる振動の変動率を長さ縦モードの周波数のみによる独立した調整を可能とすることで、高発振周波数に対応して小型化する圧電振動子の周波数特性や温度特性を最適化することのできる圧電振動子を提供することである。
【解決手段】 幅縦モードの主振動を伴う一対の主振動辺12a,12b及びこの一対の主振動辺と直交し、長さ縦モードの副振動を伴う一対の副振動辺12c,12dを有し、表面に励振電極が形成された四角形状の圧電振動板12と、前記一対の主振動辺12a,12bから外方向に延びる支持アーム13,14と、前記主振動辺の略中間位置から外方向に突出し、先端に重量を調整するための張出部を有する突起片15とを備えた。 (もっと読む)


【課題】 励振電極を備えた圧電振動板を支持するための支持アームやフレーム板に設けられる配線電極の形成面積を最大限に広くすることによって、励振電極における電気抵抗及び等価直列抵抗値を低減させ、これによって振動効率の向上を図ることのできる圧電振動子を提供することである。
【解決手段】 極性の異なる一対の励振電極を有する圧電振動板12と、該圧電振動板12の外周部の一端から外方向に延び、前記それぞれの励振電極と電気的に導通する配線電極が設けられる一の支持アーム13とを備えた圧電振動子11において、前記支持アーム13には、前記圧電振動板12に向けて延びる絶縁部19が設けられ、この絶縁部19を挟んだ左右方向の上下面及び側面に前記一対の励振電極のそれぞれに導通する第1配線電極21及び第2配線電極22を被覆形成した。 (もっと読む)


【課題】 高周波を直接発振させることができると共に、ATカット振動子並みの周波数精度が得られ、発振器を構成した場合において位相雑音やジッタ特性が良好な弾性波素子を提供することである。
【解決手段】 基板内部を板波が伝搬するようにオイラー角(0±2°、35〜40°、0±2°)によってカット形成された水晶基板12と、この水晶基板12の表面に板波を励振させる少なくとも1つの櫛形励振電極13と、裏面に周波数の調整を行う周波数調整膜14とを備え、位相速度が4500〜6000m/sの範囲にある板波の温度特性が25℃付近に変曲点を持つ略3次温度特性になるように櫛形励振電極13と周波数調整膜14の膜厚を調整した。 (もっと読む)


【課題】 製造時における周波数調整を容易且つ精度よく行うとともに、製造後においても周波数変動やバラツキを防止して安定した発振周波数を得ることが可能な圧電振動子の製造方法を提供することである。
【解決手段】 励振電極29,30が形成された振動腕部23,24に周波数調整領域を設けることによって、発振周波数Fを所定の目標周波数f0に調整する圧電振動子の製造方法において、前記周波数調整領域に第1の金属膜31を形成した後、この第1の金属膜31にレーザビームを照射することによって発振周波数Fを粗調整する粗調整工程Aと、前記粗調整された第1の金属膜31の表面に第2の金属膜33を形成した後、この第2の金属膜33にイオンビームを照射することによって発振周波数Fを目標周波数f0に向けて微調整する微調整工程Bとを備えた。 (もっと読む)


【課題】 第2高調波で発振させることができないように、この第2高調波の発生する周波数帯を基本波に対してより高い周波数帯にシフトさせることで、基本波のみによる正確な発振を得ることができる音叉型の圧電振動片を提供することである。
【解決手段】 基部22と、この基部22から所定の腕幅、腕長及び腕厚を有して平行に延び、表面に励振電極29,30が形成される一対の振動腕部23,24とを備え、基本波の振動を得るための音叉型の圧電振動片21において、前記一対の振動腕部23,24は、それぞれが前記基部22から延びる第1腕部23a,24aと、この第1腕部23a,24aの先方に延び、該第1腕部23a,24aの腕幅よりも広い腕幅を有する第2腕部23b,24bとによって形成され、前記第1腕部23a,24aに対する第2腕部23b,24bの腕幅を約2倍以上、腕長を振動腕部23,24の全長の30%以上に設定した。 (もっと読む)


【課題】 圧電基板の表面付近にエネルギーを集中させて伝搬する水平せん断型表面弾性波の伝搬経路上に水素吸蔵合金の中でも、吸蔵する際に違った挙動を示す結晶材料とアモルファス材料、金属ガラス材料を使用することによって、質量の変化、体積の膨張による応力、水素化物の生成による機械的強度の変化を前記水平せん断型表面弾性波の伝搬特性の変化に着目して、高感度で計測できる溶存水素センサを提供するものである。
【解決手段】 水平せん断型表面弾性波(SH−SAW)4をSH−SAW圧電デバイス5の表面に発生させ、且つ、前記SH−SAW4の伝搬経路31上に水素吸蔵合金6を成膜し、この水素吸蔵合金6を成膜するための膜材と湿潤環境や溶存水素溶液13中の水素12の相互反応物質を前記SH−SAW4の伝搬特性変化を通して測定する。 (もっと読む)


【課題】 製造時における音叉腕部や溝部の寸法ズレ等が生じた場合であっても、電界効率の向上及び等価直列抵抗の改善を図ることができるとともに、安定した周波数特性を得ることのできる小型の音叉型屈曲振動子を提供することである。
【解決手段】 音叉基部22と、この音叉基部22から平行して延びる一対の音叉腕部23,24と、この音叉腕部23,24の表面を長手方向に凹設した溝部25,26とを備えた音叉型屈曲振動子21において、前記溝部25,26には、長手方向に沿って前記音叉基部22から延びる補強壁部33を形成した。 (もっと読む)


【課題】 水晶振動子のような高真空度における封止が要求される電子部品を容易且つ確実に気密封止することができる電子部品パッケージを提供することである。
【解決手段】 電子部品21を収容する凹部26が形成されたケース22と、このケース22の上面に載置され、ケース22との間に設けられた金属ろう材を介して前記凹部26内を封止する蓋体25とを備え、前記金属ろう材を前記凹部26の周囲に沿って溶融することによって連続する封止ラインが形成された電子部品パッケージ20において、前記封止ラインは、前記凹部26の周囲の一部に少なくとも一以上の切れ目32を有して形成される第1の封止ライン33と、この第1の封止ライン33の切れ目32の一端35と他端36とを結ぶ直線上からずれた位置で前記端部35,36同士を連結する第2の封止ライン34とによって構成した。 (もっと読む)


【課題】 圧電型基板上に発生させる表面弾性波(SAW)を利用する事により、従来では、光学顕微鏡のみの観察であった細胞の増殖・成長・傷害修復過程を、SAW伝搬経路上に形成された細胞の物理的、化学的変化によるSAW伝搬特性として計測することによって検出可能な表面弾性波デバイスバイオセンサを提供する。
【解決手段】 圧電型基板22に接合させたIDT23に高周波電流又は電圧を印加し、圧電型基板22の表面近傍にSAW25を発生させ、このSAW25の伝搬特性によって細胞の物理的、化学的変化を検出するSAWデバイスセンサ21において、前記IDT23にSiO2を成膜し、圧電型基板22上に擬似マトリックス27をコーティング処理した後、培養細胞28からなるSAW伝搬経路24を形成して2チャンネル化し、一方の1チャンネルで温度と溶液質量による変化を補正し、他方の1チャンネルで細胞の物理的、化学的変化を検出するようにした。 (もっと読む)


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