説明

豊田鉄工株式会社により出願された特許

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【課題】部材各部の寸法や角度のばらつきに拘らずペダルパッドとペダルアームとを所定の取付状態で安定して取り付けることができるようにする。
【解決手段】挿入穴40に対する挿入部18の挿入と並行して嵌合部20が被嵌合部36に嵌め込まれるように、挿入穴40の中心線と平行に被嵌合部36の嵌合方向が定められているため、ペダルアーム12をペダルパッド30に対して一動作で取り付けることができる。また、被嵌合部36の嵌合深さ寸法W2が嵌合寸法W1よりも大きく、嵌合部20の位置が嵌合方向においてばらつくことが許容されるため、部材各部の寸法や曲げ角度θr、交差角度θpのばらつきに拘らず挿入部18を挿入穴40内に挿入しつつ嵌合部20を被嵌合部36に対して適切に嵌め込むことが可能となり、ペダルアーム12をペダルパッド30に対して常に所定の取付状態で安定して取り付けることができるとともに、取付作業性が向上する。 (もっと読む)


【課題】ペダルの非操作時に起歪体に予荷重を付与することなく揺動レバーのがたつきやロスストロークを解消し、ペダルの踏込み初期からペダル操作量を高い精度で検出できるようにする。
【解決手段】センサロッド46の第2抜止め部58と揺動レバー20との間に第2圧縮コイルスプリング50が配設され、その第2圧縮コイルスプリング50の付勢力に従って揺動レバー20が中間係止部60に当接させられるようになっており、ペダル非操作時においても揺動レバー20は第2圧縮コイルスプリング50の付勢力に従って中間係止部60に当接させられている。これにより、起歪体44に予荷重を付与することなく揺動レバー20のがたつきやロスストロークが解消し、操作ペダル16の踏込み初期から第1圧縮コイルスプリング48を介して起歪体44に荷重が適切に伝達されるようになり、ペダル操作量を高い精度で検出できる。 (もっと読む)


【課題】アシストグリップの引張荷重に対する支持剛性の確保と押圧荷重に対する衝撃吸収性能とを容易に両立させることができる取付構造を提供する。
【解決手段】アシストグリップ10が取り付けられるグリップ取付ブラケット14に脆弱部34および高剛性部36が設けられ、押圧荷重Fprが加えられた場合には、アシストグリップ10に固設されたクリップ40の鍔部50が脆弱部34を押圧して変形させることにより、その脆弱部34の変形で押圧荷重Fprの衝撃が適切に吸収される。引張荷重Fexが加えられた場合には、クリップ40に設けられた係止爪48が高剛性部36に係合させられることにより、その高剛性部36によってアシストグリップ10が高い剛性で支持される。 (もっと読む)


【課題】枠形状の角部を構成するハット断面形状の一対の枠部材を連結する連結構造を、所定の剛性や強度を確保しつつ簡単で且つ安価に構成できるようにする。
【解決手段】ラジエータサポートロア14の凸部26の上壁22に設けられた開口60にラジエータサポートサイド18の凸部36が嵌入され、凸部26、36の側壁24、34同士が重ね合わされて接合されるとともに、開口60の縁部に設けられた接合フランジ62が上壁32に重ね合わされて接合される。また、連結部材40が固設されるとともに、ラジエータサポートロア14およびラジエータサポートサイド18との間に閉空間52が形成され、硬化性樹脂54が充填されて補強される。これにより、角部の強度や剛性を確保しつつ、ラジエータサポートロア14やラジエータサポートサイド18を全長に亘って一定のハット断面形状とすることができ、形状が単純化されて簡単で且つ安価に構成できる。 (もっと読む)


【課題】起歪体の歪に基づいてペダル操作量を電気的に検出するペダル操作量検出装置に関し、所定の検出精度を確保しつつ簡単且つ安価に構成できるようにする。
【解決手段】ブラケット42を介して操作ペダル16に固定された起歪体44にセンサロッド46が一体的に立設され、そのセンサロッド46と揺動レバー20とが圧縮コイルスプリング48を介して連結されているため、構造が簡単で安価に構成できる。また、揺動レバー20から圧縮コイルスプリング48を介してセンサロッド46にブレーキ反力Rが伝達されるため、揺動レバー20の歪に基づいてペダル操作量を検出する場合に比較して、エンジン振動等の外乱の入力が抑制されて所定の検出精度を確保できる。 (もっと読む)


【課題】優れた衝突エネルギー吸収性能が得られるとともに、部品点数や重量の増加を招くことなく車両の乗り上げ・潜り込み防止機能が得られるようにする。
【解決手段】車幅方向の中心に対して対称的な2箇所に低強度の湾曲部18が設けられているため、その湾曲部18で変形し易くなり、荷重入力部位の座屈で荷重が一気に低下することが抑制されて、優れた衝突エネルギー吸収性能が得られるようになる。その場合に、湾曲部18は、単一の突出部40にて構成されることにより、その突出部40の突出方向(車両前方)からの衝突荷重に対する強度が低下させられ、車両上下方向の上方および下方へそれぞれ拡幅されているため、その湾曲部18によって乗り上げ・潜り込み防止機能が得られるようになり、部品点数や重量の増加を招くことなく車両の乗り上げや潜り込みを抑制できる。 (もっと読む)


【課題】剛性や意匠の低下を招くことなくレリーズロッドにポールおよびレリーズノブを取り付けた状態でレバー本体に対して効率的に組み付けることができるようにする。
【解決手段】操作部22に設けられたスリット64が、レリーズロッド38を導入可能な幅寸法W1を有するとともに、回動連結部42を導入可能な幅広部66を備えており、スリット64を介してレリーズロッド38および回動連結部42を操作部22内に導入することが可能で、ポール30およびレリーズノブ40が取り付けられたロッド組立体68の状態で、レバー本体62内の所定位置に組み付けることができる。また、基端部20から離れた操作部22に幅広部66が設けられているため、大きな操作力が作用する基端部20に幅広部を設ける場合に比較してレバー本体62の剛性低下が抑制されるとともに、スリット64の幅寸法W1を部分的に大きくするだけで良いため意匠が良好に維持される。 (もっと読む)


【課題】連結軸の挿通性を確保できるようにペダルアームの一対の板材に跨がって軸受部材を配設する場合に、一対の板材の間隔のばらつきに拘らず軸受部材を適切に固定できる簡単で且つ安価な固定技術を提供する。
【解決手段】取付穴32hに連結される第1連結部については、軸方向から圧縮されてかしめ加工されることにより、かしめ加工部47と大径筒部44の端面との間で取付穴32hの周縁部を挟持して一体的に固定されるが、取付穴34hに連結される第2連結部48については、軸方向から圧縮されることにより外周側へ膨出変形させられ、大径筒部44の端面54から所定寸法gだけ離間した部分が取付穴34hの内周壁に密着させられて一体的に固定されるため、間隔Lがばらついても第2連結部48と取付穴34hとの固定部位の変化でそのばらつきが吸収され、ペダルアーム14を変形させることなく軸受部材40を固定することができる。 (もっと読む)


【課題】はんだ付け無しでスルーホールに電気的に接続されるプレスフィット端子において、スルーホールに対する挿入不良が抑制されるとともに挿入荷重が比較的小さく、且つ振動等による抜け出しが適切に防止されるようにする。
【解決手段】板厚方向へ湾曲させられた先端係止部36と、接続部30よりも幅寸法が大きくて基板20に当接させられる当接部32との間で、基板20を弾性的に挟持して位置決めするため、振動などでプレスフィット端子10がスルーホール22から抜け出すことが適切に防止される。先端係止部36は、板厚方向へ湾曲させられたものであるため、湾曲形状を適当に設定することにより、スルーホール22内への挿入荷重の増加を抑制しつつスルーホール22からの抜け出しが確実に防止されるようにすることができるとともに、先端が割れている場合に比較してスルーホール22内へ適切に挿入でき、位置ずれなどによる挿入不良が抑制される。 (もっと読む)


【課題】硬質のインナーグリップの外周側に軟質のアウターグリップが設けられる構成のグリップを、製造誤差に拘らず操作レバー本体に対して適切に嵌合できるとともに、がたつきを生じることなく適切に装着できるようにする。
【解決手段】硬質のインナーグリップ22が半円筒形状の一対の半割体26、28にて構成されており、その半割体26、28が円筒形状に組み合わされた状態で軟質のアウターグリップ24が成形されることにより、アウターグリップ24の内側にインナーグリップ22が一体的に保持されるとともに、アウターグリップ24が弾性変形させられることにより半割体26、28が拡径方向へ変位することが許容される。これにより、製造誤差に拘らず操作レバー本体12にグリップ10を適切に嵌合できるとともに、装着状態においては先端部18の外周面にインナーグリップ22や密着部44、46が確実に密着させられるようにすることができる。 (もっと読む)


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