説明

トヨタ紡織株式会社により出願された特許

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【課題】シートバックの上部骨格にホルダーを簡便かつ良好な状態に溶着させられるようにする。
【解決手段】シートバック10の上部骨格を成す鋼管パイプ11に、ヘッドレストステー21の差込み部となるサポート13を装着して保持するためのホルダー12が溶着されたヘッドレストホルダー構造である。ホルダー12は、幅方向に延設された鋼管パイプ11の一部に押し凹ませて形成した凹部11Aに側面があてがえられて溶着されている。上記凹部11Aは、そのホルダー12を受け入れる開口側が末広がりとなる三角形の凹形状に形成されている。ホルダー12は、凹部11Aの三角形の内向する二面にそれぞれ側面があてがえられて溶着された状態とされている。 (もっと読む)


【課題】アームレスト部の車室内側面をなすトリムボードの開口部付近の撓みを抑え、プルハンドルボックスをより強固に支持することができるプルハンドルボックスの支持構造を提供する。
【解決手段】ドアトリム10のアームレスト部10Aに形成された開口部10Bに取り付けられたプルハンドルボックス60と、アームレスト部10Aの一部を構成し、プルハンドルボックス60の車室内側に配されるトリムボードと、トリムボード12の車室外側面に取り付けられるドアポケット40と、を備え、プルハンドルボックス60における対向壁部61には、立設リブ65が立設されるとともに、フランジ部45における2つの取付孔45Aの間の部分には立設リブ65が当接可能なリブ当接部46が設けられ、対向壁部61が車室内側に変位した際には、立設リブ65とリブ当接部46とが当接することで対向壁部61が車室内側から支持される構成であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】シートクッションを高い安定性で支持することができるリフタ機構付き車両用シートを提供すること。
【解決手段】シートクッションの前側と後側に左右一対の高さ調節手段からなるリフタ機構が車両床面とシートクッションの間に設けられる。四つの高さ調節手段は、それぞれ、上端部がシートクッション側に取り付けられ、下端部が車両床面側に取り付けられるリフタリンク部材を有する。各リフタリンク部材にはギア歯が形成され、床面側又はシートクッション側に軸回転可能に取り付けられた歯車と噛み合っている。一対の前側高さ調節手段の歯車の回転は伝達機構によって相互に同期され、一対の後側高さ調節手段の歯車の回転も伝達機構によって相互に同期されている。 (もっと読む)


【課題】エネルギー吸収特性をより安定させることが可能な車両用衝撃吸収構造を提供する。
【解決手段】ドアトリム10における車室外側の面11Aに設けられた車両用衝撃吸収構造17であって、車室外側の面11Aと対向する形で配される基板21と、基板21から、車室外側の面11Aと交差する形で立設される交差リブ30と、を備え、交差リブ30は、基板21上において放射状に複数延設されており、複数の交差リブ30の各々は、側突時に基板21側に傾倒可能な構成とされ、ドアトリム10及び基板21には、複数の交差リブ30の基板21側への傾倒方向を個別に規定するドアトリム側リブ18及び規制リブ31がそれぞれ設けられていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】着座者からの負担を一部の部材に集中させずに負担することができるフロントチルト機構付き車両用シートを提供する。
【解決手段】シートクッションと、シートクッションの前部に昇降可能に設置されるフロントチルトフレームとを有する車両用シートにおいて、フロントチルトフレームには雄ねじ溝又は雌ねじ孔が一体に形成され、シートクッションに軸回転可能に取り付けられた雌ねじ孔又は雄ねじ溝と螺合される。この構成においては、前記フロントチルトフレームに雄ねじ溝が形成されているときにはシートクッションにその雄ねじ溝に螺合される雌ねじ孔が形成され、前記フロントチルトフレームに雌ねじ孔が形成されているときにはシートクッションに雄ねじ軸が形成され、螺合部全体が着座者からの荷重を負担する。 (もっと読む)


【課題】車両用シート側部におけるワイヤハーネスの配策について高い自由度を有する車両用シートを提供すること。
【解決手段】複数の貫通孔が形成されたハニカム形状の樹脂部材に代表される側面衝突時の衝撃を吸収するブロック部材が、車両用シートのシートクッション側部に設けられ、ブロック部材の衝撃吸収面と直行する側面に、ワイヤハーネスを固定可能なハーネス固定部が設けられる。ハーネス固定部としては、ワイヤハーネスに取り付けられたクランプ部材が挿入嵌合可能な貫通孔を有する薄板状の取り付け部材又はワイヤハーネスの途中部位を係留可能な係留部材が適用される。 (もっと読む)


【課題】衝突時の乗員の支持性能を確保しつつ通常時のヘッドレストの振動を抑制する。
【解決手段】ヘッドレスト40を取り付けるための金属製のサポートブラケット36が、シートバックフレームのアッパフレーム32とその下側に並行して設けられた補強部材35とをその前面側で架け渡すような配置関係にて配設される。サポートブラケット36は、ヘッドレスト40のステー41が挿し通されて支持する筒形状の本体を有し、本体下部36bが補強部材35の前面に固定されるが、本体上部36aはアッパフレーム32に対して固定されない。このようにヘッドレスト40の支持剛性を弱めることによりフロアパネルとの共振が抑制される一方、衝突時にヘッドレスト40に後方への力F2が作用するとサポートブラケット36が本体下部36bを中心として後傾し本体上部36aが後方のアッパフレーム32に当接するため乗員を支持する剛性が確保される。 (もっと読む)


【課題】粒状部材を用いた吸音材の空隙率を大きくして吸音性能を大幅に高める。
【解決手段】複数の開口部3を有する粒状の中空ビーズ4を多数用いて吸音材1を設ける。複数の開口部3より音をビーズ内(空気室2)に導くことができるため、吸音材1の有効空隙率を大きくでき、吸音性能を大幅に高めることができる。また、開口部3から空気室2に侵入した音が空気室2内で急激に拡張した後、分岐し、曲がり、その後開口部3で急激に縮小されることで音エネルギーが低下するため、吸音材1の吸音性能を高めることができる。さらに、各中空ビーズ4は、中空であり、且つ開口部3を備えるため、音エネルギーによって各中空ビーズ4が容易に変形して、吸音性能を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】下帯カバー表面に波打ちやワイヤハーネス等の部材の形状が現れず、意匠性の高い下帯カバー付き車両用シートを提供すること。
【解決手段】シートバックとシートクッションの接合部に生じた空隙が、シートバックの後面の下部に上端が止着され、シートクッションの底部に下端が止着された布材よりなる下帯カバーによって覆われており、下帯カバーの内側には、樹脂プレート材の形状出し部が設けられる。樹脂プレート材においては、前記形状出し部が、シートバックの前面を被覆する前側バック表皮と後面を被覆する後側バック表皮とがシートバックの下方において結合される表皮まとめ部と一体に形成されている。下帯カバーが上端から下端へ向かう張力を及ぼされた状態で形状出し部の後側の表面に接触して張り渡され、形状出し部材の形状が下帯カバーに反映される。 (もっと読む)


【課題】リクライニング機構6を解除することによりシートバックをシートクッション上に重なるように前倒しさせ、前倒しされたシートの車両フロアに対するロックを解除して車両側壁に沿うように格納するスペースアップシートであって、シートとフロアとのロックを解除するための解除リンク2を操作レバー1とは独立して動作させることにより、操作レバー1の操作角度を大きくしても解除リンク2を関連動作可能として操作レバー1の操作力を抑制可能とする。
【解決手段】リクライニング機構6の解除と車両フロアに対するロック解除とを行うための操作レバー1の操作を受けて作動され、車両フロアに対するロックを解除させる解除リンク2を、シートバックが前倒しされていないときは操作レバー1の操作に伴うフロアロック解除部12の動作範囲外に置き、シートバックが前倒しされたときは前記動作範囲内に移動させる。 (もっと読む)


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