説明

トヨタ紡織株式会社により出願された特許

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【課題】表皮の端部に設けた固定具の挿入部を被固定部材の溝部に挿入して固定するにあたり、溝部が浅くても確実に固定具を抜け止めする。
【解決手段】固定具23は、挿入部25の挿入方向先端に表皮21の張力Tにより該固定具23に付与される回転力による回転方向Aに張り出す係止部27を有するとともに、挿入部の基端に係止部27とは反対方向に張り出す回転防止部29を有し、被固定部材41は、固定具23の係止部27が係合することのできる係止爪55を溝部45の内側に有するとともに、溝部45の外側に回転防止部29の先端29aが突き当たる回転防止壁59を有している。そして、固定具23の係止部27が被固定部材41の係止爪55に係合するとともに、固定具23の回転防止部29の先端29aが被固定部材41の回転防止壁59に突き当たった状態とされる。 (もっと読む)


【課題】車両の後方からの衝突時に生じる車両用シート着座者のむち打ち現象を緩和させるのに充分な連結ロッドの後方移動を比較的簡素な構成によって達成する。
【課題を解決するための手段】車両用シート10は、両側に配設されるシートサイドフレーム14A,14A間に該シートサイドフレーム14A,14Aを連結する連結ロッド20が、着座者の腰部後方位置に配設されて構成されている。そして、前記連結ロッド20の軸部には、着座者の腰部に後方への衝撃荷重が作用した際に該荷重を受けて後方への変形を可能とする後方変形可能手段40が設定されている。後方変形可能手段40は分割された2本の連結ロッド20a、20bが連結ブラケット22で連結され構成されている。 (もっと読む)


【課題】車両用シート側部におけるワイヤハーネスの配策について高い自由度を有する車両用シートを提供すること。
【解決手段】複数の貫通孔が形成されたハニカム形状の樹脂部材に代表される側面衝突時の衝撃を吸収するブロック部材が、車両用シートのシートクッション側部に設けられ、ブロック部材の衝撃吸収面と直行する側面に、ワイヤハーネスを固定可能なハーネス固定部が設けられる。ハーネス固定部としては、ワイヤハーネスに取り付けられたクランプ部材が挿入嵌合可能な貫通孔を有する薄板状の取り付け部材又はワイヤハーネスの途中部位を係留可能な係留部材が適用される。 (もっと読む)


【課題】衝突時の乗員の支持性能を確保しつつ通常時のヘッドレストの振動を抑制する。
【解決手段】ヘッドレスト40を取り付けるための金属製のサポートブラケット36が、シートバックフレームのアッパフレーム32とその下側に並行して設けられた補強部材35とをその前面側で架け渡すような配置関係にて配設される。サポートブラケット36は、ヘッドレスト40のステー41が挿し通されて支持する筒形状の本体を有し、本体下部36bが補強部材35の前面に固定されるが、本体上部36aはアッパフレーム32に対して固定されない。このようにヘッドレスト40の支持剛性を弱めることによりフロアパネルとの共振が抑制される一方、衝突時にヘッドレスト40に後方への力F2が作用するとサポートブラケット36が本体下部36bを中心として後傾し本体上部36aが後方のアッパフレーム32に当接するため乗員を支持する剛性が確保される。 (もっと読む)


【課題】粒状部材を用いた吸音材の空隙率を大きくして吸音性能を大幅に高める。
【解決手段】複数の開口部3を有する粒状の中空ビーズ4を多数用いて吸音材1を設ける。複数の開口部3より音をビーズ内(空気室2)に導くことができるため、吸音材1の有効空隙率を大きくでき、吸音性能を大幅に高めることができる。また、開口部3から空気室2に侵入した音が空気室2内で急激に拡張した後、分岐し、曲がり、その後開口部3で急激に縮小されることで音エネルギーが低下するため、吸音材1の吸音性能を高めることができる。さらに、各中空ビーズ4は、中空であり、且つ開口部3を備えるため、音エネルギーによって各中空ビーズ4が容易に変形して、吸音性能を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】下帯カバー表面に波打ちやワイヤハーネス等の部材の形状が現れず、意匠性の高い下帯カバー付き車両用シートを提供すること。
【解決手段】シートバックとシートクッションの接合部に生じた空隙が、シートバックの後面の下部に上端が止着され、シートクッションの底部に下端が止着された布材よりなる下帯カバーによって覆われており、下帯カバーの内側には、樹脂プレート材の形状出し部が設けられる。樹脂プレート材においては、前記形状出し部が、シートバックの前面を被覆する前側バック表皮と後面を被覆する後側バック表皮とがシートバックの下方において結合される表皮まとめ部と一体に形成されている。下帯カバーが上端から下端へ向かう張力を及ぼされた状態で形状出し部の後側の表面に接触して張り渡され、形状出し部材の形状が下帯カバーに反映される。 (もっと読む)


【課題】リクライニング機構6を解除することによりシートバックをシートクッション上に重なるように前倒しさせ、前倒しされたシートの車両フロアに対するロックを解除して車両側壁に沿うように格納するスペースアップシートであって、シートとフロアとのロックを解除するための解除リンク2を操作レバー1とは独立して動作させることにより、操作レバー1の操作角度を大きくしても解除リンク2を関連動作可能として操作レバー1の操作力を抑制可能とする。
【解決手段】リクライニング機構6の解除と車両フロアに対するロック解除とを行うための操作レバー1の操作を受けて作動され、車両フロアに対するロックを解除させる解除リンク2を、シートバックが前倒しされていないときは操作レバー1の操作に伴うフロアロック解除部12の動作範囲外に置き、シートバックが前倒しされたときは前記動作範囲内に移動させる。 (もっと読む)


【課題】製織ケーブル、及びこの製織ケーブルを配線に用いる特定の他部材に取り付けるための製織ケーブル取付構造を提供する。
【解決手段】略並行になるように並べられた複数本の電線1、及び電線1と略並行になるように配されているとともに、電線1間に介在された線状の介材21、を経糸とし、樹脂繊維3を緯糸として、製織された織布からなる製織ケーブル100である。介材21には、長手方向に延びる凹部が形成されており、介材21は、織布の一面側又は他面側に凹部の開口が向くようにされており、緯糸が凹部を跨ぐように配置されて、凹部が空隙41とされている。この空隙を跨ぐように配置された緯糸(樹脂繊維3)に、配線に用いる他部材の鉤状等のフック部が係止され、製織ケーブルが他部材に取り付けられる。 (もっと読む)


【課題】部品点数を増加させることなくよりシンプルな構造にて、乗物が後方から衝突を受けた際、衝撃を適切に吸収できるとともに、乗員の頭部を支持する個所の後方への移動量をより小さくすることができる乗物用シートを提供する。
【解決手段】シートクッション部はクッションフレーム3Fを有しており、リフタ機構60はクッションフレーム3Fを上下方向に移動可能とするように、前方リンク部材61と後方リンク部材62を有している。後方リンク部材62は、シート支持装置に対して回転可能に支持された乗物側支持部62Jと、クッションフレーム3Fに対して回転可能に支持されたシート側支持部62Kと、乗物側支持部とシート側支持部との間に形成されて乗物が後突された場合に乗員の後方荷重によって、シート支持装置に対するシートクッション部の位置を、少なくとも後方に移動させるように変形する脆弱部62Lと、を有している。 (もっと読む)


【課題】1つの整流部材を用いてその装着状態を変更することによりフィルタエレメントの濾過特性の変化等に対応することができるエアクリーナを提供する。
【解決手段】エアクリーナのハウジング21に、濾過後のエアをエンジンの吸気系に向かって供給するための供給ダクト23を設ける。供給ダクト23の上流側開口には、格子状またはハニカム状の整流板26bを有する整流部材26を設ける。整流部材26の下流側の供給ダクト23内には、エアの供給量を検出するためのエアフロメータ27を設ける。整流部材26は供給ダクト23の上流側開口の装着部25に対して、整流板26bの向きが異なった複数の装着状態に装着可能に構成する。整流部材26と装着部25との間には、整流部材26の装着状態を規定するための規定構造を設ける。 (もっと読む)


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