説明

北越紀州製紙株式会社により出願された特許

171 - 180 / 196


【課題】
本発明の目的は、樹脂と天然繊維混合物からなる樹脂組成物を製造する際に作業性が良好な紙粉砕物を提供し、該紙粉砕物を用いた環境配慮型樹脂組成物の流動性を改善し、射出成形等の加工時の成形性を改善すること。また、黄変と臭気の発生を抑制すること。
【解決手段】
本発明に係る樹脂混合用紙粉砕物は、広葉樹漂白化学パルプ70〜100質量%、針葉樹漂白化学パルプ0〜20質量%及び無機填料0〜20質量%を含有し、ISO白色度が70%以上の中性若しくはアルカリ性の非顔料塗工紙を粉砕して得たことを特徴とする。また、それを含有する環境配慮型樹脂組成物は、前記樹脂混合用紙粉砕物を50質量%以上含有し、残分の主成分を合成樹脂とするか、或いは、前記樹脂混合用紙粉砕物と生分解性樹脂を主成分とすることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、印刷用塗被紙において、高速ブレード塗被、特にストリーク、スクラッチ、ブリーディングなどの塗被欠陥の発生を抑制し、良好な塗被状態による製造を可能とし、且つ塗被紙表面のクレーターの発生を抑制することである。これにより、優れたオフセット印刷適性、特に高白色度、高白紙光沢度、高印刷光沢を実現することである。
【解決手段】本発明に係る印刷用塗被紙は、塗被原紙の表面上に下塗り塗被層と最外塗被層の少なくとも2層の塗被層を設けた印刷用塗被紙であり、塗被原紙の両面に、顔料として平均粒子径が0.8〜1.2μmの湿式重質炭酸カルシウムを80〜100質量部用いた下塗り塗被液を、フィルム転写型塗工機によって両面の塗被量が10〜18g/mとなるように塗被して、下塗り塗被層を形成したものを塗被基紙として使用する。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、紫外線硬化性樹脂のオーバーコート層を備えた感熱記録体において生じる問題を解決して、耐薬品性に優れ、且つ印字走行性、層間の接着性に優れた感熱記録体を提供することである。
【解決手段】本発明に係る感熱記録体は、支持体上に、下から順に、無色ないし淡色のロイコ化合物と該ロイコ化合物を加熱時に呈色させる顕色剤とを含有する発色層と、水溶性樹脂又は水分散性樹脂の少なくともいずれか一方を含有する第1中間層と、アイオノマー型水性ウレタン樹脂を含有する第2中間層と、紫外線硬化樹脂を含有する層に紫外線を照射して硬化させたオーバーコート層と、を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 耐UV性能および印刷・印字性能に加えて、180℃で30分の熱負荷に耐える耐熱性能を有する再剥離性圧着記録用紙の提供。
【解決手段】感圧接着剤組成物が、共役ジエン系単量体とエチレン系不飽和単量体を乳化重合させて得られたものであり、そのゲル分が50%以下で、かつそのガラス転移温度(Tg)が−50未満〜−80℃である共重合体のラテックスと、アルカン酸ビニルとエチレンとのアルカン酸ビニル・エチレン共重合体水性エマルジョンの存在下でエチレン性不飽和単量体のシード重合によって得られるエチレン性不飽和単量体−アルカン酸ビニル・エチレン共重合体水性エマルジョンを、固形分重量比1:9〜9:1で混合した感圧接着剤組成物100重量部(固形分)と、微粒子充填剤30〜200重量部(固形分)を含有することを特徴とする再剥離性圧着記録用紙によって解決される。 (もっと読む)


【課題】 シーラー加工適性及びスムーズな剥離感を有する再剥離性圧着記録用紙の提供。
【解決手段】 この課題は、常温、常圧では粘着性、接着性を示さず、加圧時に接着性を示す、圧着後に剥離可能である感圧接着剤組成物よりなる層を少なくとも片面に有する再剥離性圧着記録用紙において、前記用紙の塗工前原紙の平均坪量をX、坪量の標準偏差をYとしたときに、
【数1】


を満足する値としたことを特徴とした塗工前原紙と、該感圧接着剤層の接着剤基剤が変性天然ゴムラテックスであり、かつ変性天然ゴムラテックス100重量部に対し界面活性剤を3〜20重量部含有することを特徴とする再剥離性圧着記録用紙によって解決される。 (もっと読む)


【課題】
本発明の目的は、通常の紙の製造と同様の工程によって加工することができ、電子部品のクリアランスに差し込むことができるほど薄く且つ軽量で、にもかかわらず所定以上の電磁波抑制効果(電磁波シールド効果)を併せ持つ電磁波抑制紙を提供することである。
【解決手段】
本発明に係る電磁波抑制紙は、紙基材の表面に、金属フィラーと超高分子量のポリエステル系共重合体を主体として含有する導電性塗料層を有し、且つ、全体の厚さが0.3mm以下であることを特徴とする。さらに、導電性塗料層の上にオーバーコート層を有していても良い。 (もっと読む)


【課題】
感熱記録体に関して、感熱面に水が付着しても、べとつかず、接着しない感熱記録体を提供する。
【解決手段】
本発明に係る感熱記録体は、支持体上に、少なくとも、ロイコ染料と該ロイコ染料を加熱時に発色せしめる顕色剤を含有させた感熱記録層と該感熱記録層の上にオーバーコート層を設けた感熱記録体において、前記オーバーコート層は、樹脂成分としてベオバアクリル樹脂を含有し、該ベオバアクリル樹脂の含有量は、前記オーバーコート層に含まれる全樹脂量の50〜100質量%であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 耐酸性と好適な層間剥離強度を有する多層抄き液体容器用原紙の提供。
【解決手段】 この課題は、多層抄き板紙の全層に対して、対絶乾パルプ0.1〜1.0重量%の硫酸アルミニウム、0.2〜1.0重量%のポリアクリルアミド系乾燥紙力剤、0.5〜2.0重量%の炭酸カルシウムもしくは炭酸水素ナトリウムおよび0.1〜0.5重量%のポリアミドエピクロロヒドリン系湿潤紙力剤を配合することを特徴とする、耐酸性を有する液体容器用原紙によって解決される。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、高速ブレード塗被、特にストリーク、スクラッチ、ブリーディングなどの塗被欠陥の発生を抑制し、良好な塗被状態による製造を可能とし、かつ優れたオフセット印刷適性、特に白紙平滑性、印刷光沢性に優れた印刷用塗被紙及びその製造方法を提供することである。
【解決手段】本発明に係る印刷用塗被紙は、1層以上の塗被層を設けた印刷用塗被紙において、前記塗被層のうちの最外塗被層を塗被することとなる基紙は、ウオーター・リテンション・メーター(Kaltec Scientific社製、AA−GWR model 150)による、粒子径2μm未満の粒子を90%含有し固形分が75%である湿式重質炭酸カルシウムからの脱水量が、圧力150kPa、測定時間5秒の測定条件にて、40g/m以下となる基紙であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 特定の分子状汚染物質を選択的に除去し、さらに後加工性、使用性に優れた分子吸着機能を有したシートおよびポリマー固形物の提供。
【解決手段】 この課題は、鋳型分子とポリマーを溶媒に溶解させる段階を含む分子インプリント法を利用してシート面上に鋳型分子の認識部位が形成されているポリマーを担持している分子吸着機能を有するシートまたは前記ポリマーよりなるポリマー固体において、溶解されるポリマーが、鋳型分子と結合可能な官能基を有し、そして溶媒が3.0以下の比誘電率を有することで解決できる。 (もっと読む)


171 - 180 / 196