説明

北越紀州製紙株式会社により出願された特許

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【課題】本発明は、撥水剤の大量付着を必要とせずに、撥水剤を使用しないか又は必要最小限量の使用で従来のエアフィルタ用濾材と同等又は従来以上の撥水性を発現したエアフィルタ用濾材を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係るエアフィルタ用濾材は、ガラス短繊維を主体とし、濾材全体のバインダー付着率が4〜8質量%であり、かつ、前記濾材の一方の面から厚さ方向1/3の領域を領域A1とし、前記濾材の反対面から厚さ方向1/3の領域を領域A2とし、領域A1と領域A2との間の残りの厚さ方向1/3の中間領域を領域Bとしたとき、領域A1及び領域A2でのバインダー付着率が各々5〜10質量%であり、領域Bでのバインダー付着率が1.5〜4質量%であり、かつ、領域A1でのバインダー付着率又は領域A2でのバインダー付着率の少なくともいずれか一方が、領域Bでのバインダー付着率に対して2倍量以上であるバインダー分布を有する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、インクジェット印字品質に優れ、かつコックリングが生じにくいインクジェット用記録シートを提供する。
【解決手段】本発明に係るインクジェット用記録シートの製造方法は、インク受容層用塗料として、シリカ系顔料と有機高分子接着剤とを含有し、かつ、有機高分子接着剤としてポリビニルアルコールとエチレン酢酸ビニル系高分子とを含み、(ポリビニルアルコール/エチレン酢酸ビニル系高分子)の配合比率が質量比で40/100〜75/100であり、かつ、B形粘度計による粘度が、ローターNo.3を使用した場合、回転数60rpmにおける粘度が300〜900mPa・Sであり、ハーキュレス粘度計によるせん断速度9.192×10−1における粘度が20〜45mPa・Sの範囲である塗料を調製する工程と、インク受容層用塗料をロッドコーターにて塗工する工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、インクジェット印刷において、光沢度が高く、写真ライクな画像が得られ、且つアルバム製本の加工適性に優れたアルバム用インクジェット光沢紙を提供することである。
【解決手段】本発明に係るアルバム用インクジェット光沢紙は、基紙の片面に1層以上のインク受容層を有し、該インク受容層の最表層上に、キャストコート法によって形成した、顔料と結着剤とを含有する光沢発現層を有するインクジェット光沢紙において、前記基紙が2層以上の多層抄きの基紙であり、前記光沢発現層を設けた光沢面の反対面である裏面のコブ吸水度が30g/m以下であり、かつ、前記インク受容層及び前記光沢発現層を含むシート全体の厚さが130μm以上270μm以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ガラス繊維を主体繊維とする濾材において、使用する撥水剤の量を最小限にし、
かつ、高い撥水性と高い強度を有するエアフィルタ用濾材を提供することである。
【解決手段】ガラス繊維を主体繊維とするエアフィルタ用濾材において、該ガラス繊維同士の交絡点を合成樹脂バインダーで接着せしめた濾材において、該ガラス繊維の表面に合成樹脂バインダーを付着後に完全に乾燥させることなく、濾材中に15〜67.5質量%の水分を残した半乾燥状態において、撥水剤を均一に付着させることを特徴とするエアフィルタ用濾材。 (もっと読む)


【課題】
白色ムラの目立たない白紙外観を有する白板紙を提供すること。
【解決手段】
白層に炭酸カルシウムを白層のパルプ量に対して3質量%以上、10質量%未満内添することにより、白下層より内側の古紙に起因する暗灰色を均一に隠蔽する多層抄構造の白板紙が得られる。 (もっと読む)


【課題】 蓋材用基紙にデッドホールド性を従来の蓋材用基紙より強く持たせることにより、その後の蓋材製造の加工工程をより簡便にする蓋材用基紙の提供。
【解決手段】 この課題は、植物繊維を主成分とする原紙に、ガラス転移温度が5〜15℃の水性樹脂を対パルプ固形分10〜40質量%含浸せしめたことを特徴とする蓋材用基紙によって解決される。 (もっと読む)


【課題】 環境配慮適性に優れ、焼却可能で割れやカールを発生しにくく、表面平滑性、チップの耐剥離強度、印刷適性、耐熱性及び意匠性にも優れ製造工程が簡素化され、製造工程数も少なく、製造効率及び製造作業性が良好であり、かつ、安価なICカードの提供。
【解決手段】 この課題は、走査型蛍光X線分析の簡易定量分析法で測定した亜鉛含有量が1400mg/kg未満であり、熱プレス処理した厚さ0.5〜2mmのバルカナイズド・ファイバーを基板とし、該基板の表面に形成された凹部にチップを埋設・固着したか、又は前記基板に形成された全厚に渡る貫通部分にチップを填め込んだことを特徴とするICカードによって解決される。 (もっと読む)


【課題】 高濃度、高画質の熱転写適性のある記録シートが得られ、かつ、高温滅菌処理されることを想定した熱収縮試験で収縮が小さく、塗工層はもちろんのこと印字部分も脱落が起きにくい医療用熱転写記録シートを提供すること。
【解決手段】 この課題は、支持体であるポリエステル系フィルムの片面に1層以上の塗工層を有し、最上層の塗工層として記録層を有する熱転写記録シートにおいて、該記録層に吸油度(ASTM D281−31)が50ml/100g以上のカオリン、及びガラス転移温度(Tg)が0℃以上であり記録層塗工面のJIS K 6768によるぬれ張力が38mN/m以上であるアクリル系ラテックスを使用し、カオリン100質量部に対してアクリル系ラテックスを50〜300質量部配合することを特徴とする医療用熱転写記録シートによって解決される。 (もっと読む)


【課題】 剥離剤塗工時の耐溶剤性に優れ、寸法・形状安定性が良好で、プリプレグの製造工程において、ゴムロールと工程紙とのスリップを防止し、ライン速度の低下を起こさず、また摩擦が高すぎてシワが生じることのない工程剥離紙の提供。
【解決手段】 この課題は、多層抄き原紙の両面に、カオリン顔料、スチレン‐ブタジエン系共重合体ラテックス、ポリビニルアルコール、澱粉、及び耐水化剤を含み、前記カオリン顔料100質量部あたり10〜50質量部のガラス転移温度が0℃以上のスチレン−ブタジエン系共重合体ラテックスを含有する塗工層を片面当り5〜20g/mの塗工量で両面に塗設し、更にシリコーンを塗布することによって得られる工程剥離紙原紙であって、カオリン顔料のアスペクト比が40〜70であることを特徴とする前記工程剥離紙原紙によって解決される。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、極めて繊維径が細く、かつ、親水性の高いセルロース系ナノファイバーを含んでなる流体透過性のある多孔質体を提供すること及び多孔質体を低コストで製造することである。
【解決手段】本発明に係る多孔質体は、多数の孔が連通した多孔質の支持体の孔内で、ナノファイバーが絡み合って網目状構造体を形成した多孔質体であって、前記ナノファイバーが、セルロース系ナノファイバーであり、かつ、数平均繊維径が1〜100nmであることを特徴とする。 (もっと読む)


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