北興化学工業株式会社により出願された特許
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化合物の合成方法および合成反応触媒
【課題】 パラジウムの活性を効果的に発現させ、経済的に化合物を合成できる合成反応触媒、および、その合成反応触媒が用いられる化合物の合成方法を提供すること。
【解決手段】 下記式(8)により与えられるヘックカップリング反応において、合成反応触媒として、下記一般式(1)で示され、比表面積が0.5m2/gを超えて30m2/g以下であるパラジウム含有ペロブスカイト型複合酸化物を用いる。
Ln2MyCu1−x−yPdxO4±δ (1)
【化1】
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触媒担持フィルム及びその製造方法
【課題】帯電防止性を良好にすることで静電気による障害をなくし、取扱い性に優れ、また、使用後の反応生成物等からの分離、回収も容易な触媒担持フィルムを提供する。
【解決手段】極性有機溶媒に可溶なフッ素樹脂をフィルム状にしてなる担体と、該担体の表面に担持された触媒活性を有する微粒子と、前記担体の表面に担持された導電性カーボン微粒子と、からなる触媒担持フィルム及び極性有機溶媒に可溶なフッ素樹脂、触媒活性を有する微粒子及び導電性カーボン微粒子を前記極性有機溶媒中で混合して触媒含有樹脂溶液を得た後、これをフィルム状に形成する触媒担持フィルムの製造方法。
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イネ育苗箱施用被覆粒状物
【課題】本発明は、播種時から移植時までのイネ育苗期間に育苗箱へ処理しても幼苗に薬害を生じることがなく、かつ本田移植後は十分な薬効を示すイネ育苗箱施用被覆粒状物を提供することを目的としている。
【解決手段】農薬活性成分、リグニンスルホン酸塩、無水芒硝および固体担体を用いた粒状組成物の表面を、水系合成樹脂エマルジョン、ポリビニルアルコール水溶液を混合した液で被覆したイネ育苗箱施用被覆粒状物は、被覆膜中のポリビニルアルコールが徐々に溶解することによって引き起こされる被覆膜透湿性の増大、および該被覆膜を徐々に透過した水分により無水芒硝とリグニンスルホン酸塩が粒状組成物の崩壊を促進するという2つの機能による相乗効果から、被覆粒状物からの薬剤溶出性に変曲点が得られるという優れた溶出制御効果があることを見出した。
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化合物の合成方法および合成反応触媒
【課題】 パラジウムの活性を効果的に発現させ、経済的に化合物を合成できる合成反応触媒、および、その合成反応触媒が用いられる化合物の合成方法を提供すること。
【解決手段】 下記式(11)により与えられるスズキカップリング反応において、合成反応触媒として、下記一般式(1)に示すパラジウム含有ペロブスカイト型複合酸化物を用いる。
Ln2MyCu1−x−yPdxO4±δ (1)
【化1】
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ホスホニウム変性層状粘土鉱物を含有するエポキシ樹脂組成物
【課題】耐熱性、低熱膨張性、特に接着性において優れたエポキシ樹脂組成物を提供すること、及び当該エポキシ樹脂組成物の製造を可能とするエポキシ樹脂の硬化促進剤を提供する。
【解決手段】下記一般式(1)で表される有機修飾剤で有機化された層状粘土鉱物は、エポキシ樹脂と親和性が高く、また当該有機ホスホニウム部位が持つ硬化促進機能を保持することによって、エポキシ樹脂中に有機化層状粘土鉱物を均一かつ微分散させることが可能となり、耐熱性、低熱膨張性、特に接着性に優れたエポキシ樹脂複合材料が得られる。
(式中のRはアルキル基(CnH2n+1)、または、ヒドロキシアルキル基(CnH2nOH)を示し、nは1〜22の整数を示し、Xは、ハロゲンを示す。)
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新規微生物、それを用いた植物病害防除剤および病害防除方法
【課題】イネの育苗時に発生する種子伝染性病害および土壌伝染性病害および農園芸作物病害に対し、幅広い拮抗作用を有する新規微生物を供試して優れた防除効果を発揮し、環境負荷の少ない植物病害防除剤および防除方法を提供すること。
【解決手段】植物病害に対して防除能を有するペニシリウム・エスピー(Penicillium sp.)AB5194株(FERM P−21726)を有効成分として含有することを特徴とする植物病害防除剤。
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改良された微粒状農薬組成物
【課題】簡便な製造方法により、長期間保存後に散布しても飛散(ドリフト)しない微粒状農薬組成物を提供すること。
【解決手段】農薬活性成分、液状結合剤、酸化防止剤および微粒状担体を含有し、見かけ比重が1.0以上1.8以下、粒度分布において95重量%以上の粒子が63〜710μmの範囲にあり、かつ710μmを超える粒子を含まず、63μm未満の粒子が5重量%未満であることを特徴とする微粒状農薬組成物。
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エポキシ樹脂組成物
【課題】有機溶媒への溶解性に優れ、かつ速硬化性を示す硬化促進剤を有効成分として含有するエポキシ樹脂組成物を提供すること。
【解決手段】硬化性エポキシ樹脂と、該エポキシ樹脂用硬化剤と、下記の一般式(1)で表されるアルキル(又はアリル)トリフェニルホスホニウムチオシアネートとを含有することを特徴とするエポキシ樹脂組成物。
(式中、Rは、炭素数1〜16の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基またはアリル基を示す。)
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ピラゾ−ル−4−カルボキサミド誘導体、それらの製造方法及びそれらを有効成分とする殺菌剤
【課題】本発明の課題は、作物の栽培に害を及ぼす各種病害菌に対して高い防除効果を示し、かつ、作物に対する高い安全性と優れた環境保全性を併せ持つ新規殺菌剤を提供することにある。
【解決手段】ピラゾ-ル-4-カルボン酸誘導体(2)と4-アミノピラゾ-ル誘導体(3)を縮合させることにより、殺菌剤の有効成分として有用なピラゾ-ル-4-カルボキサミド誘導体(1)を得ることができる。
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簡便なホスホニウムカルボキシレートの製造法
【課題】ホスホニウムカルボキシレートを工業レベルで安全に、かつ簡便に製造できる方法を提供すること。
【解決手段】ホスホニウムカルボキシレートは、ホスホニウムヒドロキシドと脂環族ポリカルボン酸から製造することができるが、脂環族ポリカルボン酸の多くは固体であり取り扱いにくいという欠点がある。しかし、脂環族ポリカルボン酸無水物を使用すると、液状若しくは低融点固体であるため、脂環族ポリカルボン酸無水物を滴下し反応させることでホスホニウムカルボキシレートを工業レベルで安全に、かつ簡便に製造できる。
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