説明

株式会社リガクにより出願された特許

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【課題】本発明は、試料の中央が凸状になる場合や、凹状になる場合であっても、試料を短時間で簡単に精度よく測定することができる蛍光X線分析装置を提供する。
【解決手段】蛍光X線分析装置は、試料SにX線源1から1次X線2を照射して発生する2次X線4の強度をX線検出器7で測定し、1次X線2および2次X線4の光路上の光学素子について、第1の光学素子31または第2の光学素子32を選択する光学素子選択手段3と、第1の光学素子での2次X線の強度対第2の光学素子での2次X線の強度の強度比と試料高さとの、あらかじめ求められた相関を記憶する強度比/試料高さ記憶手段8と、未知試料Sについて、第1の光学素子での2次X線の強度対第2の光学素子での2次X線の強度の強度比を記憶手段8が記憶した相関に適用して、試料高さを算出して第1の光学素子31での2次X線の強度を補正する強度補正手段9とを備える。 (もっと読む)


【課題】X線回折分析と蛍光X線分析の両方の分析により単結晶構造解析を行うX線分析装置の提供。
【解決手段】X線源2と、X線源が放射するX線を単結晶試料へ入射させる光学系3と、単結晶試料を支持する試料台4と、回折X線検出器5と、回折検出器5を角度移動させる回転駆動系6と、回折X線測定データ保存部と、回折X線の測定データに基づいて結晶構造のデータ解析を行う構造解析データ解析部と、エネルギー分散型蛍光X線検出器7と、蛍光X線測定データ保存部と、蛍光X線の測定データに基づいて蛍光X線分析を行う蛍光X線解析部と、蛍光X線分析データ保存部と、蛍光X線分析データを取得するとともに構造解析データ解析部へ出力する、蛍光X線分析データ取得手段と、を備える複合X線分析装置1であって、構造解析データ解析部は、蛍光X線分析データ取得手段が出力する蛍光X線分析データに基づいて、結晶構造のデータ解析を行う。 (もっと読む)


【課題】波高分析器で選別される所定の波高範囲が変更されても、計数手段で求められたパルスの計数率を正確に補正できる波長分散型蛍光X線分析装置を提供する。
【解決手段】数え落とし補正手段11が、検出器7のデッドタイムに基づいて計数手段10で求められたパルスの計数率を補正するにあたり、波高分析器9で選別される所定の波高範囲とデッドタイムとの相関をあらかじめ記憶しており、その記憶した相関に基づいて、測定時の所定の波高範囲に対応するようにデッドタイムを決定する。 (もっと読む)


【課題】試料棒と低温ガス吹付方向とが鋭角になる場合があるX線分析装置において試料に霜が付着する現象を解消する試料冷却装置を提供する。
【解決手段】試料棒23によって支持された試料Sをω軸線を中心として回転させ、試料SにX線を照射し、試料Sから出るX線をX線検出器11によって検出するX線分析装置1に用いられる試料冷却装置5である。試料Sに冷却ガスを吹付けるノズル26と、試料Sを通過したガスを開口34を通して吸引するガス吸引装置28とを有する。試料棒23はω軸線を中心として回転するときに試料Sを頂点とする円錐面を形成するように移動し、ノズル26は試料棒23とノズル26のガス吹付方向とが90度以下の鋭角になることがあるように設けられている。ガス吸引装置28は、試料棒23とノズル26のガス吹付方向Dとが鋭角を成すときに、試料棒23に当ったガスをその流路を曲げるように吸引する。 (もっと読む)


【課題】投影データを用いて強い同期信号をとることができ、簡易な同期処理を可能にし、オペレータの負担を軽減できるCT画像処理装置およびCT画像処理方法を提供する。
【解決手段】被検体の部位の周期運動に同期させて投影データを処理するCT画像処理装置5であって、対象となる被検体の部位を追跡するように、各撮影角度について同期用ROIの特定情報を算出するROI算出部36を備える。これにより、強い同期信号を得て呼吸拍や心拍が十分に表れた特徴量を測定でき、投影データを用いて簡易な同期処理が可能になる。そして、ECGや呼吸計測器などの心拍や呼吸拍を得るための専用の装置を必要とせず、投影データのROI信号から心拍信号および呼吸拍信号を得ることができる。その結果、心拍による画像のブレを排除でき、画質が各段に向上する。 (もっと読む)


【課題】試料に対するX線の入射角度θが変更されたとき、入射X線の幅の変化に合わせて試料のX線入射面とX線遮蔽部材との間の隙間を調整できるようにする。
【解決手段】試料SのX線入射面Soと対向する位置にX線遮蔽部材20を設け、当該X線遮蔽部材20と試料SのX線入射面Soとの間に、X線源1から放射され試料SのX線入射面Soに照射される入射X線が通過できる隙間を形成する。さらに、X線遮蔽部材20を移動させる隙間調整機構21を設け、ゴニオメータによる試料SへのX線入射角度の変更に対応して、X線遮蔽部材20を移動させ、当該X線遮蔽部材20と試料SのX線入射面との間に形成される隙間の広さを調整できるようにした。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成、調整で、SN比の高い、X線検出器に入射したX線のエネルギーに正確に応じた波高の信号を出力できるX線検出信号処理装置および方法を提供する。
【解決手段】プリアンプからの信号を高速ADコンバーター1で高速AD変換してから、デジタル信号処理部2において、デジタルベースで、プリアンプでの微分時定数で減衰する成分による影響を除去するための処理を行う。デジタル信号処理部2内のイベント検出部3では、高速ADコンバーター1からの信号を高速整形用のフィルター関数を用いて所定の整形時間にわたって平滑化し、その平滑化した信号が所定の域値を超えて最大値となるタイミングをイベント情報として検出するとともに、そのイベント情報を高速ADコンバーター1からの信号に付加する。 (もっと読む)


【課題】構造が簡単であり、グローブを着けての作業も行い易く、電極と外部電位との電気的な接続を安定的にとることができる電池構造体を提供する。
【解決手段】電界物質を含んでいるセパレータ7の両面に配置された正極材8及び負極材9と、正極材8に接触している正極側シール部材3bと、負極材9に接触している負極側シール部材3aと、正極側シール部材3bに接触している正極側弾性部材4bと、負極側シール部材3aに接触している負極側弾性部材4aと、正極側弾性部材4bと負極側弾性部材4aとを互いに近づく方向へ押し付ける弾性部材押圧機構5a、5b,18、22とを有するX線測定用電池構造体1である。シール部材3b,3aは耐食性を有しており、シール部材3b,3a及び弾性部材4b,4aはX線を通過させる部分を有しており、弾性部材押圧機構5b、5a、18、22はX線経路を妨げない。 (もっと読む)


【課題】アッテネータのみを移動させるだけの簡単な構造でコストダウンを図り、試料の測定領域の面積を可変して精度のよい分析ができる蛍光X線分析装置を提供する。
【解決手段】本発明の蛍光X線分析装置は、X線源1と、1次X線2が照射された試料Sから発生する2次X線4を検出する検出手段9と、試料を回転させる試料回転手段10とを備え、試料を回転させながら試料から発生する2次X線を検出する蛍光X線分析装置であって、試料と検出手段9との間に配置され、所定の半径の仮想円30内に2次X線を通過させる複数の絞り孔32を有し、仮想円30を通して検出手段9が見込む試料領域から発生する2次X線4を複数の絞り孔32によって通過させるアッテネータ3と、アッテネータ3を移動させるアッテネータ移動手段11とを備え、アッテネータ3の移動距離Xに応じて、2次X線4が検出される試料の測定領域の面積が可変である。 (もっと読む)


【課題】X線を発生する際に対陰極から放出される正イオン(矢印B)が陰極に衝突して陰極の寿命に悪影響が及ぶことを防止でき、しかもそれを実現するための構成が非常に簡単であるX線発生装置を提供する。
【解決手段】電子を発生する陰極2と、円筒形状の電子衝突面を有しており電子が電子衝突面に衝突した領域がX線焦点Fとなる回転対陰極4と、陰極2から出た電子に電界Eを付与するウエネルト電極7とを有するX線発生装置である。ウエネルト電極7は、電界Eを形成する電界形成面7aと、電界形成面7aによって形成されている電子通過用の開口14とを有している。ウエネルト電極7の電界形成面7aは、X線焦点Fの中心における回転対陰極4の外周面の接線面S2に対して傾斜している。電子放出用の開口14の中心を通り電界形成面7aに直交する面S3上に陰極2の中心がある。 (もっと読む)


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