説明

株式会社リガクにより出願された特許

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【課題】陽極接地(ターゲット接地)方式の電子放出装置において陽極電流の制御を実際に実現できる電流制御装置を提供する。
【解決手段】陽極3の端子と引出し電極4の端子との間に接続された電流コントロールアレイ8を有しており、この電流コントロールアレイ8は、入力端子14からの入力信号に応じて電流を制御する互いに直列に接続された複数のトランジスタTr(0)〜Tr(n)と、陽極3と引出し電極4との間の電圧Vgtを複数のトランジスタTr(0)〜Tr(n)のそれぞれに分圧して加える電圧分圧素子(R0〜Rn)とを有する電子放出装置1の電流制御装置である。 (もっと読む)


【課題】所望の形状に構成能で、中央部に開口部を形成して近距離での回折X線の検出に好適な形状に構成可能な半導体X線検出器を提供する。
【解決手段】半導体X線検出器は、略中央部に開口部11を有し、内部に多数のピクセル状のX線センサを形成した半導体X線センサ部10と、当該半導体X線センサ部の裏面に配置され、複数のX線センサから出力される信号の各々に所定の処理を行って検出信号を出力する読み出し部20とを備える。読み出し部は、複数の読み出しユニット22を平面状に一体に組み立てて構成され、各読み出しユニットは、それぞれ、矩形形状に形成され、表面に複数パッドを形成し、内部に複数の処理回路部や貫通ビアを備え、裏面に複数のパッドを備える。半導体X線センサ部と読み出し部は、積層して一体に形成される。 (もっと読む)


【課題】既存のASICを用いて安価に広いエネルギー範囲のX線検出に対応できる減衰回路を提供する。
【解決手段】X線分析による検出信号を減衰する減衰回路30であって、入射X線を検出する多チャンネル型の半導体検出器10と入射X線の検出信号を増幅する増幅用集積回路(ASIC)50との間に接続され、各チャンネルに1個ずつ設けられた複数の第1コンデンサを備える。これにより、既存のASIC50を用いて安価に広いエネルギー範囲のX線検出に対応できる。その結果、異なる用途に対して、ASIC50を設計し直して莫大な費用を浪費することがなくなる。また、使い慣れたASIC50を使うことによって、開発期間を短縮できる。また、半導体検出器10および第1コンデンサを接続する接続点とグランドとの間に接続された第2コンデンサを備えることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】X線回折装置において異なる波長のX線に基づいた測定データを1回の測定によって同時に取得できるようにする。異なる波長の回折線のデータを2次元検出器の受光面の全領域を使って取得することを可能とする。
【解決手段】X線発生源2から発生した特性X線を試料3に照射し、試料3で回折した特性X線をX線検出部器6のX線検出部13によって検出する波長分別型X線回折装置1である。X線発生源2は、原子番号が異なる複数の金属によって構成され、それぞれの金属から互いに波長が異なる複数の特性X線を発生する。X線検出部13は、それぞれがX線を受光してX線の波長に対応したパルス信号を出力する複数のピクセル12で構成される。ピクセル12のそれぞれに付設されておりピクセル12の出力信号を特性X線の波長ごとに分別して出力する分別回路が設けられている。個々のピクセル12において波長別にX線強度を検出する。 (もっと読む)


【課題】結晶構造が回転対称の試料だけでなく、回転対称でない試料であっても、簡単に精度のよい分析をすることができるコンパクトな蛍光X線分析装置を提供する。
【解決手段】本発明の蛍光X線分析装置は、結晶構造を有する試料Sが載置される試料台8と、試料Sに1次X線2を照射するX線源1と、試料Sからの2次X線4を検出する検出手段7と、試料台8を回転させる回転手段11と、試料台8を平行移動させる平行移動手段12と、試料Sの回転角度とその角度で発生する2次X線4の強度とを対応させて取得した回折パターンに基づいて、隣り合う間隔が180°未満であって、回折X線を回避できる回避角度を少なくとも3つ選択するための選択手段17とを備え、制御手段15が、試料台8、回転手段11および平行移動手段12が当該装置の他の構造物と干渉しない回避角度に試料Sを設定するように回転手段11を制御する。 (もっと読む)


【課題】X線測定における割込み測定を簡単に行えるようにし、複数の試料に対する主測定及び割込み測定の両方の信頼性を高く維持する。
【解決手段】試料支持台12を含むX線測定系4を防X線カバー2で包囲して成るX線測定装置1である。主測定の対象である複数のウエハを収容したカセット43aを載せるカセット台41aと、割込み測定の対象である複数のウエハを収容したカセット43bを載せるカセット台41bとが防X線カバー2の外側にある。試料室シャッタ52を開けることによりカセット43a,43b内のウエハをカバー2の内部のX線測定系4へ搬送できる。X線測定系4によってウエハの主測定又は割込み測定を行っている間、カバー8a,8bによってカセット43a,43bを覆い、ロック装置42a,42bでカバー8a,8bを開かないようにして、カセット43a,43b内のウエハが測定者の意に反して交換されてしまうことを防止する。 (もっと読む)


【課題】装置の動作異常の原因究明を短時間で簡単に行え、その異常部分を短時間で正常にすることができるX線分析装置および発光分析装置を提供する。
【解決手段】X線分析装置は、試料Sに1次X線2を照射し発生する2次X線6の強度をX線検出器7で測定する装置であって、分析室10の真空度と温度、X線検出器7の高電圧、X線検出器7のフローガス流量のうちの少なくとも1つの計測値を求める計測手段13と、当該装置の動作の異常を検出する異常検出手段21と、現時点以前の所定の時間内の計測値の時系列を記憶しながら現時点以前の所定の時間内から外れた計測値の時系列を順に消去する記憶手段22と、異常検出手段21が異常を検出すると、記憶手段22から記憶されている計測値の時系列を読出して記憶し、警告情報または異常情報、および記憶した時系列を表示手段23に表示させる管理手段25とを備える。 (もっと読む)


【課題】標準物質を使用せず、装置の設置場所や測定者の如何にかかわらず、各測定点の測定値のランクを視覚的に容易に判別することができるX線分析装置を提供する。
【解決手段】本発明のX線分析装置は、試料Sに1次X線2を照射するX線源1と、1次X線2が照射された試料Sから発生する2次X線6の強度を検出する検出手段9と、試料Sを測定位置に移動させる試料移動手段8と、試料Sを移動させ、試料Sの所定の測定点に1次X線2を照射させて検出された2次X線6の強度に基づいて複数の測定点について測定値を求める測定手段10と、測定手段10による各測定点の測定終了毎に、測定済の測定点を所定の測定値範囲毎にランク分けして、ランクによって大きさおよび色が異なるマークを決定する処理手段11と、処理手段11によって決定されたマークを試料Sの各測定点に対応した位置に画像表示する表示手段12とを備える。 (もっと読む)


【課題】X線分析装置において湾曲モノクロメータ等といったX線光学要素を用いる場合と用いない場合とで、X線管等といったX線光学機器の位置及び角度を簡単な操作だけで適正な状態に正確に設定できるようにする。
【解決手段】試料Sに照射されるX線を発生するX線管27と、X線管27を保持するX線源アーム3と、X線管27が回転自在に取付けられX線源アーム3上を移動可能である可動部材18と、可動部材18を移動させるネジ軸21と、試料Sが置かれる位置へ向かって可動部材18と共に移動するX線管27が当接する第1の位置決め部材28aと、試料Sが置かれる位置から遠ざかる方向へ可動部材18と共に移動するX線管27が当接する第2の位置決め部材28bとを有しており、第1及び第2の位置決め部材はX線管27をX線源アーム3に対する互いに異なる角度で位置決めする。 (もっと読む)


【課題】試料を密封して持ち運び、所望の雰囲気の下で正確な発生ガス分析を低コストで行うことができる試料容器および発生ガス分析方法を提供する。
【解決手段】発生ガス分析用の試料容器100であって、試料を収容可能な容器本体110と、容器本体110を密封するための封止材120と、を備え、グローブボックス内の特殊雰囲気下において変質しやすい試料を密封し、密封状態で昇温したとき、封止材120が溶融し試料容器100内の気体の膨張による内圧で試料容器100の外に向かって開孔する。これにより、試料を密封したままの状態で持ち運ぶことができ、低コストで発生ガス分析を行うことができる。また、常温時に特殊雰囲気下で封止された気体が、昇温されることで膨張し、封止材の融解温度で、膨張による圧力で封止材を自動的に容器の外に向かって開孔させることで正確な発生ガス分析を容易に行うことができる。 (もっと読む)


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