説明

宇部興産機械株式会社により出願された特許

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【課題】 ガスカウンタープレッシャー成形の際に、金型キャビティ内でガス圧力が上昇する部分が複数箇所発生して問題となるような状況下においても対応できる成形方法とそれに適した装置を提供する。
【解決手段】 本発明によるガスカウンタープレッシャー成形装置は、開閉可能なガス排気手段を金型キャビティ内の複数箇所に備えて、射出成形装置のスクリュの位置に応じて、該複数箇所に設けたガス排気手段の開閉状態を、それぞれ個別に制御できる構成とした。従って、樹脂の充填時において、金型キャビティ内でガス圧力が上昇する部分が複数箇所発生して問題となるような状況下においても、スクリュ位置で、該複数箇所に設けたガス排気手段の開閉状態を、それぞれ個別に制御することにより、簡単に対応できる。 (もっと読む)


【課題】 基材樹脂中の成分に、塗料の硬化を阻害する成分が含まれていたような場合においても、塗料の付着性を向上させることができる型内被覆成形方法と、それに用いるに好適な金型を提供する。
【解決手段】 樹脂の表面に被覆剤を注入する前の工程において、金型キャビティ内に充填した樹脂の被覆する側の表面と金型キャビティ面との間にガスを注入するための空隙を形成し、該空隙にガスを注入した後に急激に圧縮して昇温させる。本発明であれば、例え、塗料の付着性が良くない樹脂を基材として使用した場合においても、金型キャビティ内に注入したガスを断熱圧縮することで温度を上昇させ、基材樹脂の表面の反応性を高めて塗料の付着性を向上させることが可能である。また、金型キャビティ内に注入するガスを、酸素、又は、酸素と可燃性ガスの混合ガスにすれば、基材樹脂表面について、フレーム処理したと同様の効果を得ることが可能になる。 (もっと読む)


【課題】シャー装置によって製品とディスカードとを切り離しする際に、ダイスユニット及びダイカセットの後端面が浮き上がることなく、ディスカードを製品との境目から確実に切り離して、ダイスの切断面にディスカードが残存することのない押出プレスを提供する。
【解決手段】ダイスユニット20を前方より押出方向に押し込み自在とするダイスユニットの押込装置50と、ダイリング23とダイカセット25を上方より押出方向と交差方向に押圧自在とするダイスユニットの押圧装置60とにより固定装置40が構成され、ダイスユニットの固定装置は、シャー装置30とエンドプラテン4との間に配されるとともに、ダイスユニットの押圧装置にはダイスユニットの押込装置の固定金具61とダイリングの押圧金具52が設けられ、ダイスユニットの押圧装置が動作してダイリングとダイカセットを押圧して固定するときに、前記ダイスの押込装置が固定される。 (もっと読む)


【課題】製品形状の異なる複数のキャビティを有する金型を1つの射出ユニットで時間差を設けて発泡性溶融樹脂を順次射出充填して、金型を開くことによって充填した発泡性溶融樹脂を発泡膨張させて、1回の成形動作で所定の発泡倍率、製品重量及び形状の安定した複数の発泡製品を同時に成形することができる射出発泡成形方法を提供すること。
【解決手段】各キャビティは独立駆動の樹脂流路の切り替え手段を有し、先ず第1製品キャビティ容積に相当する樹脂量を計量して第1製品キャビティ内へ発泡性溶融樹脂を射出充填する。射出充填の完了後に金型を拡張して溶融樹脂を発泡膨張させるとともに、次いで第2製品キャビティ容積に相当する樹脂量を計量し、第2製品キャビティ内へ発泡性溶融樹脂を射出充填する。樹脂を各キャビティに充填するに際して、切り替え手段を操作してキャビティを選択する。 (もっと読む)


【課題】 大型のオイルタンクや配管、油圧バルブを要しない、ダイカストマシンの電動駆動式射出装置において、射出充填工程から昇圧保持工程に切換えるタイミングに遅れとバラツキが生じ、鋳造品の品質が不安定になっていた。
【解決手段】 モータによってプランジャーを低速及び高速で前進させる射出充填装置と、プランジャーを介して溶湯に圧力を負荷する昇圧保持装置と、プランジャーが溶湯から受ける圧力が設定圧力以上になると、溶湯から受ける圧力によってプランジャーと昇圧保持装置の移動部の相対的な動作を抑制するロック機構とを備えるダイカストマシンの射出装置とする。 (もっと読む)


【課題】摺動箇所を強制的に冷却し、温度上昇を抑えて潤滑油の劣化を抑え、良好な潤滑状態を図った、型締装置におけるマシンベース摺動部の冷却機構を提供する。
【解決手段】型締装置20において、可動プラテン4が摺動動作する基盤2上の摺動箇所を冷却する冷却機構21として、適宜距離ごと切るように貫通させて形成した複数の冷却穴22と、摺動箇所近傍の部材2aの両側面において各冷却穴22の開口を、継手23を介して連結した冷却ホース24とで構成する。 (もっと読む)


【課題】 竪型粉砕機で原料を微粉砕する際に生じる異常振動等を防止する。
【解決手段】 本発明では、補助ローラにより脱気しながら粉砕ローラにより粉砕するタイプの竪型粉砕機において、補助ローラの中心径の寸法が、該粉砕ローラの中心径の寸法より大きくなるように構成する。本発明は前述の構成により、補助ローラの幅広い部分で原料を噛み込むことができるので、原料層を緩やかに圧密することができ、その結果として、回転テーブル上の原料層について、急激な容積変化を抑えながら空隙率を減少させることかできる。従って、回転テーブル上の原料層は、補助ローラで圧密される際においても、従来技術のような急激な容積変化は起こさないので、異常振動が抑制される。また、補助ローラの面圧について、0.3MPa以上から0.5MPa以下の範囲とすることにより、動力の無駄を抑えて、原料層を効果的に圧密することが可能である。 (もっと読む)


【課題】射出成形機において、実効型締力を一定に保持する制御を、トグル式型締め機構のトグルが折れ曲がった状態でも、高価な制御用電気回路を用いずに簡単に行う。
【解決手段】電動サーボモータ(8)を使用した型締め機構(1)により金型(6,7)に負荷される型締力の制御方法を提供する。該制御方法は、実際に前記金型(6,7)に負荷させたい型締力よりも大きな型締力を型締め機構(1)により負荷する手順と、可動盤(5)及び固定盤(3)間に設けた型締力調整シリンダ(20a,20b)に作動油を供給して、可動盤及び固定盤間を押し広げる方向に、型締力調整シリンダを伸ばす手順と、実際に金型に負荷させる型締力が目標値になるように、型締力調整シリンダに供給される作動油の量を制御する手順と、を具備する。 (もっと読む)


【課題】押出プレスのステムスライド装置において、汎用性を有する流体圧シリンダを用いたステムのロック手段を有し、装置を小型化するとともに、コストを低減することができるステムスライド装置を提供する。
【解決手段】ステムスライド装置は、コンテナに装着したビレットを押圧するステム10が水平に取り付けられたステムスライド台13と、ステム上下動支持体11に取り付けられ、ステムスライド台13の側端部E1,E2が嵌合し上下に摺動されるガイド溝を形成したスライドガイド部材12a,12bと、スライドガイド部材に設けられ、ステムスライド台の側端部を押圧するロック手段とを備える。スライド台がガイド溝の下端に位置するとき、ステムスライド台の側端部を梃子による倍力機構で構成したロック手段により押し付けられ、ステムをコンテナの軸線位置に保持する。 (もっと読む)


【課題】サージ圧の発生を削減して、バリの発生や湯噴きを防止し、鋳造品質を改善して、構造を簡素化してコストダウウンを図る、ダイカストマシン及び鋳造方法を提供する。
【解決手段】ダイカストマシンは、製品を鋳造成形する金型(101)と、金型に溶湯(15)を射出するための射出シリンダ(102)と、射出シリンダを高圧で押圧するための油圧装置(303)とを具備する。油圧装置は、作動油を射出シリンダに供給する射出用ピストンアキュムレータ(20)と、射出用ピストンアキュムレータに高圧ガスを供給するガスボトル(80)と、射出用ピストンアキュムレータからの作動油の流れを調整する高速速度調整バルブ(31)と、ガスの流れを制御する充填力パターン調整バルブ(82)と、充填力パターン調整バルブをフィードバック制御するための圧力検出器(50)とを具備する。 (もっと読む)


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