説明

宇部興産機械株式会社により出願された特許

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【課題】 射出成形性、高発泡性に優れる溶融張力の高いエチレン系重合体からなり、機械的特性、特に剛性と低温衝撃強度のバランスに優れ、かつ、熱安定性に優れるエチレン系樹脂射出発泡成形体を提供する。
【解決手段】 エチレンから導かれる繰り返し単位、またはエチレンから導かれる繰り返し単位と炭素数3〜8のα−オレフィンから導かれる繰り返し単位からなり、下記(A)及び(B)を満足するエチレン系重合体と発泡剤とからなる樹脂組成物を、容積が拡大縮小可能な金型キャビティに充填する金型に充填した後、金型キャビティを拡大することによって発泡成形させて得られる、発泡倍率が2倍以上15倍以下であるエチレン系樹脂射出発泡成形体。
(A)JIS K6760に準拠して密度勾配管法により測定した密度(d)が930kg/m以上960kg/m以下である。
(B)160℃で測定した溶融張力(MS160(mN))と190℃、2.16kg荷重で測定したメルトフローレート(MFR)の関係が、下記式(1)を満足する。
MS160>150−100×log(MFR) (1) (もっと読む)


【課題】二次成形体の意匠面側にゲート跡を残すことがなく、また、成形品の立ち面の一次成形体と二次成形体の肉厚を安定して得ることができる積層射出成形用金型を提供すること。
【解決手段】一つの製品コア型と、製品意匠形状の異なる複数の製品キャビ型とを用い、一次型締後に一次成形用射出ユニットにより一次射出ゲートを介して一次成形体を射出成形し、所定の冷却保持時間の後に所定距離型開させ、次いで一次成形体を製品コア型に残したまま製品キャビ型を交換し、その後二次型締して新たな製品キャビティを形成し、該形成した製品キャビティへ二次射出用射出ユニットにより二次射出ゲートを介して一次成形体の表面側へ二次射出成形することによって、一次成形体に二次成形体を積層して一体化させた積層成形品を得る積層射出成形用金型であって、前記一次型締の状態で前記二次射出ゲートを塞ぐ突起物を一次成形キャビ面に設けた。 (もっと読む)


【課題】複数組の金型を使用する積層成形装置の金型交換を1組の金型交換と略同じ時間で可能とし、金型交換装置の特殊化あるいは大型化が不要な積層成形装置と金型交換方法を提供する。
【解決手段】固定盤側に複数の射出ユニットを有し、型締機構で可動盤を型開閉させ、固定盤と可動盤とに相対する面に異なる製品キャビ金型を取り付け、固定盤と可動盤間で、型開閉方向に型開閉動作と連動した移動と、任意の移動位置での停止および回転とが可能な機構を有する回転盤が配設された積層成形装置において、回転盤の金型を取り付ける回転部を回転盤から着脱かつ昇降可能とすることにより、固定盤と可動盤との間の複数組の金型が一体化された状態で金型交換する。 (もっと読む)


【課題】金型キャビティの樹脂発泡圧力の変動に影響されることなく、リンク節や型厚調節機構の隙間の影響を解消して、確実な金型キャビティの拡大が可能で、発泡倍率、気泡径や製品肉厚にバラつきのない高品質な発泡成形品を得ることができる積層成形装置による発泡成形方法を提供する。
【解決手段】固定盤側に複数の射出ユニットを有し、型締機構で可動盤を型開閉させ、固定盤と可動盤とに相対する面に異なる製品キャビ金型を取り付け、固定盤と可動盤間で、型開閉方向に型開閉動作と連動した移動と、任意の移動位置での停止および回転とが可能な機構を有する回転盤を配設した積層成形装置において、回転盤を移動させる独立した駆動装置で、発泡成形時の型開き動作に連動して、回転盤で可動盤を型開き方向に押動させる。 (もっと読む)


【課題】 射出成形機の型締装置には、通常、型締方向に動かす時と型開き方向に動かす時の間に機械的なガタ(バックラッシ)がある。そのため、発泡圧が高くて発泡圧に押されながら金型を開く場合と、発泡圧が低く金型を型締装置の力により開く場合では、バックラッシの分、金型の開き量に差が出る。よって、溶融樹脂の発泡状態により、成形品の肉厚がバラつき、品質が不安定になる。
【解決手段】 複合式型締装置において、ナット押さえ部材とハーフナットの間にハーフナットを可動プラテンに押さえ付けるばねを有するとともに、タイバーとハーフナットの係合部は斜め歯面と垂直歯面からなる鋸歯状であり、係合時には係合部の斜め歯面と垂直歯面がともに接して、可動プラテンとタイバーの間にあるバックラッシを除去する。 (もっと読む)


【課題】装置全長が短く、1種類の積層成形品を成形するのに複数の同じ金型を必要とせず、単層あるいは単色成形も可能で、大きなサイズの積層成形品を成形可能な積層成形装置および積層成形方法を提供する。
【解決手段】固定盤側に複数の射出ユニットを有し、型締機構で可動盤を型開閉させる成形装置において、固定盤と可動盤とに相対する面に異なる製品キャビ金型が取り付けられた金型取り付け部の回転と型開閉方向への移動が可能な回転部を有する金型を可動盤に取り付けた積層成形装置を用いて、固定盤に取り付けた製品コア金型と回転部の製品キャビ金型とで形成させる製品キャビティを回転部の回転によって切り替え、複数の射出ユニットから予め設定された射出パターンに応じてそれぞれの製品キャビティに射出充填する積層成形方法で積層成形品を成形する。 (もっと読む)


【課題】複雑な構造を採用することなく、また、発泡層を含む多層成形品の成形が可能な熱可塑性樹脂の多層成形方法の提供。
【解決手段】本発明の多層成形方法は、金型に設けられた各ランナ・ゲート部を介して順次熱可塑性樹脂を金型内のキャビティに積層状態で充填射出させることができる多層成形用装置を用いて、第1の金型キャビティ容積となる位置に金型を閉じる型締工程、第1層目樹脂を金型キャビティ内に射出する第1射出工程、第1層目樹脂の射出が完了した時点で所定の時間保持する第1冷却保持工程、第2の金型キャビティ容積となる位置に金型を開く第1型開工程、第2層目樹脂を第1層目樹脂と金型キャビティとの隙間に射出する第2射出工程、第2層目樹脂の射出が完了した時点で所定の時間保持する第2冷却保持工程、及び型開し成形品を取出す工程を含む成形方法である。 (もっと読む)


【課題】 ダイカストマシンや樹脂射出成形機の金型に型締力を負荷し開閉動作を行なうトグル式型締装置において、トグル機構の摩耗による劣化を運転中に測定、診断し、故障が発生することを未然に防ぎ、予防保全する。
【解決手段】 トグル機構における構成部品の相対位置(クロスヘッドの傾きなど)を、非接触式変位センサーで測定し、測定値と予め設定された基準値とを比較することにより、摩耗などによる劣化を自動判定し、警告を発してオペレータに知らせる。成形運転の安定化および生産設備の長寿命化に貢献できる。 (もっと読む)


【課題】ステムとコンテナとの間にビレットの供給を行ない、機長を短くして省スペース化を図るとともに、アイドルタイムを短縮して生産性を向上させるようにしたリアローディング型ショートストローク押出プレスを提供すること。
【解決手段】シャー装置を、ダイスを保持しているエンドプラテンのコンテナ側に設けた固定フレームに、シャーシリンダとダイス方向及び反ダイス方向に回動自在なシャーガイドが下方に向けて取り付けられ、上端部でシャーシリンダのピストンロッドを軸支するとともに、下端部にシャー刃が取り付けられたシャースライドがシャーガイド内で摺動自在とし、デスカードを切断するときに固定フレームとは異なる曲率でシャーガイドを変形させる構成とした。 (もっと読む)


【課題】 回転テーブル上で原料を微粉砕する際に、嵩高くなった原料層の厚みの変化に、リアルタイムに対応して、異常振動を防止するに好適な竪型粉砕機を提供する。
【解決手段】 本発明の竪型粉砕機は、粉砕ローラと別に、脱気のための補助ローラを備えて、ケーシングに軸支したスイングレバーの一端側に補助ローラを配して、該スイングレバーの回動方向に対して伸縮するスプリングを当接させて、該スプリングの伸縮量の変化により、補助ローラを回転テーブルに押しつける力を調整する。本発明は前述の構成によって、複雑な制御装置を備えなくても、運転中、回転テーブル上の原料層の状況に合わせて、補助ローラを回転テーブルに押しつける力を、リアルタイムで調整することができ、さらに、補助ローラによって、原料層が圧密される際に生じる多量の空気を、速やかに脱気させることができる。 (もっと読む)


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