説明

株式会社ミツヤにより出願された特許

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【課題】本発明は、積層された複数の補強繊維シート層を一体形成するマトリックス樹脂に異なる熱可塑性樹脂材料からなる複数の樹脂領域を形成することで高品質で優れた特性を備えるプリプレグシート材及びその製造方法を提供することを目的とするものである。
【解決手段】プリプレグシート材は、補強繊維を引き揃えシート状に形成した補強繊維シート層1A〜1Cが層状に配列され、これらの補強繊維シート層を一体形成するマトリックス樹脂を備えている。マトリックス樹脂は、異なる熱可塑性樹脂材料からなる樹脂領域2及び3を備え、樹脂領域2及び3は層状に形成されている。補強繊維シート層1A及び1B並びに補強繊維シート層1B及び1Cの層間に熱可塑性樹脂材料からなる樹脂層2a及び2bが形成され、補強繊維シート層1A及び1Cの外側に樹脂層3a及び3bが形成され、各樹脂領域の境界部分が補強繊維シート層の内部に入り込んだ状態となっている。 (もっと読む)


【課題】マトリクス樹脂を強化繊維基材に良好に含浸することができる繊維強化樹脂シートの製造方法及びその製造装置を提供する。
【解決手段】一対の押圧部材の間に、強化繊維が一方向に引き揃えられた強化繊維基材Fと、流動可能な状態のマトリクス樹脂Pとを供給し、一対の押圧部材11、12で、強化繊維基材Fとマトリクス樹脂Pとを押圧することにより、強化繊維基材Fにマトリクス樹脂Mを含浸させる繊維強化樹脂シートの製造方法である。一対の押圧部材11、12のうち少なくとも一方の押圧部材11として、表面に複数の突起11aが形成された押圧部材を用い、一対の押圧部材11、12の間において、強化繊維基材Fを押圧することにより、複数の突起11aで強化繊維をほぐしながら、マトリクス樹脂Pを強化繊維基材Fに含浸させる。 (もっと読む)


【課題】剥離耐性および最小ゲージを与える繊維複合材料の提供。
【解決手段】0.08mm未満の厚さの薄肉プライを使用した繊維複合材料は向上した剥離耐性およびより薄いラミネートの最小ゲージを与える。薄肉プライは通常のプライとハイブリッド化しても、強度のために編み込んでも、また結合の強化のために接着剤と共に使用してもよい。 (もっと読む)


【課題】熱可塑性樹脂を強化繊維基材に良好に含浸することができる繊維強化樹脂シートの製造方法及びその製造装置を提供する。
【解決手段】シート状の強化繊維基材Fと、熱可塑性樹脂Pとを、一対のロール10,20間に導入し、一対のロールを回転させながら強化繊維基材Fに前記熱可塑性樹脂Pを含浸することにより、繊維強化樹脂シートSを製造する方法であって、一対のロール10,20として、金属製の主ロール10と金属製の押さえロール20とを用い、主ロール10に対して押さえロール20を押圧することにより、押さえロール20の周面が主ロール10の周面形状に倣うように押さえロール20の周面21を変形させながら、熱可塑性樹脂Pを強化繊維基材Fに含浸させる。 (もっと読む)


【課題】初期の低通気性に優れるのみならず、その経時的悪化、すなわち通気度の上昇が抑制され、更に実用に耐え得る十分な引き裂き強力を持ち、生地本来の風合いを損なわない優れた軽量ダウンプルーフ性織物を提供する。
【解決手段】糸条の繊度が33デシテックス以下の合成繊維から構成され、50g/m以下の目付および1400以上1800以下のカバーファクターを有する布帛からなるダウンプルーフ性織物であって、布帛の少なくとも一側の面に対して、樹脂が、固形成分として0.1g/m以上5g/m以下の塗布量でコーティングされていることを特徴とするダウンプルーフ性織物。 (もっと読む)


【課題】極細繊維使いの抗菌性で吸水性を有する糸や布帛の製造する方法を提供する。
【解決手段】単糸1.1デニール以下のカチオン染料に染色性を有し、273ppmの抗菌性金属化合物を含む非溶出型抗菌性の極細ポリエステル繊維から構成されて成る抗菌性と吸水性を有する極細繊維糸、極細繊維布帛。この場合には非常に低濃度の金属の吸着量で抗菌性能が得られ、抗菌剤が強固に繊維と結合しているので抗菌剤が溶出し難く(非溶出性)使用時の安全性が高い抗菌性の糸、布帛が得られる。 (もっと読む)


【課題】極細繊維からなる繊維、糸や布帛は隙間が小さくて多く有るので汚れ成分が溜まりやすく、特に吸水性の場合はこの汚れ成分が菌により腐敗したり、菌の栄養分になり菌が付着した場合には繁殖しやすい状態になる。この様な極細繊維からなる吸水性の繊維、糸や布帛に抗菌性を付与して菌の繁殖を防止する。
【解決手段】カチオン染料に染色性を有するポリエステル繊維に抗菌性の金属化合物を吸着させて作った抗菌性の繊維、糸や布帛を利用する方法。この場合には非常に低濃度の金属の吸着量で抗菌性能が得られる事、抗菌剤が強固に繊維と結合しているので抗菌剤が溶出し難く(非溶出性)で使用時の安全性が高い抗菌性の繊維、糸、布帛が作られる。これらの場合に繊維構成で極細繊維化率を50%以上にすることで吸水が付与されて、抗菌性で吸水性の極細繊維、極細糸、極細布帛になる。 (もっと読む)


【課題】ドライアイスのような冷媒を用いても装置を大型化することなく被照射物を効率良く冷却することができ電子線照射装置を提供する。
【解決手段】 被照射物(W)を巻回する第一のローラ(1)及び第二のローラ(2)と、第一のローラ(1)を収容する第一の冷却室(10)及び第二のローラ(2)を収容する第二の冷却室(20)と、第一の冷却室(10)と第二の冷却室(20)の間に形成され、被照射物に電子線を照射する電子線照射室(30)と、前記第一の冷却室(10)、前記第二の冷却室(20)及び前記電子線照射室(30)を冷却する冷却手段(4)とを有し、第一の冷却室(10)で冷却した被照射物を第一のローラ(1)から巻き出して電子線照射室(30)に導入し、この電子線照射室(30)で冷却しつつ電子線を照射し、さらに、第二の冷却室(20)で冷却しながら第二のローラ(2)で巻き取るように構成した。 (もっと読む)


【課題】本発明は、ポリ乳酸繊維で構成されるポリ乳酸繊維構造材を後加工により耐熱性を向上させることが可能なポリ乳酸繊維構造材の改質処理方法を提供することを目的とするものである。
【解決手段】架橋剤(ビニル基を分子内に2以上有するビニル系モノマー)が分散された分散液にポリ乳酸繊維構造材を浸漬しながら昇温させて加温することで架橋剤を含浸処理し、架橋剤が含浸されたポリ乳酸繊維構造材に対して電子線を照射して架橋形成することで、耐熱性の向上したポリ乳酸繊維構造材を得る。 (もっと読む)


【課題】織物を切断した際の耳部のほつれを効果的に防止することのできる織物のほつれ防止方法を提供する。
【解決手段】 熱可塑性樹脂繊維からなる織物を切断した後に、切断縁からほつれが生じないようにするためのほつれ防止方法であって、予め設定された切断線Cに沿って、基布1に形成すべき肉厚減少部1aの寸法に合わせて予め設定された所定寸法の隙間L1を準備し、この隙間L1に基布1を通過させつつ、基布1に所定振動数で押圧力を付与して基布1の切断方向Cと同方向に所定幅の肉厚減少部1aを形成し、この肉厚減少部1aで切断線Cに沿って基布1を切断する。 (もっと読む)


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