説明

ダイワボウポリテック株式会社により出願された特許

111 - 120 / 120


【課題】 皮膚に当接して使用したとき、皮膚への摩擦抵抗が少なく、表面のざらつきも少なく、滑るような感じで拭き取れ、かつ毛羽立ちの少ないセルロース系不織布及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 セルロース系繊維を含む繊維ウェブに水流交絡処理を施して水流交絡不織布を作製し、前記不織布の水分率を3〜40質量%にして、前記不織布の少なくとも片面に平滑加工を施すことにより、不織布表面に繊維の長さ方向において少なくとも一部分に湾曲部を有するセルロース系繊維を含むセルロース系不織布を得る。 (もっと読む)


【課題】 不織布から成る電池セパレータであって、極板とともに引っ張って巻回させて電池を構成する場合でも、平均孔径の変化が小さく、設計通りの機能を発揮する電池セパレータを提供する。
【解決手段】 エチレン−プロピレン共重合体を含む第1成分と、エチレン−プロピレン共重合体の紡糸後の融点Tf1よりも高い紡糸後の融点Tf2を有する熱可塑性重合体を含む第2成分とから成り、かつ第1成分が繊維表面の少なくとも一部を占めてなる複合繊維を10mass%以上含む繊維ウェブを熱処理に付して、当該複合繊維の第1成分によって繊維同士を熱接着させた後、水流交絡処理により繊維同士を交絡させることにより、少なくとも一方向に75N/5cmの強力で引っ張ったときに、伸び5%以下となる不織布を得て、これを親水化処理することにより、電池セパレータを得る。 (もっと読む)


【課題】 機械的強度がより高く、より緻密な構造を有する電池セパレータを提供する。
【解決手段】 熱接着性複合繊維として、エチレン含有量が1mass%以上3mass%以下の範囲内にあり、プロピレン含有量が97mass%以上99mass%以下の範囲内にあるエチレン−プロピレン共重合体を含む第1成分と、エチレン−プロピレン共重合体の紡糸後の融点Tf1よりも高い紡糸後の融点Tf2を有する熱可塑性重合体を含む第2成分とから成り、かつ第1成分が繊維表面の少なくとも一部を占めてなり、JIS−K−7121に準じて測定したDSC曲線より求める紡糸後の複合繊維の低温側の融解ピーク温度が140℃以上160℃以下であり、繊度が1.5dtex以下である複合繊維を用意し、これを10mass%以上含むように繊維ウェブを作製し、当該複合繊維の第1成分によって繊維同士を熱接着させて不織布を構成した後、不織布を必要に応じて親水化処理に付して、電池セパレータを得る。 (もっと読む)


本発明の有機電解液電池用セパレータは、水分存在下で加熱することによってゲル化し得る湿熱ゲル化樹脂と、他の繊維を含む不織布で構成され、前記他の繊維は前記湿熱ゲル化樹脂が湿熱ゲル化したゲル化物で固定されており、ASTMF31686に準拠して測定される不織布の平均孔径が0.3μm以上5μm以下の範囲にあり、且つ最大孔径が3μm以上20μm以下の範囲を満たす。これにより、湿熱ゲル化樹脂で不織布を構成する他の繊維を固定でき、所望の平均孔径及び最大孔径を得ることができ、安全性が高く、短絡が少なく、電池特性が高い有機電解液電池を提供する。
(もっと読む)


【課題】 エレクトレット加工した不織布であって、プリーツ保持性に優れたプリーツ折り不織布、及びこれを用いたフィルター材を提供する。
【解決手段】 エレクトレット加工された不織布をプリーツ折り加工するプリーツ折り不織布の製造方法であって、前記不織布を構成する主たるエレクトレット化繊維が軟化する温度よりも20℃低い温度以上であり、エレクトレット性能の少なくとも90%を保持することができる温度以下の範囲で熱処理された状態でプリーツ折り加工することにより、エレクトレット性を消失させることなく、プリーツ保持性が高いプリーツ折り不織布を得る。 (もっと読む)


【課題】繊維表面に固着されたガス吸着性フィラーの脱落を防止し、かつガス吸着性フィラーの比表面積の減少を抑制することができるガス吸着材を提供する。
【解決手段】本発明のガス吸着材は、繊維と、その表面のバインダー樹脂と、前記バインダー樹脂に固着されたガス吸着性フィラーとを含み、前記バインダー樹脂は、湿熱ゲル化樹脂であり、前記ガス吸着性フィラーは、前記湿熱ゲル化樹脂が湿熱ゲル化したゲル化物によって固着されている。例えば、熱可塑性合成繊維成分としてポリプロピレンを芯成分(2)とし、湿熱ゲル化繊維成分としてエチレン−ビニルアルコール共重合樹脂を鞘成分(1)とした複合繊維(5)の鞘成分(1)にガス吸着性フィラー(3)を有効に固着させる。 (もっと読む)


【課題】繊維表面に固着された有機物吸着性粒子の脱落を防止し、かつ有機物吸着性粒子の比表面積の減少を抑制することができる水質浄化材を提供する。
【解決手段】本発明の水質浄化材は、繊維と、その表面のバインダー樹脂と、前記バインダー樹脂に固着された有機物吸着性粒子とを含み、前記バインダー樹脂は、湿熱ゲル化樹脂であり、前記有機物吸着性粒子は、前記湿熱ゲル化樹脂が湿熱ゲル化したゲル化物によって固着されている。例えば、熱可塑性合成繊維成分としてポリプロピレンを芯成分(2)とし、湿熱ゲル化繊維成分としてエチレン−ビニルアルコール共重合樹脂を鞘成分(1)とした複合繊維(5)の鞘成分(1)に有機物吸着性粒子(3)を有効に固着させる。 (もっと読む)


【課題】 拭き取り時の取り扱い性が良好であり、油脂汚れ等の拭き取り性が高く、拭き取った後の対象物への液残りが少ないワイピングシートを提供する。
【解決手段】 少なくとも2種類の極細繊維発生型複合繊維から得られた繊度0.9dtex以下である極細繊維を含む極細繊維層であって、少なくとも1種類の極細繊維発生型複合繊維から得られた極細繊維が変性ビニルアルコール樹脂を含んで成り、他の極細繊維発生型複合繊維から得られた1種類または複数種類の極細繊維が他の樹脂を含んで成るものである、極細繊維層を有する、織物、編物または不織布等の繊維構造物を含む構成のワイピングシートを得る。極細繊維は、例えば、2種類の分割型複合繊維から得ることができる。極細繊維層は、好ましくは、熱接着性樹脂を含む極細繊維を有し、繊維同士が熱接着されている。 (もっと読む)


【課題】衣料用途の場合は人体の肌に接触しても柔軟であり、フィラーを繊維表面に有効に固着することができ、成形が均一で、深絞りの形状を得ることができ、一般的用途においても成形コストを安価にできる繊維成形体及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の繊維成形体は、繊維とバインダー樹脂を含む繊維集合物が成形されてなる繊維成形体であって、前記バインダー樹脂は、水分存在下で加熱することによってゲル化する湿熱ゲル化樹脂を含み、前記繊維集合物は、前記湿熱ゲル化樹脂を湿熱ゲル化したゲル化物によって前記繊維が固定されるとともに所定の形状に成形されている。例えば、繊維としてポリプロピレンを芯成分(2)とし、湿熱ゲル化繊維成分としてエチレン−ビニルアルコール共重合樹脂を鞘成分(1)とした複合繊維(5)の鞘成分(1)にフィラー(3)を固定したシート状物とし、これに水分を付与して金型に密着させ加熱接触圧成形する。 (もっと読む)


メタロセン触媒を用いて重合されたエチレン・α−オレフィン共重合体を含む第1成分と、第1成分の融点Tよりも高い融点Tを有する熱可塑性重合体から成る第2成分とを用いて、第1成分が繊維の周面の長さに対して20%以上の長さで露出し、且つJIS−L−1015(乾熱収縮率)に準じて、温度100℃、時間15分間、初荷重0.018mN/dtex(2mg/d)で測定される単繊維乾熱収縮率が50%以上となり、同じ条件で初荷重を0.450mN/dtex(50mg/dtex)にして測定される単繊維乾熱収縮率が15%以上となるような潜在捲縮性複合繊維を構成する。この潜在捲縮性複合繊維は、低い温度で捲縮を発現し、かつ熱接着性を有する。 (もっと読む)


111 - 120 / 120