説明

ダイワボウポリテック株式会社により出願された特許

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【課題】比較的低い伸長率で伸ばしたときに高い寸法安定性を示し、張力を縦方向に加えながら、連続加工するのに適している積層不織布を提供する。
【解決手段】繊維長0.5〜20mmの繊維から成る短繊維層を搬送ベルトの上に載せ、短繊維層の表面に熱可塑性エラストマーを含んでなる繊維を例えばメルトブローン法により集積して、当該繊維が溶融または軟化している間に、短繊維層に接触させることにより、短繊維層と熱可塑性エラストマーを含んで成る繊維を接着して、熱可塑性エラストマー繊維を含む不織布と短繊維層とが一体化した積層不織布を構成する。 (もっと読む)


【課題】皮膚にあてたときにチクチクしない、良好な触感の化粧料含浸皮膚被覆シートを提供する。
【解決手段】 潜在捲縮性繊維を含む繊維ウェブを、水流交絡処理に付した後、ウェブを加熱して、立体捲縮を発現させて、不織布を得、この不織布に液体化粧料を含浸させて、化粧料含浸皮膚被覆シートを得る。湾曲部が好ましくは閉曲線を形成している、高度に発現した立体捲縮が、繊維表面に存在することにより、繊維の端部が、繊維表面から突出しにくい構成となり、良好な触感を与える。 (もっと読む)


【課題】優れた柔軟性を有し、弾力性に優れ、常温、高温下での嵩回復性が高く、初期嵩の大きい不織布等を得ることができる顕在捲縮性複合繊維及びこれを用いた不織布を提供する。
【解決手段】顕在捲縮性複合繊維は、第一成分1と第二成分2を含む複合繊維10であって、前記第一成分は、メタロセン触媒を用いて重合した直鎖状ポリエチレンを含み、前記第二成分は、ポリトリメチレンテレフタレートを50質量%以上含むポリエステルであり、繊維断面から見たとき、前記第一成分は前記複合繊維表面の少なくとも20%を占めており、前記第二成分の重心位置3は前記複合繊維の重心位置4からずれており、前記複合繊維は、波形状捲縮及び螺旋状捲縮から選ばれる少なくとも一種の捲縮を有している顕在捲縮性複合繊維。 (もっと読む)


【課題】弾力性と嵩回復性が高く、その耐久性も高い潜在捲縮性複合繊維及びこれを用いた繊維集合物を提供する。
【解決手段】第一成分(1)は、ポリブテン−1を含み、第二成分(2)はポリブテン−1の融解ピーク温度よりも20℃以上高い融解ピーク温度を有するポリマー又は融解開始温度(示差走査熱量(DSC)測定法より測定される補外融解開始温度)が120℃以上であるポリマーであり、潜在捲縮性複合繊維(10)を断面から見たとき、第一成分(1)は複合繊維表面の少なくとも20%を占めており、第二成分(2)の重心位置(3)は複合繊維の重心位置からずれており、潜在捲縮性複合繊維(10)は120℃におけるJIS-L-1015で測定した乾熱収縮率が、(A)初荷重0.018mN/dtex(2mg/de)での測定において50%以上、かつ(B)初荷重0.45mN/dtex(50mg/de)での測定において5%以上である。 (もっと読む)


【課題】柔らかな風合いであり、初期嵩回復性、長期嵩回復性ともに優れた、特に頻繁に荷重のかかる用途に適した繊維および不織布を提供する。
【解決手段】ポリトリメチレンテレフタレート系樹脂を含有する第1成分と、ポリオレフィン系樹脂を含有する第2成分からなり、偏心型複合断面であり、捲縮数が7個/25mm以上、25個/25mm以下の鋸歯状捲縮と波線状捲縮が混在した捲縮12、または鋸歯状捲縮と螺旋状捲縮が混在した捲縮性複合繊維。この複合繊維は、第2成分の融点をTm(℃)としたときTm−3(℃)において、捲縮の糸一山間の長さ及び捲縮の山の高さを特定の範囲とした波線状捲縮および/または螺旋状捲縮を発現するとともに乾熱収縮率が3%以下である。 (もっと読む)


【課題】不織布製造中およびフィラーを固着させる際の加工性に優れた、表面状態の良好な湿熱ゲル化繊維を含む不織布を提供する。
【解決手段】 湿熱収縮性を有する第2繊維層(2)の両面に、湿熱ゲル化樹脂が繊維表面の少なくとも一部を占める繊維を含む第1繊維層(1)および第3繊維層(3)を配置して、積層ウェブを作成し、このウェブに例えば高圧柱状水流を噴射して、3つの繊維層を一体化させて、積層不織布を得る。さらに、この積層不織布に、フィラーを固着させるために湿熱処理を施すと、第1および第3繊維層が均一に収縮して、フィラーが均一に固着された、フィラー固着シートが得られる。 (もっと読む)


【課題】 光がなくとも酸化作用を有し、菌などの増殖抑制効果、有害なガス、微細液滴を消臭、無害化する無効化効果を発揮する機能を持ったナノ粒子を、バインダーを用いることなく担持させた有機材料および繊維集合物を提供する。
【解決手段】 平均一次粒子径が1nmを超え100nm未満であり、粒子表面が親水性無機化合物で被覆された機能性ナノ粒子を含み、機能性ナノ粒子の少なくとも30質量%は親水性無機化合物で被覆された酸化チタン系ナノ粒子を含む懸濁液を、有機材料の少なくとも一部の表面に付与して、前記機能性ナノ粒子を吸着し、固着・担持させた後、前記酸化チタン系ナノ粒子に過酸化物を付与することにより、優れた機能を有するナノ粒子が表面に露出した有機材料および繊維集合物を得る。 (もっと読む)


【課題】異種物体に対して湿熱接着性が高く、熱収縮率が低く、熱加工時の寸法安定性が高い湿熱接着性複合繊維を提供する。また本来の繊維の性質を保持したまま、繊維表面にフィラーを有効に固着したフィラー固着繊維及び繊維構造物を提供する。
【解決手段】 湿熱ゲル化樹脂70mass%以上94mass%以下で含み、ロジン、ロジンエステル、テルペンベース化合物、ピペリレンベース化合物、及び炭化水素ベース化合物から選ばれる少なくとも一種類であり、軟化点が70℃以上150℃以下の接着促進剤を6質量%以上30質量%以下含む混合物からなる湿熱ゲル化成分と、繊維形成性成分を含む複合繊維であって、前記湿熱ゲル化成分を用いることにより、異種物体に対する接着性が高い湿熱接着性複合繊維を得る。また、前記湿熱接着性複合繊維の湿熱ゲル化樹脂をゲル化したゲル化物によって、フィラーを繊維表面に固着させたフィラー固着繊維及び繊維構造物を得る。 (もっと読む)


【課題】柔軟で、拭き取り対象面及び汚れ物体に対して密着性が高く、汚れ除去性の高いワイパーを提供する。
【解決手段】本発明のワイパーは、異なる2種類以上の繊維形成性樹脂成分を含む複合繊維を構成成分として含む繊維構造物であって、前記複合繊維を構成する繊維形成性樹脂成分のうち少なくとも一成分は、ロジン、ロジンエステル、テルペンベース化合物、ピペリレンベース化合物、及び炭化水素ベース化合物から選ばれる少なくとも一種類であり、軟化点が70℃以上150℃以下の範囲内にある粘着付与剤を6質量%以上30質量%以下の範囲内で含んでいる。 (もっと読む)


【課題】ポリブテン−1を含む成分、およびポリエステル樹脂を含む成分を、構成成分として含み、紡糸中に融着が生じることなく良好に紡糸可能で、分割性が良好な分割型複合繊維を提供する。
【解決手段】(i)ポリブテン−1を60質量%以上含み、アマイド系ワックスを0.1質量%以上10質量%以下含む成分と、(ii)ポリエステル樹脂を含む成分とを、複合紡糸して、繊維の断面において、成分(i)と成分(ii)とが隣り合っている繊維断面構造を有する、分割型複合繊維を得る。アマイド系ワックスは、好ましくはステアリン酸アマイドである。 (もっと読む)


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