説明

シプロ化成株式会社により出願された特許

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【課題】4−(2H−ベンゾトリアゾ−ル−2−イル)レゾルシノ−ルの化学修飾により、熱安定性(高温安定性)および耐蒸散性の改善された、そして相溶性等においては従来とあまり変わらないベンゾトリアゾ−ル系紫外線吸収剤を合成すること。
【解決手段】4−(2H−ベンゾトリアゾ−ル−2−イル)レゾルシノ−ルから2−[4−(2H−ベンゾトリアゾ−ル−2−イル)−3−ヒドロキシフェノキシ]−4,6−ビス(ジアルキルアミノ)−1,3,5−トリアジンおよび2,4−ビス[4−(2H−ベンゾトリアゾ−ル−2−イル)−3−ヒドロキシフェノキシ]−6−ジアルキルアミノ−1,3,5−トリアジンを合成し、熱安定性(高温安定性)および耐蒸散性を中心に、それぞれの物性について検討した。 (もっと読む)


【課題】高速高密度記録が可能な、いわゆる青色レーザー用途に適する光学記録媒体を提供すること。
【解決手段】基板上に記録層が形成される光学記録媒体の該記録層に含有する有機色素化合物を下記一般式(A)のベンゾトリアゾール誘導体とする。


【効果】 これら誘導体はいずれも近紫外域により近い長波長側の紫外域に吸収を持ち、一部は
近紫外域まで吸収を示すものである。 この吸収特性はいわゆる青色レーザーの波長に対応し、
かつ従来のアゾ系、シアニン系有機色素に比べて優れた耐光性を持つため、次世代の記録媒体であるblu−ray Discなどの光学記録媒体用の色素化合物としてきわめて有用である。 (もっと読む)


【課題】特に、いわゆる青色レーザー用の波長に対応した吸収帯を有する有機色素及び製膜が容易な新規有機化合物を提供すること。
【解決手段】有機色素の新規化合物として下記一般式(A)のベンゾトリアゾール誘導体を用いる。


【効果】 これら誘導体はいずれも近紫外域により近い長波長側の紫外域に吸収を持ち、一部は
近紫外域まで吸収を示すものである。 この吸収特性はいわゆる青色レーザーの波長に対応し、かつ従来のアゾやシアニン系の有機色素にはない優れた耐光性を持つため、次世代媒体などへの応用が可能である。 (もっと読む)


【課題】2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリロイルクロリドを用いて、実際に使用可能な、そして在来のものより耐蒸散性の改善されたシアノアクリレ−ト系紫外線吸収剤を合成すること、同じく2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリロイルクロリドを用いてベンゾフェノン系とシアノアクリレ−ト系の、およびベンゾトリアゾ−ル系とシアノアクリレ−ト系の複合系とも言える紫外線吸収剤を合成すること。
【解決手段】2−シアノ−3,3−ジフェニルアクロイルクロリドとフェノ−ル類の脱塩酸縮合により2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリル酸アリ−ルを合成し、これらの物性について調べた。さらに紫外吸収にさいして吸収に関与しない水酸基を有するベンゾフェノン系の、あるいはベンゾトリアゾ−ル系の紫外線吸収剤との脱塩酸縮合により目的の複合系とも言える新規な紫外線吸収剤を合成した。 (もっと読む)


【課題】ペンタエリスリトール−テトラキス(3−アルキルチオ−プロピオネート)の経済的な製造方法を提供する。
【解決手段】炭素数8〜30のアルキルメルカプタンとアクリル酸アルキルエステル(ただし、アルキルの炭素数1〜5とする。)を反応させて、3−アルキルチオ−プロピオン酸エステルを得る下記i)のマイケル付加工程と、次いで、前記工程で得られた生成物を、ペンタエリスリトール或いはその四酢酸エステルと、エステル交換させる下記ii)のエステル交換工程を少なくとも経る製造方法とする。


【効果】ii)工程でエステル交換させるので、不経済な加水分解工程を省略できる。 (もっと読む)


【課題】高度な耐熱性(高温安定性)および耐蒸散性を有するベンゾトリアゾ−ル系紫外線吸収剤の提供。
【解決手段】2−アルコキシ−トリアジン又は2−アリ−ルオキシ−トリアジンとの脱塩酸縮合反応により得られる、2−アルコキシ−4,6−ビス[4−(5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾ−ル−2−イル)−3−ヒドロキシフェノキシ]−1,3,5−トリアジン および2−アリ−ルオキシ−4,6−ビス[4−(5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾ−ル−2−イル)−3−ヒドロキシフェノキシ]−1,3,5−トリアジンの合成方法。この化合物は、紫外線吸収剤として利用でき、特に高温作業工程を必要とする各種プラスチック、繊維材料等に使用すれば好結果が期待される。 (もっと読む)


【課題】多量生産が容易な4−(5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾ−ル−2−イル)レゾルシノ−ルから実用的なベンゾトリアゾ−ル系紫外線吸収剤の提供。
【解決手段】2−クロロ−4,6−ジアルコキシ−1,3,5−トリアジンあるいは2,4−ビスアリ−ルオキシ−6−クロロ−1,3,5−トリアジンを、4−(5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾ−ル−2−イル)レゾルシノ−ルと脱塩酸縮合させて、2−[4−(5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾ−ル−2−イル)−3−ヒドロキシフェノキシ]−4,6−ジアルコキシ−1,3,5−トリアジンおよび 2,4−ビスアリ−ルオキシ−6−[4−(6−クロロ−2H−ベンゾトリアゾ−ル−2−イル)−3−ヒドロキシフェノキシ]−1,3,5−トリアジンを合成し、相溶性、化学的安定性、光安定性、熱安定性(高温安定性)、耐蒸散性について調査した。λmaxの長波長部への移動も認められた。 (もっと読む)


【課題】青色レーザー用に対応する吸収帯を有し、セロソルブ系溶媒などの有機溶媒対する溶解度が高く、かつキャスティングなどによる薄膜形成過程における溶媒揮発時においても結晶化しにくい青色レーザー用光記録媒体に用いるのに適する有機色素を提供する。
【解決手段】有機色素の新規化合物として、下記一般式の4−フェニルアリリデンヒダントイン誘導体を用いる。


(R〜Rは、H、ハロゲン、シアノ基、C1〜20のアルキル基等、Rは、H、C1〜20のアルキル基等である。) (もっと読む)


【課題】4−(2H−ベンゾトリアゾ−ル−2−イル)レゾルシノ−ルあるいは4−(5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾ−ル−2−イル)レゾルシノ−ルのC−位のOH基を、数種の芳香族イソシアナ−ト、3種のジイソシアナ−ト、数種の芳香族スルホニルクロリドのそれぞれで化学修飾することにより、カルバニル酸エステル構造、ジカルバミド酸ジエステル構造、スルホン酸エステル構造のそれぞれを有するベンゾトリアゾ−ル系紫外線吸収剤を合成し、得られたものの有効性について考察すること。
【解決手段】所期の反応を反応触媒を探すことにより達成し、得られたものについては物性等を主として調査した。ジカルバミド酸ジエステル構造を有するものについては紫外吸収における吸収波長範囲の広いものが見い出された。また、スルホン酸エステル構造を有するものについては合成における経済性をも含めて、要求されている多くの物性において満足に近いものが得られた。 (もっと読む)


【課題】いわゆる青色レーザー用に対応する吸収帯を有し、非結晶化、高い耐光性、高融点のいずれの性能についても満足できる有機色素及び紫外線吸収剤として好適に用いることのできる化合物を提供する。
【解決手段】下記一般式の構造を有するベンジリデンヒダントイン誘導体化合物とする。


(式中、R〜Rは、それぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、置換されていてもよいアミノ基、ニトロ基、炭素数1〜20のアルキル基もしくはアルコキシ基(いずれの位置で枝分かれしているものを含む)などである(ただし、R〜R及びR〜Rにアミノ基またはニトロ基が選ばれる場合、アミノ基またはニトロ基は、いずれか一方が、R〜R及びR〜Rのうち1箇所置換されているものに限る。)。) (もっと読む)


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