説明

シプロ化成株式会社により出願された特許

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【課題】 特に、いわゆる青色レーザー用の波長に対応した吸収帯を有する有機色素及び製膜が容易な新規有機化合物を提供すること。
【解決手段】 有機色素の新規化合物として、下記一般式(A)の5−ベンジリデン−2−チオキソ−チアゾリジン−4−オン誘導体を用いる。


【効果】 これら誘導体はいずれも300〜450nmにおいて極大吸収波長を示し、特に400nm付近において大きな吸収を示すものである。この吸収特性はいわゆる青色レーザーの波長に対応するものであり、媒体などへの応用が可能である。また、なかでも2−エチルヘキシル基,2−エチルヘキシルエステル等を置換基とした化合物は、これを有機色素として用いて塗膜化する場合でも、アルコール、ケトンなどへの溶解性が良く、結晶化し難い特性があるため、物理的特性としても良好である。 (もっと読む)


【課題】 高速高密度記録が可能な、いわゆる青色レーザー用途に適する光学記録媒体を提供すること。
【解決手段】 基板上に記録層が形成される光学記録媒体の該記録層に含有する有機色素化合物を下記一般式(A)の5−ベンジリデン−2−チオキソ−チアゾリジン−4−オンの誘導体とする。


【効果】 これら誘導体はいずれも300〜450nmにおいて極大吸収波長を示し、特に400nm付近において大きな吸収を示すものである。この吸収特性はいわゆる青色レーザーの波長に対応し、次世代の記録媒体であるblu−lay Discなどの光学記録媒体用の色素化合物として極めて有用である。また、特に2−エチルヘキシル基等を導入した化合物であれば、実際の光学記録媒体への塗膜に関しても、アルコール、ケトンなどへの溶解性が良く、結晶化し難い特性があるため、物理的特性としても良好である。 (もっと読む)


【課題】 紫外線安定性及び熱安定性の高い紫外線吸収剤を提供することである。
【解決手段】 4−アリールメチリデン−2−メチル−5−オキサゾロンまたは4−アリールメチリデン−2−フェニル−5−オキサゾロンを含有する紫外線吸収剤とする。前者のλmaxは330〜360nmの範囲であったが、後者のそれは360〜390nmであった。このことから前者と後者の併用、或いは後者と在来の紫外線吸収剤の併用した紫外線吸収剤によれば、太陽光中のUV−A及びUV−B領域の全ての紫外部照射線を効率的に吸収することが可能である。 (もっと読む)


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