説明

日本絨氈株式会社により出願された特許

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【課題】 カーペットは埃などを取り込むことができるものの、埃がパイルに隠れて目立ちにくくなっているだけに、ハウスダストの温床となりやすい側面も持ち合わせている。また、カーペットを敷くことで埃っぽさがなくなり、空気が清潔になるのは見た目の判断だけであり、肉眼では見えないような10μm以下の微粒子(浮遊物質)は取り込むことができずに浮遊させてしまうことに対し、実情は何等対処し得ていない。
【解決手段】 タフト機により基布にパイルを植設して形成したカーペット部と該基布の裏面側に設けた裏打ち層構成部とによって形成したタフテッドカーペットであり、該カーペット部を構成する該パイルは、単糸繊度が5〜30dTex及び100〜500dTexの範囲から少なくとも2種以上の太さの異なる捲縮糸を、総繊度1800〜3600dTexの範囲で、撚り数40〜250T/mの撚糸にして形成した。 (もっと読む)


【課題】 カーペットに衝撃吸収性を高めてG値を小さくするには、特許文献1のように発泡倍率を高くした発泡層を設けることによって対処できるものの、床材として実際に使用するには、静荷重や動荷重なども考慮しなければならない。静荷重による影響としては、表面繊維層のパイルの復元性の他、例えば長期間重量物を置いておいた跡に生じる裏打ち層構成部材の変形や、女性のピンヒール、ハイヒール、椅子の脚、杖など比較的鋭利なものによる裏打ち層構成部材の破損がある。また、動荷重として考えられるのは、車椅子やキャスター付き椅子の利用による裏打ち層構成部材の変形や破損である。
【解決手段】 床面に敷設するもので、表面繊維層とポリ塩化ビニル系樹脂の裏打ち層から成るタイルカーペットにおいて、該裏打ち層に発泡倍率が1.1から1.6、厚さが1.0から2.5mmの微発泡ポリウレタンシートを貼着する。 (もっと読む)


【課題】 乾燥養生が充分でないコンクリート面にタイルカーペットを接着すると臭気が発生する問題がある。これに対して、特許文献1に開示されている塩化ビニル製床材では、防水層としてポリプロピレンフィルムなどの樹脂層を設けているが、樹脂層に塩ビペーストを塗布しゲル化させて貼着する方法では、接着力が弱く剥がれやすい欠点がある。また、不織布を防水層とした場合は、塩ビペーストが浸潤しやすく接着力は高まるものの、経年における防水機能が低く目的とする臭気対策手段にはなり得ていないのが実情である。
【解決手段】 コンクリート面に接着して敷設するもので、表面繊維層とポリ塩化ビニル系樹脂の裏打ち層から成るタイルカーペットにおいて、表裏にポリエチレンテレフタレート不織布を配したプラスチックフィルムより成る防水層を該裏打ち層の接着面に設ける。 (もっと読む)


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