説明

独立行政法人放射線医学総合研究所により出願された特許

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【課題】腫瘍の放射線療法における腫瘍に対する放射線の治療効果を相乗的に増大させることができる放射線治療増強剤を提供すること。
【解決手段】NK4若しくはNK4と実質的に同質の活性を有するNK4のフラグメントを含むタンパク質またはその塩、あるいはNK4をコードするDNAまたはNK4と実質的に同質の活性を有するNK4のフラグメントをコードするDNAを含むDNAを含有することを特徴とする腫瘍の放射線療法における放射線治療増強剤。 (もっと読む)


【課題】様々な複雑の構造を有する放射性リガンドを合成する。
【解決手段】様々な官能基を持ちながら、ブロムあるいはヨードベンゼン環を有する誘導体を放射性リガンドの標識原料とし、フェニルスズ化合物を合成する。一方、一個以上の電子供与性基を有するヨードベンゼンを酸化し、トシル酸と反応させることにより、新規な電子供与性基を有するヒドロキシトシルヨードベンゼン化合物を得る。次に、この化合物を様々なフェニルスズ化合物と反応させることにより、標識前駆体であるジフェニルヨードニウム塩を合成する。最後に本ジフェニルヨードニウム塩を[18F]F-との反応により、様々な官能基を持ちながら[18F]フルオロベンゼン環を有する18F標識リガンドを合成する。 (もっと読む)


【課題】差分(CT)画像の計算時間を短縮し、リアルタイムに観察可能とする。
【解決手段】CT投影データ14から差分画像20を再構成する際に、投影データのままで時系列の投影データ14とマスク投影データ10の差分(18)をとり、該差分(18)から差分画像20を再構成する。 (もっと読む)


【課題】放射線被ばくによる放射線障害を予防あるいは治療する有効な薬剤を提供する。
【解決手段】サッカロマイセスセレビジエ酵母あるいは抗酸化ミネラルを含有するサッカロマイセスセレビジエ酵母を有効成分とする放射線障害の防護剤、具体的には、マンガン、亜鉛、銅、およびセレンの少なくとも一種を含有するサッカロマイセスセレビジエ酵母を有効成分とする放射線障害の防護剤。 (もっと読む)


【課題】数値解析によりループギャップ共振器近傍に生じる電界を精度良く求めることにより最適なファラデーシールドの形状を決定する。
【解決手段】上記ファラデーシールドは、共振器内外の電界分布を数値解析して共振器の円弧に沿った電界を算出することによって決定された電気力線が密集する領域において、電気力線に対応する形状を有する金属格子を有する。上記ループギャップ共振器の円弧に沿った電界を抜き出し、抜き出した値により、円弧の長さを横軸に電界の強さを縦軸に採りグラフ化することにより、円弧に沿った電界強度近似曲線を描き、ギャップ部の一番高い電界の強さを基準としてその基準電界を描くべき電気力線の数nで等分してグラフに水平に線を引き、その線と電界強度近似曲線との交点により求めた円弧の長さを電気力線の間隔とすることによって上記電気力線が密集する領域を決定する。 (もっと読む)


【課題】 IH型の共振器構造を有するとともに、荷電粒子の加速に用いられる高周波電場の電場分布を好適に制御可能な線形加速器を提供する。
【解決手段】 加速軸Axを内部に含む加速管10と、加速管10の内壁上の所定位置に加速軸Axの方向に延びるように設けられた第1リッジ部11と、加速管10の内壁上で第1リッジ部11と対向する位置に設けられた第2リッジ部12と、第1リッジ部11に支持された第1ドリフトチューブ21、及び第2リッジ部12に支持された第2ドリフトチューブ22が加速軸Axに沿って複数交互に配列されたドリフトチューブ群20とによってIH型の線形加速器1を構成する。さらに、加速管10内の高周波電場に対し、その電場分布を調整するチューナ30を加速軸Ax方向に複数並べて配置する。 (もっと読む)


【課題】放射線測定装置において放射線の飛来方向及びエネルギー(区分)を識別できるようにする。
【解決手段】指向特性が互いに異なるように複数の検出器20,22,24が設けられる。複数の検出器20,22,24に対応する複数のスペクトルに対してそれぞれ複数のエネルギー区分が設定され、各エネルギー区分ごとに積算計数値の相互間比率を示す実測比率情報(実測計数比列)が演算される。実測比率情報が複数の応答関数と照合され、特定の実測比率情報と特定の理論比率情報との間に適合関係が判定された場合に、それに基づいて放射線の飛来方向及びエネルギー区分が識別される。 (もっと読む)


【課題】オーダーメイド放射線治療を具現化するために、癌患者の放射線に対する感受性の程度を予め予測することのできるDNA配列を有するひとつながりのポリヌクレオチドである、放射線治療における副作用発症予測用ポリヌクレオチドを提供する。
【解決手段】本発明の放射線治療における副作用発症予測用ポリヌクレオチドは、特定な配列で示される、二種類のDNA塩基配列を有するひとつながりのポリヌクレオチドであって、一方の塩基配列の121番目の塩基がTであり、他方の塩基配列の121番目の塩基がGであることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】耐熱性、耐放射線性及び二次電子放出特性に優れている量子ビームモニタ用電極を提供すること。
【解決手段】本発明の量子ビームモニタ用電極1は、複数のリボン状のカーボングラファイト薄膜210が所定間隔おきに一方向に沿って並設されたモニタターゲット21を備えている。カーボングラファイト薄膜210は、厚さが0.5〜100μm、幅が0.05〜50mmであることが好ましく、隣接するカーボングラファイト薄膜210間の距離は、0.01〜100mmであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】生物における低線量放射線被ばくを検出する方法を提供する。
【解決手段】(1)低線量放射線に被ばくした可能性のある生物から、該被ばく後2時間以内に得た細胞サンプルについて、smamer、CXCL2、CXCL6、SCG2、THSD2、AREG、CXCL1、spaplaw、IL6、USP49及びIL8からなる群より選ばれる1以上の遺伝子の発現量を測定する工程、(2)低線量放射線に被ばくしていない対照生物から得た細胞サンプルについて、工程(1)で測定した遺伝子と同一の遺伝子の発現量を測定する工程、及び(3)工程(1)で測定した遺伝子発現量と、工程(2)で測定した遺伝子発現量とを比較して、工程(1)で測定した遺伝子発現量が、工程(2)で測定した遺伝子発現量の少なくとも1.2倍以上であるとき、該生物は低線量放射線に被ばくしたという結論を出す工程を含むことを特徴とする方法。 (もっと読む)


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