説明

独立行政法人放射線医学総合研究所により出願された特許

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【課題】γ線を利用したマメ科植物の栽培方法に関し、特に、実生時期を経過した後、植物体に特定範囲の線量率でγ線を照射する工程を含むマメ科植物の栽培方法を提供する。
【解決手段】実生時期を経過した後、総線量0.5〜10.0Gyで、0.04〜0.4Gy/日の範囲の線量率でγ線を植物体に照射することで、非照射の場合に比べ種子を大きくし莢の平均重量を増大し得え、マメ科植物の種子を増産したり、植物中である特定の物質を増加させることができる。 (もっと読む)


【課題】超高磁場MR装置において被検体の温度上昇を抑制しながら高周波電波を被検体に効率的に照射して静磁場の乱れやS/N比の劣化の少ない画像を撮影する。
【解決手段】MR装置用ボリュームコイルにおいて、被検体上に配置された放射器と被検体との間に電界シールドを配置し、電界シールドの配置領域および電界シールドの形状をボリュームコイル内部の電界磁界分布を数値解析することにより決定する。MR装置用RFコイルにおいて、被検体の異なる位置を囲むように軸方向に分割された複数の部分コイルを有し、各部分コイルは、周方向に間隔を隔てて配置され軸方向に細長い複数のエレメントからなり、上記分割された部分コイルの間は、高周波結合可能な1エレメント長さ以下だけ離れて配置されている。 (もっと読む)


【課題】コモンマーモセットの鳴き声を指標とした、抗不安薬のスクリーニング方法及び効果評価方法を提供する。
【解決手段】抗不安薬の候補物質をコモンマーモセットに投与し、ストレスを与え、コモンマーモセットが不安を感じた時に発する鳴き声の回数をカウントする工程を含む。当該不安を感じた時の鳴き声は、ソノグラムを有し、その特徴は、(a)発声開始後約0.05〜約0.1秒間で、約8kHz〜約15kHzに現れる周波数帯域の音から約5kHz〜約15kHzの周波数帯域の音へと変化する音響特性を有し、その周波数帯域の音が変化後約0.3〜約0.5秒間持続する音;及び(b)音(a)が発声開始された約0.1〜約0.2秒後に発声され、約3kHzの周波数で約0.2〜約0.4秒間持続する音からなることである。抗不安薬の候補物質の投与後において、発声回数の減少が、当該候補物質が抗不安効果を有することを示す。 (もっと読む)


【課題】向精神病薬のスクリーニング方法を提供する。
【解決手段】向精神病薬のスクリーニング方法であって:(i)うつ病モデル動物に行動課題を複数回行わせる工程;(ii)報酬量Rn及びエラー率enの行動データ群(R,e)を得る工程;(iii)平均行動データ群を得る工程;(iv)該平均行動データ群(R,E)を、最小自乗法により数理モデルに当てはめ、報酬感受性a及びコスト感受性bを算出する工程;及び(v)該報酬感受性a及び/又はコスト感受性bを、向精神病薬の候補物質投与前後において比較する工程;を含む。向精神病薬の候補物質投与前と比べて、当該投与後の報酬感受性aの増加及び/又はコスト感受性bの減少は、向精神病薬としての活性を有することを示す。 (もっと読む)


【課題】ECRイオン源を用いて、原子内包フラーレンを容易に形成し、かつイオンビームとして引き出し、分析するECRイオン源装置を提供する。
【解決手段】常温で気体の物質と、高融点の物質のガスのECRプラズマを生成可能なECRチェンバ部1aと、フラーレンガス供給用の蒸発源108を有するプロセスチェンバ部1bと、イオン引き出しメッシュ電極104と、イオンアパーチャ107とを備え、イオン引き出しメッシュ電極104とイオンアパーチャ107への印加電圧を制御することにより、ECRプラズマのプラズマポテンシャルを制御し、ECRプラズマからイオンのみをプロセスチェンバ部1bへ抽出し、当該イオンをフラーレンにイオン注入し、フラーレン誘導体を生成すると同時に、イオンアパーチャ107よりイオンビーム94として引き出し、分析するECRイオン源装置50。 (もっと読む)


【課題】動物の頭部を短時間で簡単に固定することができ、さらに、動物を傷つけることなく固定することができる動物固定具を提供することを課題とする。
【解決手段】動物の頭部を固定するための動物固定具1であって、一端に開口部2aを有するケース部2と、前記ケース部2内の任意の位置で固定され、前記動物の前歯を掛止して固定する前歯掛止部3aと、前記前歯掛止部3aを収めることができ、且つ前記動物の鼻腔と口腔を塞がないよう所定の容積をもって形成され、前記頭部の一部と当接する当接部4dを有する鼻口カバー部4cを前記開口部2a側に有し、前記ケース部2内を往復動可能に設けられた頭部固定部4と、前記頭部固定部4が、前記開口部2aに近接するように当該開口部方向に圧力を付与する圧力付与部5と、を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】治療薬剤の標的への集積及び放出を追跡可能な治療薬剤内含リポソームおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は治療薬剤、放射性核種及び還元剤を内含するリポソームおよびその製造方法であり、従来の方法とは逆に、あらかじめ還元剤を内含したリポソームに放射性核種を封入することにより先に放射性核種含有リポソームを調製し、そこに治療薬剤を封入することによって、高い封入効率を示す放射性核種と治療薬剤を共に含有するリポソームを得ることを可能にした。 (もっと読む)


【課題】従来の加振装置では、発生させる振動の周波数、振幅、位相などの制御が難しく、例えば、測定対象が広範囲領域における粘弾性率の平均値を求めるには適していても、測定対象が狭く、また詳細な粘弾性率の分布を測定するのには不向きである。これでは小さな硬さ変化を早期に発見する目的には利用できない。
【解決手段】本発明は、被験体の粘弾性を識別できる画像をNMRにより取得するために、MR撮像装置またはMRI顕微鏡装置に利用される集束型加振装置であって、被験体に対して与える振動を発生するための複数の振動発生部と、振動発生のための信号を振動発生部に与える信号発生部と、前記振動発生部と被験体との間に配設され、発生した振動が弾性波として被験体内部を伝搬しフォーカス領域で集束するようにフォーカス領域へ指向配置される振動伝達チップと、を有する集束型加振装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】放射線の照射時間を短縮することが可能な放射線照射システムを提供する。
【解決手段】照射位置制御部44は、線量を積算する線量積算部44aと、照射位置変更完了信号を取得する照射位置変更完了信号取得部44bと、一の照射位置において、積算された線量が照射すべき線量に達し、かつ、照射位置変更完了信号が取得されない場合に、制御渋滞であると判定し、その後に照射位置変更完了信号が取得された場合に、制御渋滞が解消されたと判定する制御渋滞判定部44cと、照射位置変更装置31へ照射位置変更開始信号を出力する照射位置変更開始信号出力部44dと、を備え、制御渋滞であると判定された場合には、線量積算部44aは、モニタリングされた線量を次の照射位置における線量として積算し、照射位置変更開始信号出力部44dは、制御渋滞が解消されたと判定された際に、次の照射位置に関する照射位置変更開始信号を出力する。 (もっと読む)


【課題】意図しないビームの取り出しを抑制できる3次元スキャニング照射を実現する。
【解決手段】本発明に関わる粒子線照射装置は、加速器5内で加速され加速器5内の軌道を進む荷電粒子ビームに、該荷電粒子ビームを挟んで配置されるRF−KO電極12により、RF−KO電圧による電場を印加して荷電粒子ビームの幅を広げて荷電粒子ビームの一部をデフレクタ電極13を介して加速器5内から取り出す粒子線照射装置1であって、RF−KO電極12により、軌道振幅が大きくRF−KO電圧をオフした場合に加速器5内から取り出される可能性が高い荷電粒子ビームの振動数に共振する高周波電場を荷電粒子ビームに印加する制御を行うビーム選択取出し制御部S1を備える。 (もっと読む)


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