説明

独立行政法人放射線医学総合研究所により出願された特許

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【課題】イオンビームにおけるエネルギー拡がりの大きさおよび動径方向の大きさを制御し得るイオンビーム制御装置および制御方法を提供する。
【解決手段】イオンビーム制御装置Saは、イオンビーム生成部2、生成されたイオンビームIBが入射され、所定の大きさのエネルギー拡がりおよび動径方向における所定の大きさの直径でイオンビームIBが射出されるように、制御するイオンビーム制御部1aを備える。イオンビーム制御部1aでは、所定の大きさのエネルギーにおける存在確率が増加するような高周波電場による位相回転を少なくとも利用する。 (もっと読む)


【課題】検出器に欠損や不良等のエラーが発生しても、エラーの影響を除去し、画像に生じるアーティファクトを低減する。
【解決手段】断層撮影装置において、一つ又は複数の検出素子に対する計測データにエラーが含まれる場合、画像再構成演算において計算もしくは参照するシステムマトリクスを前記エラーに合わせて修正することによって、画像に生じるアーティファクトを低減する。その際、エラーを含む検出素子の位置情報およびエラーの程度の情報を記憶装置に格納し、画像再構成ソフトウェアの内部において参照することによって、前記システムマトリクスをエラーに合わせて修正することができる。 (もっと読む)


【課題】単一の放射線検出器集合体により、放射能絶対値の決定を可能とすると共に、自ら所有する放射線検出器集合体の検出効率(感度)を決定し、更に、放射線測定装置の校正も可能とする。
【解決手段】一崩壊でエネルギの異なる複数の光子を放出する核種の放射能を絶対測定するための放射能絶対測定方法であって、複数の放射線検出器要素から構成される放射線検出器集合体(210、212、412、510、610)を用いて、各放射線検出器要素毎に複数の光子を弁別しながら別々に計数し、更に、光子を検出した放射線検出器要素の識別番号を、光子の入射時刻及び光子の持つエネルギと共に保存し、光子毎の計数率及び複数光子の同時計数率を求め、放射線検出器要素の一部からの光子による信号を遮断することにより、光子毎の計数率及び複数光子の同時計数率を変化させて、検出非効率値と見かけの放射能値の組を複数得て、この検出非効率値と見かけの放射能値の関係を外挿して放射能絶対値を求める。 (もっと読む)


本発明は、神経変性障害又は神経炎症障害を有する哺乳動物の治療に対する応答をモニタリングする方法に関する。本発明の好ましい実施の形態によれば、当該方法は、
a)放射標識PBRリガンドを使用して該哺乳動物を画像化する工程と、
b)該哺乳動物に、少なくとも1つの抗アミロイド剤又は抗神経炎症剤を投与する工程と、
c)放射標識PBRリガンドを使用して工程b)の該哺乳動物を画像化する工程と、
d)該放射標識PBRリガンドからのシグナルによって中枢神経系(CNS)の炎症のレベルを決定する工程とを含む。
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【課題】転写産物由来のcDNA断片の遺伝子発現プロファイルを処理するための方法及びシステム等を提供する。
【解決手段】少なくとも2回測定された遺伝子発現プロファイルを、少なくとも発現している転写産物量を示すピーク情報と該ピーク情報を有する波形位置とで表わされる波形データとして入力し、前記入力された複数の波形データに対して、関数近似に基づくピーク情報補間抽出処理を行い、前記補間抽出処理を行った少なくとも1つの波形ピークを含む前記複数の波形データ間で波形補正処理に基づく波形補正を行って、各波形データ上の相当するピークを対応付ける波形ピーク対応付け処理を行い、前記波形ピーク対応付け処理を行った結果を、転写産物の発現量を示す値とともに波形ピークリストとしてリスト出力することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】必要な照射量を得るための運転時間が短縮され、利用効率の向上、荷電粒子ビームの照射コストの低減に有効な粒子加速器およびその運転方法、ならびにこの粒子加速器を備える粒子線照射治療装置の提供。
【解決手段】荷電粒子をシンクロトロンに入射させる入射工程入射工程の後、荷電粒子をシンクロトロン内の周回軌道を周回させながら高周波加速空胴で所定のエネルギーまで加速または減速する加速または減速工程と、加速された荷電粒子をシンクロトロンから出射する出射工程とを行う取出しサイクルを複数回行い、各加速工程で荷電粒子を異なるエネルギーに加速し、加速または減速工程の取出しサイクルにおける出射工程で異なるエネルギーに加速された荷電粒子を出射する。 (もっと読む)


【課題】放射線治療の併用剤の標的となる、新たな放射線感受性遺伝子を提供すること。
【解決手段】標的細胞において、CCNG1 、CENPE 、H3F3A、IL13RA1、TRIP11、UCC1、ZDHHC8、 ZNF146 及びZNF354Aから成る群より選択された少なくとも一つの遺伝子の発現を抑制することから成る、該細胞の放射線感受性を増大させる方法、上記遺伝子から成る群より選択されたいずれかの遺伝子に対する発現抑制剤を活性成分として含有する医薬組成物、及び、本発明遺伝子の発現量に基く、放射線感受性増大活性を有する物質のスクリーニング方法。 (もっと読む)


【課題】処置室内において任意の位置まで容易に移動させることができて、取扱いやすい放射性薬剤自動分注投与装置を提供する。
【解決手段】移動するための移動手段を備えた筐体11内に、放射性薬剤Xを密封した容器22を受け取る容器受取手段と、容器受取手段で受け取った容器22を保持する容器保持手段と、容器保持手段で保持された容器22からノズル41によって放射性薬剤Xを取り出して保持する薬剤取出保持手段4と、薬剤取出保持手段4で取り出した放射性薬剤Xを被検体Hに投与する投与手段5と、ノズル41を洗浄液Wで洗浄する洗浄手段6と、洗浄手段6で用いた洗浄液Wを廃液容器71に廃棄する廃棄手段7と、容器22を前記筐体外へ取り出す容器取出手段と、を備え、容器受取手段、容器保持手段、ノズル41、保持部44、洗浄手段6、および廃液容器71を、放射線を遮蔽する放射線遮蔽体12内に設けている。 (もっと読む)


【課題】ガントリ内部のような細長い狭い空間であっても、1個の立体マーカと1台の連続撮像装置のみからなる装置で、立体マーカの3次元的位置と3次元的向きを連続して測定可能とする。
【解決手段】4以上の目印が立体的に配置されている立体マーカ40を撮像装置(カメラ24)を用いて撮影し、撮影画像中の見かけの2次元的位置を計測し、立体マーカ40の既知の幾何学的形状をもとに、立体マーカ40の3次元的位置と向きを計算する。 (もっと読む)


【課題】数mGy程度の低線量での放射線による影響を判定又は検出する方法、低線量被ばくによる該細胞のアポトーシスへの誘導を予測する方法、低線量放射線誘導性の細胞アポトーシスを阻害する物質をスクリーニング誘導を予測する方法等を提供すること。
【解決手段】幹細胞におけるPPP1CA,BAD及び/又はBCL−XL遺伝子の発現量の増加を測定することにより、該幹細胞での低線量被ばくを判定又は検出する方法、並びに、低線量被ばくによる該幹細胞のアポトーシスへの誘導を予測する方法。 (もっと読む)


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