説明

財団法人 国際石油交流センターにより出願された特許

1 - 10 / 12


【解決手段】超安定化Y型ゼオライトを含む担体に水素化活性金属成分が担持されてなる炭化水素油の水素化分解触媒において、該超安定化Y型ゼオライトは、そのゼオライト骨格を形成するアルミニウム原子の一部が、ジルコニウム原子及び/又はハフニウム原子で置換されてなる骨格置換ゼオライト(以下、「骨格置換ゼオライト−1」と記す。)であることを特徴とする炭化水素油の水素化分解触媒。
【効果】本発明の水素化分解触媒は、従来の、チタン微粒子又はジルコニウム微粒子が担持したゼオライトを担体として含む水素化分解触媒に比べて、VGOやDAO等の重質炭化水素油のメソポアへの拡散が容易となり、炭化水素油の分解活性が向上し、中間留分を高収率で得ることができる。 (もっと読む)


【課題】ガス流れ中の硫化水素を連続的に測定可能であると共に、安価で信頼性の高い硫化水素濃度測定装置を提供する。
【解決手段】硫化水素濃度測定装置100は、硫化水素ガスを硫化物イオンとして吸収可能な吸収液1と、ガス流れ7と吸収液1の流れとを膜を介して接触させ、ガス流れ中の硫化水素ガスの少なくとも一部を硫化物イオンとして吸収液1に吸収させる中空糸膜コンタクター4と、中空糸膜コンタクター4に吸収液1を供給する第1チャンネル用ポンプ3Aと、硫化物イオンと発熱反応する酸化剤2と、吸収液1に酸化剤2を供給する第2チャンネル用ポンプ3Bと、吸収液1が吸収した硫化物イオンと酸化剤2とが発熱反応する前に、吸収液1の温度を測定する第1温度測定器5と、吸収液1が吸収した硫化物イオンと酸化剤2とが発熱反応した後に、吸収液1の温度を測定する第2温度測定器6とを備える。 (もっと読む)


【課題】広い濃度範囲にわたりガス流れにおけるCO濃度を測定でき、かつ、校正の回数を減らし回復時間を短くできる測定方法、及び分析器を提供する。
【解決手段】ガス流れ5中の1種のガスの濃度を測定する方法であって、ガス流れ5と吸収液1の流れとを中空糸膜4cを介して接触させる工程と、接触後の吸収液1の化学特性をpHガラス電極10により検出する工程と、を備える。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、残留炭素を多く含む低質油を燃料として使用した場合に、低質油が燃焼する際の煤塵の発生を抑制するバーナを備えたガスタービン燃焼器を提供する。
【解決手段】本発明の低質油燃料を噴霧空気と共にガスタービン燃焼器の燃焼室に噴射して燃焼させるバーナを備えたガスタービン燃焼器は、バーナ60に低質油燃料200aを流下させて前記ガスタービン燃焼器3の燃焼室3aに噴射する液体燃料ノズル20と、前記液体燃料ノズル20の軸心に沿って該液体燃料ノズルの外周側に配設され噴霧空気の一部を噴霧空気103aとして流下させて前記ガスタービン燃焼器3の燃焼室3aに噴射する噴霧空気ノズル21と、前記液体燃料ノズル20の軸心に沿って該液体燃料ノズル20の内周側に配設され噴霧空気の一部を内部噴霧空気104aとして流下させて前記ガスタービン燃焼器3の燃焼室3aに噴射する内部噴霧空気ノズル22とを備えて構成した。 (もっと読む)


【課題】従前のものと比較して固体粒子と気体との分離効率をより向上させることが可能な気固分離器を提供する。
【解決手段】気固分離器100は、下端が底板11によって閉塞されると共に上端が開放された、鉛直方向に延びる内筒10と、内筒10を外方から同軸状に覆うと共に、外部に連通する気体抜出口3が上部に形成された外筒2とを備える。内筒10における下端側の側面には、外方に突出すると共に内筒10の軸方向に沿って延びる複数の案内羽根5と、複数の案内羽根5に対応してそれぞれ位置すると共に内筒の軸方向に延びる複数の開口部4とが設けられている。各案内羽根5は、それぞれが複数の開口部4のうち対応する開口部を覆うように内筒10の周方向に傾斜されている。底板11の中央部分には、内筒10と外筒2とを連通する連通孔11aが設けられている。 (もっと読む)


【課題】従前のものと比較して固体粒子と気体との分離効率をより向上させることが可能な気固分離器を提供する。
【解決手段】気固分離器100は、下端が底板11によって閉塞されると共に上端が開放された、鉛直方向に延びる内筒10と、内筒10を外方から同軸状に覆うと共に、外部に連通する気体抜出口3が上部に形成された外筒2とを備える。内筒10における下端側の側面には、外方に突出すると共に内筒10の軸方向に沿って延びる複数の案内羽根5と、複数の案内羽根5に対応してそれぞれ位置する複数の開口部4とが設けられている。各案内羽根5は、それぞれが複数の開口部4のうち対応する開口部を覆うように内筒10の周方向に傾斜されている。開口部4の上側部分4aの開口幅W1は、開口部4の下側部分4bの開口幅W2よりも大きくなるように設定されている。 (もっと読む)


【課題】本発明は低質油を燃料に使用してガスタービンの作動負荷範囲で燃焼安定性を確保すると共に、低質油の燃焼時に発生する煤塵濃度を低減するガスタービン燃焼器を提供する。
【解決手段】本発明のガスタービン燃焼器3は、残留炭素を含む低質油燃料を燃料として用いるガスタービン燃焼器に低質油燃料を燃焼室に噴射する燃料噴霧ノズル装置60を設置し、この燃料噴霧ノズル装置にはその外周側にガスタービン燃焼器に供給される燃焼用空気の一部を旋回して燃焼室に流入させるスワラー52を設け、その半径方向中心部には噴霧空気を燃焼室に噴出させる燃焼空気孔65を設け、この燃料噴霧ノズル装置には低質油燃料を噴出する燃料ノズル70と、この燃料ノズルの外周側に設置され該燃料ノズルから噴射された低質油燃料を微細化する噴霧空気を噴出する噴霧空気供給ノズル71とを備えた噴霧ノズルを燃焼空気孔の外周側に複数個配置するように構成した。 (もっと読む)


【課題】従前のものに比して一段と気体と固体との分離効率の高い気固分離器を提供する。
【解決手段】下端11が閉じられると共に上端1が開口した鉛直方向に延びる内筒10と、内筒10を外方から同軸状に覆うと共に内筒の上端側には外部に連通する気体抜出口6が形成された外筒2と、を具備し、内筒10における下端11側の側面には、軸方向に延びる長孔4が円周方向に複数形成され、長孔4夫々の一方の長辺縁部には外方に突出すると共に各長孔4を覆うように周方向に傾斜された案内羽根5が設けられ、外筒2における内筒10の複数の長孔4を取り囲む部分において、下部の内直径D1が、上部の内直径D2に比べて大きい。 (もっと読む)


【課題】従前のものに比して一段と気体と固体との分離効率の高い気固分離器を提供する。
【解決手段】下端11が閉じられると共に上端1が開口した鉛直方向に延びる内筒10と、内筒10を外方から同軸状に覆うと共に内筒の上端側には外部に連通する気体抜出口6が形成された外筒2と、を具備し、内筒10における下端11側の側面には、軸方向に延びる長孔4が円周方向に複数形成され、長孔4夫々の一方の長辺縁部には外方に突出すると共に各長孔4を覆うように周方向に傾斜された案内羽根5が設けられ、内筒内を下降する気体及び固体粒子の混合物の断面平均線速を3〜30m/sのうちのいずれかとした時に、長孔から排出される気体及び固体粒子の混合物の断面平均線速が20m/s以下、かつ、長孔が形成された部分において外筒と内筒との間を上昇する気体の断面平均線速が6m/s以下となるように設計する。 (もっと読む)


【課題】処理量を増加させつつ原料油と触媒との迅速且つ均一な混合を効果的に行うことが可能な混合装置を提供すること。
【解決手段】混合装置1においては、移動層の単位面積当たりの質量流量をQ[kg/ms]、移動層の外径と内径との差をW[m]、反応管の内径をD[m]、内部原料油供給部から供給される原料油の内部原料油噴射ノズルの噴射口における水平成分の線速度をu1[m/s]、外部原料油供給部から供給される原料油の外部原料油噴射ノズルの噴射口における水平成分の線速度をu2[m/s]としたときに、8.0≧Q×(W/D)/(u1+u2)、Q=300〜2000[kg/ms]、W/D=0.2〜0.5、u1=5〜300[m/s]、及び、u2=5〜300[m/s]の関係を満たしている。
(もっと読む)


1 - 10 / 12