説明

ユニバーシティー・オブ・サウザーン・カリフォルニアにより出願された特許

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本発明は、チミジル酸合成酵素(TS)遺伝子の単離された5’タンデムリピート内における新規単一ヌクレオチド多型(SNP)およびその使用のための方法を開示する。TS遺伝子の28bpの3番目のリピート(3R)の12番目のヌクレオチドに位置する新規SNPは、GをCに置換しており、前記リピートのバリアント形態である。野生型形態の3Rを有する対象は、バリアント形態を有する対象よりもTS遺伝子のより大きな転写を有している。本発明はまた、TSの3’領域の6塩基対欠失(-6 bp/1494)がmRNAの不安定性を表し、したがってTSの産生を減少させることを明らかにする。癌などの疾患組織においては、TSの減少した産生が、癌細胞が増殖し拡散することを抑制するので、有益である。両方の病気が対象においてTSレベルに関係しているので、いずれかの多型または一緒に両者を解析することにより、化学療法的処置および抗循環器疾患処置に対する対象の反応を予測することができる。 (もっと読む)


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