説明

日清製粉株式会社により出願された特許

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【課題】 特に、常温で保管、流通するパン類を電子レンジで加熱したときに、硬くなったり、ヒキが出たり、くちゃついた食感とならず、しかも表面に皺ができて収縮せず、焼き立てのパンのような、良好な食感、食味、風味、外観を有する電子レンジ加熱パンになるパン類およびそのためのパン類用穀粉組成物を提供すること。
【解決手段】 パン類の製造に用いる穀粉類の全質量に対して、デュラム小麦粉を10〜30質量%、焙煎小麦粉を1〜10質量%および湿熱処理澱粉を1〜15質量%の割合で用いて製造してなる電子レンジ加熱に適したパン類、並びにパン類用穀粉組成物100質量部中に、デュラム小麦粉を10〜30質量部、焙煎小麦粉を1〜10質量部および湿熱処理澱粉を1〜15質量部の割合で含有するパン類用穀粉組成物によって上記の課題が達成される。 (もっと読む)


【課題】 小麦粉の仕上げ工程の仕上げ篩や再篩において、小麦粉等の粉体を効率良く篩分けすることができる篩分け方法を提供する。
【解決手段】 小麦粉または澱粉の少なくとも1種からなる食品粉体を、以下の篩い分け条件(1)及び(2)を満たす方法により篩い分けすることを特徴とする食品粉体の篩分け方法。
(1)篩い分け処理量が、使用する篩網101の単位面積(m)あたり200〜2000kg/h・mであること。
(2)篩網101が、その表面または全体が樹脂からなる基材により構成され、該基材の表面に、不飽和結合部を有するシランモノマーで被覆された酸化ジルコニウムと、テトラメトキシシランからなるバインダー成分を含有する微細凹凸層が固定化され、その固定化方法が、前記不飽和結合部と基材表面とがグラフト重合による化学結合により固定化されているものであること。 (もっと読む)


【課題】デュラムセモリナのような比較的粒子径が大きな粉粒体を搬送する場合であっても、食品用の粉粒体が通過する際の抵抗が小さくかつ高強度な異物フィルタを提供する。
【解決手段】食品用の粉粒体を搬送するための空気搬送配管の流路内に配設され、前記粉粒体に含まれる異物を除去する異物フィルタ12であって、外枠は、前記粉粒体の流入側の平面部14aの内周側の縁部が所定の曲面形状であり、粉粒体の流入側の平面部の外周側の縁部14c、流出側の平面部の内周側の縁部及び外周側の縁部が略直角形状であり、前記粉粒体の流れ方向における前記隔壁の幅が粉粒体の流れ方向における前記外枠の幅よりも小さく、隔壁は前記粉粒体の流入側及び流出側に所定の曲面を有し、前記粉粒体の流入側及び流出側において、前記隔壁の前記曲面の頂部の位置が前記外枠の前記平面部の位置よりも前記粉粒体の流れ方向における内側に位置している。 (もっと読む)


【課題】 α化した中華麺をレトルト食品や缶詰として、スープ汁とともに密封した後、レトルト処理を施しても、また該レトルト処理後に長期間保存しても或いは店舗で加温された状態に長時間おかれても、麺の表面の崩れや茹で溶けがなく、中華麺本来の粘弾性のある食感が維持される、レトルト中華麺を製造し得るレトルト中華麺用穀粉組成物を提供すること。
【解決手段】 レトルト中華麺用穀粉組成物100質量部中に、小麦粉および/または澱粉からなる穀粉類30〜75質量部、ならびに、小麦グルテン粉末、卵白粉末および乳性蛋白粉末から選択される蛋白質素材粉末25〜70質量部を含み、かつ該穀粉類において、小麦粉が0〜75質量部、澱粉が0〜75質量部の範囲であり、該蛋白質素材粉末において、小麦グルテン粉末が10〜30質量部、卵白粉末が10〜20質量部、乳性蛋白粉末が0〜20質量部の範囲であることを特徴とするレトルト中華麺用穀粉組成物。 (もっと読む)


【課題】喫食時に麺線が所定時間内に良好に復元し、また、ほぐれ、食感等が良好なノンフライ即席麺類の製造方法及びこの方法により製造されるノンフライ即席麺類を提供すること。
【解決手段】小麦粉を主体とする穀粉原料に加水し混練して得られる麺帯を2枚以上合わせて複合する際に、その複合面に、ゼラチン、コラーゲン及びコラーゲンペプチドから選択される少なくとも1つの粉末又は顆粒を散布して麺帯中に層状に介在させるようにし、その際、該ゼラチン、コラーゲン及びコラーゲンペプチドから選択される少なくとも1つの粉末又は顆粒が前記麺帯の質量に対して0.5〜5質量%になるように調整し、以下常法によりノンフライ即席麺類を製造する方法。 (もっと読む)


【課題】測定対象であるバルク車等を前後に揺動させた後も積載重量の正確な測定が可能な積載重量計測装置を提供することである。
【解決手段】積載物の重量を測定する積載重量計測装置において、積載物の重量に応じた信号を出力するセンサ部と、前記センサ部の出力に基づき前記積載物の重量を算出する重量算出部と、前記積載物の揺動の有無を検出する揺動検出部と、前記揺動検出部によって前記積載物の揺動を検出した場合に、該揺動検出前の前記センサ部の出力に基づいて前記重量算出部による算出結果を補正して積載重量の測定結果とする重量補正部とを備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】旨味・風味を増加させるために従来よりも油脂をより多く添加させても、油っぽさを感じることが無く、しかも、ソフトな食感に優れ、内相が良好なパン類およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】(a)小麦粉を主体とする穀粉原料中にα化小麦粉またはα化澱粉を0.5〜15質量%含有し、該穀粉原料100質量部に対し50〜200質量部の油脂を用いてパイ生地を製造する工程;(b)前記パイ生地を厚さ1〜5mm、縦および横は共に10〜30mmの大きさのチップ状に成型してチップ状パイ生地とする工程;(c)前記チップ状パイ生地を用いてパン類生地を製造する際に、小麦粉を主体とする穀粉原料100質量部に対して該チップ状パイ生地を10〜80質量部添加する工程;(d)前記チップ状パイ生地を添加した後、パン類生地を形成するために混捏する際に、チップ状パイ生地がパン類生地中で均一に混じり合うまでに要する混捏時間を100%としたときに、20〜80%時間混捏を行う工程;(e)次いで、常法に従って製パンする工程;からなるパン類の製造方法。 (もっと読む)


【課題】パン類製品にカロリーオフの表示が可能なカロリーの低減、すなわちパン類製品100g当たり40kcal以上のカロリーの低減をしたパン類製品を得ることにあり、さらにその製造方法において、良好なミキシング耐性や分割・成形時の作業性を維持し、かつ得られるパン類の内相や外観が良好で、しかもソフトでしっとりしており、口溶けも良好なカロリーオフパン類を製造しうる方法を提供すること。
【解決手段】パン類生地を製造する際の原料穀粉の加水に使用する水の一部又は全量として、以下の(a)〜(c)の物性を有する高含水寒天ゲルを使用し、原料穀粉に対する総加水量を、各種パン類生地における標準総加水量の1.2〜2.3倍に増加させたパン類生地を形成し、以下常法により製パンすることを特徴とするカロリーオフパン類の製造方法。
(a)水分含量;90〜99質量%
(b)破断応力;0.05〜2kgf/cm
(c)T2緩和時間;5〜100mS (もっと読む)


【課題】パン類製品そのものの水分を多くすることによって、ソフトでしっとりしており、口溶けがよく嚥下しやすい製品を得ることのできる多加水製パン方法を提供すること。
【解決手段】パン類生地を製造する際の原料穀粉の加水に使用する水の一部又は全量として、以下の(a)〜(c)の物性を有する高含水寒天ゲルを使用し、原料穀粉に対する総加水量を、各種パン類生地における標準総加水量の1.1〜2.3倍に増加させたパン生地を形成し、以下常法により製パンすることを特徴とする多加水製パン方法。
(a)水分含量;90〜99質量%
(b)破断応力;0.05〜2kgf/cm
(c)T2緩和時間;5〜100mS (もっと読む)


【課題】穀物の産地を理化学分析により判別する。
【解決手段】穀物に含まれるストロンチウム及び鉛のそれぞれの同位体比を分析し、それらの分析情報を利用して穀物の産地を判別する。工程としては(i)穀物を酸分解して無機成分を主に含む溶液を調製する工程、(ii)工程(i)で調製した溶液からストロンチウムと鉛とを分離、濃縮して、ストロンチウムを含む溶液及び鉛を含む溶液を調製する工程、(iii)工程(ii)で調製したストロンチウムを含む溶液及び鉛を含む溶液を質量分析装置により分析して、ストロンチウム同位体比及び鉛同位体比を決定する工程、及び(iv)工程(iii)で決定された試料のストロンチウム同位体比及び鉛同位体比と、判別したい産地由来の穀物のストロンチウム同位体比及び鉛同位体比とを比較する工程、を含む。 (もっと読む)


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