説明

有限会社坂田織物により出願された特許

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括り絣の広幅織物を広幅織機で製織するときに起きる諸問題を解決して、着尺の設備を使用し、従来、織成出来なかったデザインの広幅絣織物を提供する。
【課題】 例えば、着尺の3倍幅の広幅にした場合、絣柄に括る経糸の本数を3倍にすると、括りの緊縛度合いが弱くなるため絣柄が不鮮明になって品質の低下を招く。また、重量も3倍になって、染め、乾燥、その他の工程で作業が困難になる。絣糸は、絣柄の大小、粗密により経糸の収縮度ないし伸張度に差異が生じ、絣柄の崩れが起こる。
【解決手段】 経糸を複数の群に分け、群毎に巻き取られた複数の経巻きを同じ軸に回転自在に取り付け、製織に際して、各群の経巻きの回転をそれぞれ個別に制御することによって解決する。 (もっと読む)


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