説明

株式会社アドヴィックスにより出願された特許

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【課題】ヒルホールド制御を実行させるためにブレーキペダルが操作された場合に該ヒルホールド制御が作動しないことを抑制できる車両の制動力保持装置及び車両の制動力保持方法を提供する。
【解決手段】CPUは、ブレーキペダルの踏込み操作に基づき車両が停止してからの経過時間が基準時間BTになった場合、そのときの各ホイールシリンダ内のブレーキ液圧BPを基準ブレーキ液圧BBPと設定すると共に、この基準ブレーキ液圧BBPに基準値BVを加算することにより閾値KBPを設定する。そして、CPUは、各ホイールシリンダ内のブレーキ液圧BPが減圧された場合、そのブレーキ液圧BPの減圧に応じて基準ブレーキ液圧BBPを低い値に再設定すると共に、閾値KBPも低い値に再設定する。その後、ブレーキペダルの踏込み操作により各ホイールシリンダ内のブレーキ液圧BPが閾値KBP以上になった場合、CPUはヒルホールド制御を実行させる。 (もっと読む)


【課題】 電動パーキングブレーキ装置において、ロスストロークを減少させることによりハウジングを小形化して製造コストを減少させる。
【解決手段】 電動パーキングブレーキ装置は、電動モータ13により往復直進運動されるナット15にイコライザ16の中央部を揺動自在に支持し、イコライザの両側部にそれぞれ連結されるケーブル20,25によりパーキングブレーキBを作動させる。電動モータによりイコライザがパーキングブレーキ側に最も戻された状態においてイコライザの揺動を阻止するストッパを設ける。ストッパは、イコライザが一方向に揺動するのを阻止する第1ストッパ部材S1と、イコライザが他方向に揺動するのを阻止する第2ストッパ部材S2よりなるものとしてもよいし、イコライザが両方向に揺動するのを阻止する単一のストッパ部材としてもよい。 (もっと読む)


【課題】 製造課程で生じた摩擦材の削り粉、あるいは不要になった摩擦材を削って得た削り粉を摩擦材の原料として含む摩擦材において、削り粉を含んでも鳴きや異音の発生が増加せず、かつ製造が容易な摩擦材を提供する。
【解決手段】 繊維基材と摩擦調整剤と結合剤を混合し成形した摩擦材の成形体を削ることによって生じた削り粉、あるいは不要になった摩擦材を削って得た削り粉を摩擦材の原料として含む摩擦材であって、削り粉をゴムによって混練・造粒させて造粒体とし、その造粒体が摩擦材の原料として含まれている。 (もっと読む)


【課題】 走行中と停車時にそれぞれヨーレートセンサのゼロ点補正を可能とした車両の挙動制御装置において、適切なゼロ点補正を行うことを可能とした車両の挙動制御装置を提供する。
【解決手段】 車両走行中で走行中のヨーレート補正値(YR0)演算条件が成立した場合には、走行中ヨーレート補正値YR0Mを求め(ステップS11、12)、停止中に停止中のヨーレート補正値(YR0)演算条件が成立した場合には、停止中ヨーレート補正値YR0Sを求める(ステップS15、17)。直近のYR0M補正時点からの経過時間を示すカウンタ値CTが所定のしきい値Thxを越えている場合には、YR0MをYR0Sで置き換える(ステップS18、19)。そして、YR0MとYR0Sとの差の絶対値Ydiffがしきい値Aを越えている場合には、車両挙動制御(ステップS26)の制御しきい値をかさ上げする(ステップS23、24)。 (もっと読む)


【課題】検出精度の高い張力センサ及び制動状態又は解除状態にする際の応答性のよい電動パーキングブレーキを提供する。
【解決手段】圧縮コイルスプリング22を保持するスプリングケース21と、張力を受けることにより圧縮コイルスプリング22を変形させつつスプリングケース21に対して相対移動をするシャフト23と、スプリングケース21とシャフト23との相対変位量を検出する変位検出手段としての磁石25とホールIC27とを備えた張力センサ20である。シャフト23に遊動可能に支持された磁石ケース24と、カバー26の第2ガイド26cに凹設され、張力の働く方向に延在するガイド溝26dと、磁石ケース24のケース部24bに突設され、ガイド溝26d内を摺動可能な凸条24dとを備え、磁石25とホールIC27とを磁石ケース24とカバー26との間に設けた。また、この張力センサ20を自動車用電動パーキングブレーキに用いる。 (もっと読む)


【課題】 一方向クラッチにおいて、出力回転部材側から入力回転部材側への動力伝達を阻止する作用を高める。
【解決手段】 出力回転部材25側から入力回転部材22側への回転の伝達がなされようとした場合に互いに当接される出力カム26の切欠き27の一部27dとコイルスプリング28の折曲部29の一部29aの何れか一方に、他方との当接によりコイルスプリングの折曲部付近を固定部材21の周面21aに押圧する力を生じさせるカム面29aを形成し、入力カム23の円周方向外端面23aと切欠き27の円周方向内端面27aの何れか一方に、他方に向けて突出され入力回転部材22側から出力回転部材25側への回転の伝達がなされようとする際には他方の端面に当接してカム面29aとこれに当接する一部とを離隔させるとともに回転の伝達を行う突出部23bを形成する。 (もっと読む)


【課題】 ABS制御中におけるマスタシリンダ圧(M/C圧)とホイールシリンダ圧(W/C圧)の差圧を適切に推定できる車両のアンチスキッド制御装置を提供すること。
【解決手段】 この装置は、増圧弁として常開リニア電磁弁を採用し、減圧制御・リニア増圧制御を一組とするABS制御を繰り返し実行する。この装置は、W/C圧推定値Pwの初期値Pw0を、1回目のABS制御開始時の車体減速度(即ち、ロック圧)と、ABS制御開始前ブレーキ操作時間Tstpとを考慮して決定し、値Pw0と減圧弁の減圧特性等に基づいてABS制御中のW/C圧推定値Pwを推定していく。この装置は、「Pdiff=(Pw0−Pw)+Pup1+Pup2」なる式により推定されるM/C圧とW/C圧との差圧の推定値Pdiffを用いてリニア増圧制御中の増圧弁への指令電流値を決定する。差圧加算値Pup1,Pup2は、時間Tstp、及びABS制御中でのブレーキの増し踏みに応じてそれぞれ設定される。 (もっと読む)


【課題】振動によるスプールおよびコイルのがたつきを抑制する。
【解決手段】樹脂製スプール414の鍔部414bに突起414dを設け、ヨーク415には、突起414dに対向する位置に凹部を設ける。そして、突起414dを凹部に挿入することにより、スプール径方向のスプール414の動きを拘束する。また、凹部の内周面に突起414dの外周面を接触させることにより、その接触部の摩擦抵抗により、スプール軸方向Xのスプール414の動きを抑制する。 (もっと読む)


【課題】 サーボ機構を備えたディスクブレーキ装置にて、制動時のアンカー荷重の増大に応じてサーボ比を減少させる。
【解決手段】 制動時、制動ピストン14が操作力に応じて押動されてパッド12をディスクロータ11に押圧し、パッド12とディスクロータ11のロータ周方向での摩擦力が、サーボ機構20にてアンカー荷重として取り出されてディスクロータ11に向けたサーボ荷重に変換され、パッド12に付加される。サーボ機構20は、アンカー荷重の増大に応じてサーボ比を減少させるメカニカル機構で、パッドの裏金12aに係合するレバー21と、これをキャリパ15に組付ける支持ピン23を備える。レバー21は、裏金12aのロータ周方向端面に係合しアンカー荷重の増大に応じ弾性変形して裏金12aとの係合部が支持ピン23側に移動する第1アーム部21aと、裏金12aの背面に係合しサーボ荷重を裏金12aに付加する第2アーム部21bを備える。 (もっと読む)


【課題】ブレーキペダルの踏み込み中であっても、マスタシリンダにブレーキ液を吸入させることにより配管中にエアが混入した場合でもマスタシリンダ圧を確実にブレーキ圧としてホイールシリンダに伝達できるようにする。
【解決手段】ストロークセンサ9により検出された実際のM/Cストローク長Lとモータ5の電流値から推定されたストローク長LSとの差が閾値KSより大きい場合は、モータの戻し電流I2、戻し期間T2によるM/Cストローク戻しを行う油量補償制御を繰り返す。これにより、電動ブレーキ装置でのポンピング操作を可能にし、ブレーキ配管中にエアが混入した場合でも、M/C圧を確実に各W/Cへ伝達することが可能になる。 (もっと読む)


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