説明

株式会社アドヴィックスにより出願された特許

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【課題】走行中の車両にアンチロックブレーキ制御が実行された場合に、車両が走行する路面状態によらず、車両における制動力の低下を抑制すると共に、車両における走行の安定性を確保することができる車両制動制御装置及び車両の制動制御方法を提供する。
【解決手段】CPUは、左右の車輪のうち何れか一方の車輪に対してのみアンチロックブレーキ制御が実行されている場合、車両が左右異μ路を走行していると判定する。そして、CPUは、車両安定性制御の実行を禁止する。一方、CPUは、左右の車輪にそれぞれアンチロックブレーキ制御が実行されている場合、及び左右の車輪の何れに対してもアンチロックブレーキ制御が実行されていない場合、車両安定性制御の実行を許可する。 (もっと読む)


【課題】左右異μ路を走行する際に左右の駆動輪のうち少なくとも一方の駆動輪が駆動スリップした場合においても、搭乗者によるアクセルぺダルの操作量に対応した加速度を得ることができる。
【解決手段】CPUは、左右異μ路を車両が走行する場合には、第1スリップ量閾値KSL1と第2スリップ量閾値KSL2を、第2スリップ量閾値KSL2>第1スリップ量閾値KSL1となるように設定する。さらに、アクセルぺダルが踏込まれた場合、CPUは、液圧回路内のブレーキ液圧の上限値MBPを設定する。そして、前輪のスリップ量SLP≧第1スリップ量閾値KSL1となった場合、CPUは、液圧回路内のブレーキ液圧を上限値MBPの範囲内で増圧させることにより、駆動輪である前輪の駆動スリップを抑制させる。さらに、前輪のスリップ量SLP≧第2スリップ量閾値KSL2となった場合、CPUは、エンジンのトルクの増加を抑制させる。 (もっと読む)


【課題】 スコーチ処理によってスリットのエッジ部に発生する膨らみ部を小さくできるディスクブレーキ用パッドおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】 内径側15aから外径側15bに向けて延びるスリット31を形成したブレーキパッド15、16の摩擦面22aにスコーチ処理を施したディスクブレーキ用パッドにおいて、スコーチ処理に先立ってスリットのエッジ部に、スコーチ処理によるスコーチ深さに応じた面取り31a、31bを形成した。ここで、面取りの面取り幅は、好ましくはスコーチ深さの1〜3倍に設定され、面取り角度は、好ましくは30〜60°に設定されている。 (もっと読む)


【課題】液圧回路内のブレーキ液圧を、駆動輪のスリップ量の増減に適切に対応させて変化させることができる車両のトラクション制御装置及び車両のトラクション制御方法を提供する。
【解決手段】CPUは、検出した駆動輪のスリップ量SLPを検出すると、駆動輪のスリップ量SLPを微分してスリップ量微分値DSLPを検出する。そして、CPUは、駆動輪のスリップ量SLPがスリップ量閾値KSLPよりも大きくなった場合、駆動輪のスリップ量SLPと第1定数Kaとを乗算することにより、第1指示液圧PI1を検出すると共に、スリップ量微分値DSLPと第2定数Kbとを乗算することにより、第2指示液圧PI2を検出する。その後、CPUは、第1指示液圧PI1と第2指示液圧PI2とを加算して得られた指示液圧PIに基づき液圧回路内のブレーキ液圧を制御する。 (もっと読む)


【課題】 空気圧−液圧変換式ブレーキ装置において、車両の走行・停止に支障を来たすことなくエアバルブが正常に作動することを確実に診断する。
【解決手段】空気圧−液圧変換式ブレーキ装置は、停車状態判定手段(ステップ104)が車両Mが停止状態であると判定し、エアタンク圧確認手段(ステップ106)がエアタンク圧がエアタンク圧判定値KP1以上であると確認し、かつ、圧縮空気供給源確認手段(ステップ108)が圧縮空気供給源21が正常に駆動していると確認した場合に、エアバルブ診断手段(ステップ118,136)はエアバルブ27a,27bが正常状態であるか否かを診断する。エアバルブ診断手段(ステップ118,136)は、エアバルブ出力圧力検出手段Spva,Spvbによって検出されたエアバルブの出力圧力に基づいてエアバルブが正常に作動するか否かを診断する。 (もっと読む)


【課題】フローティングアンカー型のLT型ドラムブレーキのアセンブリを製造するときに、アンカースプリングを組み付け不良を起こさずに正確に組み付けられるようにし、さらに、組み付け後のアンカースプリングの脱落防止も確実に行われるようにすることを課題としている。
【解決手段】リーディングシュー2とトレーリングシュー3の片側をアンカースプリング10で引きつけてアンカー9に当接させるドラムブレーキにおいて、シューガイドプレート9bに、アンカースプリング10の両端のフック部10a,10bをバッキングプレート側に向けて車軸方向に押え付けるフック押さえ部17を設け、アンカースプリングのフック部10a,10bが取付け孔15,16に対して半掛かりになっているときにフック押さえ部17との干渉が起こって部品の組み立てが行えなくなるようにした。 (もっと読む)


【課題】車両の走行時において、駆動輪の駆動スリップを抑制するためにブレーキ液圧を変化させた際に発生する駆動輪の振動を好適に抑制することができる車両のトラクション制御装置、及び車両のトラクション制御方法を提供する。
【解決手段】CPUは、前輪(駆動輪)の周期的な振動を検知した場合、その振動態様に対応する振動パターンP1〜P4を特定すると共に、特定した振動パターンP1〜P4に応じて液圧回路内のブレーキ液圧を増圧させるタイミングを遅延させるための遅延時間Ta〜Tdを設定する。そして、CPUは、振動パターンP1〜P4を特定してから前記遅延時間Ta〜Tdが経過した後に、液圧回路内のブレーキ液圧を増圧させる。そのため、液圧回路内のブレーキ液圧は、駆動輪の駆動スリップの変化タイミングに対応して変化するようになる。 (もっと読む)


【課題】 パッドとディスクロータ間の摩擦係数が所期値に比して減少(増大)しても、ディスクロータを所期の制動モードと略同じ制動モードにて制動可能とする。
【解決手段】 ディスクブレーキ装置では、キャリパ15のシリンダ部15bに組付けた制動ピストン14が操作力に応じて動作するアクチュエータ20により軸方向に駆動されて、パッド12がディスクロータ11に向けて押動される。また、パッド12とディスクロータ11のロータ周方向での摩擦力がアンカー荷重として取り出されて、このアンカー荷重がサーボ機構Bにてサーボ荷重に変換されて制動ピストン14に付加される。サーボ機構Bには、サーボ荷重を増大・減少可能な変更手段(減圧制御弁V1、増圧制御弁V2、リザーバタンクT)が設けられている。この変更手段の作動は、操作力とアンカー荷重に応じて制御手段(電気制御装置ECU)により制御される。 (もっと読む)


【課題】 小さなブレーキ作動入力で大きなブレーキ力を得ることが可能であり、ブレーキ作動入力を出力するアクチュエータの小型化を図ることが可能なディスクブレーキ装置を提供する。
【解決手段】 ディスクブレーキ装置では、電動アクチュエータ20の作動によって得られる直線的なブレーキ作動入力がクサビ伝達機構30にてピストン14の軸方向のブレーキ作動出力に変換され、キャリパ15のシリンダ部15bに軸方向へ摺動可能に嵌合したピストン14がブレーキ作動出力によりその軸方向に駆動されて、パッド12をディスクロータ11に向けて押動する。パッド12とディスクロータ11のロータ周方向での摩擦力は、アンカー機構としての油圧シリンダA1,A2にてアンカー荷重として取り出される。このアンカー荷重はアンカー荷重伝達機構としての油圧シリンダBからクサビ伝達機構30のクサビ部材31に伝達されてブレーキ作動出力が助勢される。 (もっと読む)


【課題】車輪がロック傾向になったときに、そのロック傾向を迅速に解消し、車両の安定性を高める。
【解決手段】アンチロック制御手段による制御開始前に回生制動力を減少させて設定値に保持するとともにその回生制動力の減少分に応じて摩擦制動力を増加させ、その保持された回生制動力をアンチロック制御開始時に減少させる。 (もっと読む)


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