説明

株式会社アドヴィックスにより出願された特許

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【課題】旋回する車両に制動力が付与された場合であっても、操舵角センサを用いることなく、車両の制動力の確保しつつ、車両における走行の安定性とを図ることができる車両の制動制御装置及び車両の制動制御方法を提供する。
【解決手段】CPUは、車両制動時に車両の車体速度VSを検出すると、この車体速度VSに基づき基準車輪以外の車輪の基準車体速度VSIB,VSIF,VSOBを設定する。この際に、低速度領域R1の場合、基準車輪以外の車輪の基準車体速度VSIB,VSIF,VSOBは、車両の車体速度VSの増加につれて車体速度VSとの車輪速度差SVSIB,SVSIF,SVSOBが増加するように設定される。一方、高速度領域R2の場合、基準車輪以外の車輪の基準車体速度VSIB,VSIF,VSOBは、車両の車体速度VSの増加につれて車体速度VSとの車輪速度差SVSIB,SVSIF,SVSOBが減少するように設定される。 (もっと読む)


【課題】 制動初期におけるパッドの姿勢を安定させることでブレーキ鳴きを抑制し得るディスクブレーキを提供する。
【解決手段】 パッド3,4の回出側部と押圧部材2,12b,12cとの間に弾性部材5,6が介在されている。パッド3,4を押圧部材2,12b,12cによって押圧する際に、パッド3,4の回出側部が弾性部材5,6を介して回入側部よりも先に押圧部材2,12b,12cから押圧を受け、弾性部材5,6が弾性変形して一部または全部がパッド3,4に形成された凹部3d3,4d3に収まることで、パッド3,4の回出側部が弾性部材5,6を介さずに押圧部材2,12cによって押圧を受ける構成になっている。 (もっと読む)


【課題】モータで発生可能な回生制動力が小さいときに、急制動時における制動の応答性が低下するのを防止する。
【解決手段】車輪に摩擦制動力を発生させる制動手段10FL,10FRと、車輪に回生制動力を発生させるモータ2と、モータ2から電力を回収するバッテリ6と、運転者の制動操作を検知するストロークセンサ31と、ストロークセンサ31で検知した制動操作に基づいて急制動か否かを判定するブレーキECU24とを有し、ブレーキECU24で急制動と判定されたときに通常制動時よりも大きい摩擦制動力と回生制動力を発生させる車両用ブレーキ装置において、バッテリECU7でバッテリ6の充電状態を検知し、その検知した充電状態に基づいて発生可能な回生制動力の大きさを算出し、その算出した回生制動力の大きさに応じて急制動時の摩擦制動力のパターンを変化させる。 (もっと読む)


【課題】 摩擦係数が高くかつ耐摩耗性に優れる摩擦材と相手材との組み合わせを提供する。
【解決手段】 摩擦材2と相手材3とを有し、これら摩擦材2と相手材3との間に生じる摩擦力によって制動力を発生する摩擦材セットであって、摩擦材2は、繊維基材と摩擦調整剤と有機物の結合剤とを有しており、摩擦調整剤としてSiC繊維2aを含んでいる。そしてSiC繊維2aは、そのうちの80体積%以上が相手材3に対して40°〜140°の角度にて配向されている。また相手材3は、表面にサーメット層3aを有している。 (もっと読む)


【課題】車輪に加える制動力を減少させて車両停止時のショックを緩和する制御を、車両を急速に減速させて停止させる場合や車両をゆっくりと減速させて停止させる場合にも、運転者に違和感を与えることなく行なえるようにする。
【解決手段】車両の速度を検知する速度検知手段21FL〜21RRと、速度検知手段21FL〜21RRの検知した速度が基準速度よりも小さくなったときに、車輪に加える制動力を車両の速度に応じて減少させる制御を行なう制御部14とを有する車両用ブレーキ制御装置において、車両の減速度に応じて基準速度を変化させるようにする。 (もっと読む)


【課題】 制動初期におけるパッドの姿勢を安定させることでブレーキ鳴きを抑制し得る多ポット型ディスクブレーキを提供する。
【解決手段】 キャリパ2の回入側シリンダ部2bに挿入される回入側ピストン4と、キャリパ2の回出側シリンダ部2cに挿入される回出側ピストン5と、これら回入側ピストン4と回出側ピストン5とによってディスクロータRに向けて押圧されるパッド6とを有している多ポット型ディスクブレーキ1であって、回入側シリンダ部2b内の液圧を回出側シリンダ部2c内の液圧よりも遅れて上昇させることによって、回入側ピストン4を回出側ピストン5よりも遅れてパッド6に向けて進出させる液圧調整機構9を有している。 (もっと読む)


【課題】 自動二輪車両において、後輪の車輪速度を用いて車体速度演算を行う場合にも、正確に車体速度を求めることができるようにする。
【解決手段】 複数の速度領域毎に前輪FWと後輪RWの車輪速度が正常に得られたときの車輪速度比(A%)を記憶しておき、駆動輪となる後輪RWの車輪速度を用いて車体速度SP1を求める際に、その車輪速度比(A%)に基づいて車体速度演算が行われる様にする。このように、複数の速度領域毎に車輪速度比(A%)を記憶させるようにした場合、車速に応じて後輪RWの加速スリップが変動しても、それを考慮に入れた車輪速度比(A%)を記憶させることが可能となる。したがって、駆動輪となる後輪RWの車輪速度を用いて車体速度SP1を求める際に、上記のように複数の速度領域毎に記憶させた車輪速度比(A%)を用いれば、正確な車体速度SP1を求めることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】 車速が極低速度の場合や車輪速度センサからセンサリングまでの距離が所定間隔以上に空いた場合に、路面状態を誤判定してしまわない路面状態検出装置を提供する。
【解決手段】 車輪速度の変動幅がしきい値以下である場合にのみ、正しく車輪速度を検出することが可能であるとして、そのときの速度域を記憶しておき、その速度域に車輪速度が達したときに初めて路面状態判定を行う。このようにすれば、統合ECUで正確な車輪速度演算が行える場合にのみ、正しい車輪速度に基づいて路面状態判定が行われる。したがって、統合ECUで路面状態が良路であるにもかかわらず悪路であると誤判定してしまうことを防止できる。これにより、車速が極低速度の場合や車輪速度センサからセンサリングまでの距離が所定間隔以上に空いた場合に、路面状態を誤判定してしまわない路面状態検出装置とすることができる。 (もっと読む)


【課題】 ホイールシリンダ圧を制御するときの圧力変動を小さくして、ノイズを抑制する。
【解決手段】 車両の制動制御装置10は、マスタシリンダ圧を検出するマスタシリンダ圧検出手段13と、ホイールシリンダ圧の目標値を演算するホイールシリンダ圧目標値演算手段62と、マスタシリンダ圧の検出値とホイールシリンダ圧の目標値との差分を差圧指示値として演算する制御手段66と、差圧指示値に応じて絞り開度を調節することでホイールシリンダ圧を制御する差圧制御弁28FL〜28RRと、を備える。 (もっと読む)


【課題】 制動時の初期の段階でパッドが傾くことを防止し得るオープントップ型のキャリパを備える対向型ディスクブレーキを提供する。
【解決手段】 パッド6をディスクロータ径方向外方からキャリパ3の開口部3dを通してキャリパ3内に挿入できる対向型ディスクブレーキ1であって、キャリパ3とパッド6の間には、パッド6をロータ径方向中心側から外方に付勢する付勢部材8,9が設けられている。キャリパ3には、パッド6のロータ径方向外側に位置する外側外周縁と摺動可能に面接する剛体な面接片2d,2eが締結されており、パッド6が面接片2d,2eによって開口部3dへ変位することが防止され、かつ面接片2d,2eに対して摺動してロータ軸方向とロータ周方向に移動できる構成になっている。 (もっと読む)


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