説明

株式会社アドヴィックスにより出願された特許

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【課題】 車両挙動を表す出力値がマスターデータと適合しない場合においてその要因の分析・究明を容易に行うことができる車両挙動シミュレーション装置を提供すること。
【解決手段】 この装置が使用する車両挙動シミュレーションモデルは、車両の挙動に係わる入力データ(θs,Pw**,Accp等)を使用して車両の挙動を表す出力値(Yr,D)を求めるために必要となる内部計算値(θt**,Vw**,N**,F1**,F2**,Vso,α)を計算する各種計算部A1〜A6と、内部計算値を使用して車両挙動を表す出力値(Yr,D)を計算する車両挙動計算部A7とを有する。この車両挙動シミュレーションモデルは、入力データを使用して計算された内部計算値とは無関係に内部計算値を任意の値(θtz,Vwz,Nz,Fz,Vsoz,αz)に変更するスイッチ部SW1〜SW6を更に備える。 (もっと読む)


【課題】プランジャ型マスタシリンダにおいて、自動ブレーキ時に要求されるリザーバからの作動液の良好な吸い込み性能と、運転者によるブレーキ操作時の圧力室からリザーバへの作動液の逆流抑制を、簡素かつ信頼性の高い構成で両立させる。
【解決手段】ピストンポート12を包含する領域のピストン2内周に環状溝16を設けてそこに円弧状板18を配置し、この円弧状板18をその内側に通したスリーブ19で環状溝16内に保持する。また、この円弧状板18と環状溝16の内周面との間に液通路となる隙間20を設け、この隙間20、円弧状板18に設けた切り欠き18b又は孔18c、及びスリーブ19に設けた孔19aを介して圧力室3と連絡路13を連通させ、圧力室3からリザーバ5に向けて作動液が急激に流れるときに、円弧状板18が弾性変形して拡径してピストンポート12のいくつかを閉ざすようにした。 (もっと読む)


【課題】 パッドがマウントに対して傾きにくく、パッドがディスクロータ回出側縁の二点でマウントに対して当接しやすいディスクブレーキを提供する。
【解決手段】 パッド6のロータ回出側の外周縁に、ガイド部5aよりもロータ径方向外側の位置からマウント2に向けて突出し、パッド6がロータ回転方向に移動した際にマウント2に当接する外側の押圧受部5bと、ガイド部5aよりもロータ径方向中心側の位置からマウント2に向けて突出し、同パッド6の移動の際にマウント2に当接する内側の押圧受部5cが形成されている。外側の押圧受部5bは、パッド6の摩擦面4aのロータ径方向外側外周縁4bの中心位置4b1における外周縁4bの接線4d上、もしくはその接線4dよりもロータ径方向外側位置にてマウント2に当接する当接面5b1を有している。 (もっと読む)


【課題】 ブレーキ制御装置において、固着防止駆動時の電磁弁の作動音を車両の走行音に紛れ込ませることなく、運転者へ不快感を与えないようにする。
【解決手段】 変速段変更判定手段(ステップ104)が変速段が変更したと判定し、変速段変更判定手段(ステップ104)が変速段が変更したと判定した場合には、固着防止駆動手段(ステップ108)が電磁弁の弁体の固着を防止するために電磁弁を駆動させる。 (もっと読む)


【課題】 ABS制御開始時にドライバに与える違和感を低減できるABS制御装置を提供する。
【解決手段】 ドライバがABS制御を開始させ易くしたいか開始させ難くしたいかという要望を、ドライバのブレーキ操作やABS制御が既に開始されている車輪があるか否かに基づいて判別し、その結果に応じてABS制御の開始しきい値を変更する。これにより、ドライバがABS制御が開始されるであろうと期待するような状況下でABS制御が開始されなかったり、ABS制御の開始しきい値が低く設定され過ぎて、ドライバが期待していないのにもかかわらずABS制御が開始されてしまうようなことが発生することを防ぐことが可能となる。これにより、ドライバに違和感を与えないようにでき、ドライバのブレーキフィーリングの向上を図ることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】車両の制動力を確保しつつ適切な制動力配分制御を行うことにより、車両における走行の安定性を良好に図ることができる車両制動制御装置及び車両の制動制御方法を提供する。
【解決手段】CPUは、各車輪の車輪速度VWから前輪のスリップ率SLF及び後輪のスリップ率SLRを演算し、車両の車体減速度DVSを演算することにより検出する。そして、CPUは、車両の車体減速度DVSに対応するスリップ率閾値KSを設定する。すなわち、CPUは、車両の車体減速度DVSが比較的大きい場合には小さな値のスリップ率閾値KSを設定する一方、車両の車体減速度DVSが比較的小さい場合には大きな値のスリップ率閾値KSを設定する。その後、後輪のスリップ率SLRと前輪のスリップ率SLFとの差がスリップ率閾値KS以上となった場合、CPUは、後輪の制動力の上昇を抑制すべく制動力配分制御処理を実行する。 (もっと読む)


【課題】 制動力の低下を招くことなく制動初期の減速度を向上するアンチスキッド制御装置を提供する。
【解決手段】高μ路急ブレーキ判定手段(ステップ116)が、ブレーキペダルの踏込操作状態の変化率および車両の減速度に基づいて操作者のブレーキ操作による制動が高μ路急ブレーキであるか否かを判定し、高μ路急ブレーキ判定手段が高μ路急ブレーキであると判定した場合、ABS制御手段(ステップ118)は液圧調整手段を制御して、少なくとも第1回目の増圧が、車輪がロックしない最大ホイールシリンダ圧の高μ路急ブレーキに伴う増加特性に対応した増圧勾配となる。 (もっと読む)


【課題】プランジャ型のタンデムマスタシリンダにおいて、セカンダリピストンの良好なガイド性の確保と、作動油を充填するときの良好なエアー抜き性の確保を両立させる。
【解決手段】セカンダリピストンの外周をシールするプレッシャカップの後方にピストンガイド部7Aを設け、そのピストンガイド部7Aに、シール溝12Aをセカンダリピストンの後方の第1圧力室3−1に連通させる連通溝23,24を設け、その連通溝23,24を、第1圧力室3−1の上部中心から左右どちらかに偏って設けられる第1圧力室の出口孔8−1に近接した第1設置点と、第1圧力室3−1の下部中心部にそれぞれ設けた。 (もっと読む)


【課題】 回転軸側の部材に対してロータ板を好適に軸方向に移動させることのできる多板ディスクブレーキ用ディスクロータを提供する。
【解決手段】 複数のロータ板(4,5)を有する多板ディスクブレーキ用ディスクロータ(1)であって、回転軸側の部材(13)に対して軸方向に移動可能でかつ軸回転方向への移動が規制された状態にて取付けられるガイド部材(2,3)を有している。そしてガイド部材(2,3)に対して複数のロータ板(4,5)が軸方向に移動可能でかつ軸回転方向への移動が規制された状態にて取付けられている。 (もっと読む)


【課題】従動輪には駆動力が要求されないように制御することによって4輪駆動車以外の車両に対しても各車輪のμ利用率を最小化する制御が行われるようにする。
【解決手段】演算手段14によって、ドライバが望む車体運動を得るために車体に加えるべき車体前後力、車体横力、及び各車輪の摩擦円の大きさをパラメータとして含む拘束条件に基づいて、各車輪のμ利用率を最小にする各輪の駆動力を制御するための駆動力制御量を含む制御量を演算し、判定手段16によって駆動力制御量が与えられた従動輪を制約輪として判定し、演算手段18により、制約輪に対する前後力を0とした拘束条件に基づいて、各車輪のμ利用率を最小化する制御量を演算し、制御手段20により制約輪の制動力及び操舵角の少なくとも一方を制御すると共に、制約輪以外の車輪の制動力及び駆動力の少なくとも一方、または制動力及び駆動力の少なくとも一方、及び操舵角を制御する。 (もっと読む)


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