説明

株式会社アドヴィックスにより出願された特許

1,241 - 1,250 / 1,291


【課題】目標制御量を受信する側の演算制御装置に於いて異常判定することにより、通信若しくは目標制御量の異常を迅速に判定し、異常に対する処置を迅速に行う。
【解決手段】左右前輪の目標転舵角Δδtが受信され(S230)、推定目標転舵角Δδthが演算され(S240)、目標転舵角Δδtと推定目標転舵角Δδthとの差の大きさが異常判定基準値βよりも大きいか否かにより転舵制御の禁止条件が成立しているか否か判別され(S250、260)、禁止条件が成立していないときには左右前輪の転舵角が目標転舵角Δδtになるよう転舵制御が実行され(S330)、禁止条件が成立しているときには転舵制御が禁止されており車輪の制駆動力のみの制御による代替の挙動制御が実行されるべきことを示す指令信号がCAN62を経て挙動制御用電子制御装置52へ送信される(S280)。 (もっと読む)


【課題】 ポンプによる昇圧応答性の向上を図ることができるブレーキ液圧制御用アクチュエータを提供する。
【解決手段】 調圧リザーバ20、40をハウジング51の上方位置に配置し、かつ、この調圧リザーバ20、40よりも下方位置にポンプ19、39を配置する。つまり、調圧リザーバ20、40をハウジング51の上部位置に配置することでハウジング51の下部位置の配置スペースが空くようにし、この空いた配置スペースにポンプ19、39を配置することで、ポンプ19、39ができるだけハウジング51の下方位置に配置されるようにする。これにより、M/C13とポンプ19、39との水頭圧高さの差(落差)が大きくなり、その水頭圧高さの差を利用して、ポンプ19、39による昇圧応答性を向上することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】車輌の挙動の急変を回避しつつ制御量が異常な値になった場合に異常な制御量に基づいて不適切な制御が長く継続されることを防止する。
【解決手段】転舵角可変装置24により左右前輪の舵角を適正に制御することができない異常が生じたときには(S220)、目標転舵角Δδtの大きさが各サイクル毎に漸次減少するよう目標転舵角Δδtが漸減処理され(S270)、目標転舵角Δδtが異常な値であるときには(S240)、推定目標転舵角Δδthの大きさが各サイクル毎に漸次減少するよう推定目標転舵角Δδthが漸減処理され(S250)、推定目標転舵角Δδthが目標転舵角Δδtに設定され(S260)、推定目標転舵角Δδthの漸減の速さは目標転舵角Δδtの漸減の速さよりも高く、推定目標転舵角Δδthは目標転舵角Δδtよりも速やかに漸減される。 (もっと読む)


【課題】 パッドがディスクロータに対して静止摩擦状態から動摩擦状態に変化することで生じる異音を効果的に抑制し得るディスクブレーキを提供する。
【解決手段】 ディスクロータ8と、車体側の部材11に取付けられてディスクロータ8をロータ軸方向に片持ち梁状に跨ぐマウンティング4と、ディスクロータ8よりも車体側にてマウンティング4に対してロータ軸方向に移動可能に支持されるインナパッド2と、ディスクロータ8よりも車体外側にてマウンティング4に対してロータ軸方向に移動可能に支持されるアウタパッド3とを備えているディスクブレーキ1であって、アウタパッド3は、インナパッド2よりも摩擦係数の小さい材質から成形されており、アウタパッド3とディスクロータ8との間に生じる制動トルクがインナパッド2とディスクロータ8との間に生じる制動トルクよりも小さくなっている。 (もっと読む)


【課題】 荷重応答型ブレーキ液圧制御装置において、棒ばねとレバーのシンプルな連結構造を維持しつつ、レバーに対する棒ばねの長手方向への移動を規制すること。
【解決手段】 当該装置は、車両のばね上部材30にボデー11にて固定される制御弁10と、ボデー11に基端部21aにて組付けられ揺動部21bにて作動ピストン12に荷重を伝達可能なレバー21と、レバー21の先端部21cに一端部22aにて一体的に連結され他端部にて車両のばね下部材に連結される棒ばね22を備える。レバー21は1枚の板材により形成され、先端部21cには同レバーの長さEを変化させることなくU字状とする曲げ加工が施されている。棒ばね22は一端部22aの先端に曲げ加工が施されている。棒ばね22の一端部22aは、レバー21の先端部21cに挟まれた状態にて、同先端部21cにプレス加工が施されることで、レバー21の先端部21cにカシメ止めされている。 (もっと読む)


【課題】 車両用ブレーキ装置において、ブレーキペダルの踏み込み開始時点から踏み込みを解除するまでの全領域において回生制動力を適切に利用することにより、高回生効率、かつ高燃費を達成する。
【解決手段】車両用ブレーキ装置は、ブレーキペダル21の踏み込み時に、ブレーキ操作状態が踏み込み開始時点の状態である踏み込み開始状態から所定状態となるまでの間は基礎液圧制動力が所定値以下となるようにその発生を制限する基礎液圧制動力発生制限手段であるマスタシリンダ23を備えている。マスタシリンダ23の第1液圧室23dに設けられてリザーバタンク24と連通する第1ポート23hを、同ポート23hを閉塞する第1ピストン23bの閉塞端の踏み込み開始状態に対応した第1位置から第1ピストン23bの増圧方向に所定距離Sだけ離れた所定状態に対応した第2位置に設けるようにしている。 (もっと読む)


【課題】 車両の走破性、脱出性を確保するとともに車両の走行安定性を確実に維持することができる4輪駆動車両の運動制御装置を提供すること。
【解決手段】 この運動制御装置は、車両がオーバーステア状態にあるときエンジン出力を低下することなく旋回方向外側の前輪に制動力を付与する車両安定化制御(オーバーステア抑制制御)を実行するとともに、左右車輪の車輪速度差が許容値を超えたとき車輪速度の大きい方に空転抑制用制動力を付与するLSD制御を前輪側、後輪側共に実行する。そして、オーバーステア抑制制御実行中においては、前輪側のLSD制御により左右前輪のうち車輪速度の大きい方となる旋回方向内側の前輪に付与される前輪空転抑制用制動力を小さくすることで、旋回方向内側の前輪に過剰な空転が発生することを敢えて許容するとともに、後2輪において過剰な空転を発生し難くする。 (もっと読む)


【課題】 パッドのガタ付きを好適に防止し得るパッド吊下げ型のディスクブレーキを提供する。
【解決手段】 車体側の部材に取付けられるキャリパ11と、キャリパ11に対してハンガーピン16を介して吊下げ支持されるパッド1とを有するパッド吊下げ型のディスクブレーキ10であって、パッド1のロータ回入側には、弾性部材4が取付けられている。
弾性部材4は、キャリパ11の一部に弾性的に当接して、パッド1をロータ回入側からロータ回出側に向けて付勢し、パッド1のロータ回出側の外縁をキャリパ11のトルク受部11cに押圧する構成になっており、かつ該付勢方向が、実質的にパッド1の図心Gから該図心Gにおけるロータ回転接線上になっている。 (もっと読む)


【課題】 動力駆動手段により駆動される加圧手段により駐車用ブレーキアクチュエータにブレーキ液圧を供給する低コストで搭載性のよい車両用駐車ブレーキ装置を提供する
【解決手段】 駐車ブレーキをかけるときは、常閉電磁開閉弁が通電オンされて開状態にされ加圧手段からブレーキ液圧が駐車用ブレーキアクチュエータに供給され、車輪に駐車制動力が発生する。駐車ブレーキが継続されている間、加圧手段は停止されるが、常閉電磁開閉弁が通電オフされて閉状態に保持され駐車用ブレーキアクチュエータ内に液圧が維持される。駐車ブレーキを解除するときは常閉電磁開閉弁が開状態にされる。 (もっと読む)


【課題】車輌の挙動を安定化させるための操舵輪の目標転舵制御量の転舵方向と車輌の旋回方向との関係に基づいて目標転舵制御量に基づく操舵輪の転舵制御の可否を判定し転舵制御に対処する。
【解決手段】車輌の旋回方向が判定され(S220)、左右前輪の目標転舵角Δδtが受信され(S230)、目標転舵角Δδtの転舵方向が車輌の旋回方向と同一(切り増し方向)であるか否かにより転舵制御が禁止されるべきであるか否か判別され(S240)、禁止されるべきではないときには左右前輪の転舵角が目標転舵角Δδtになるよう転舵制御が実行され(S290)、禁止されるべきときには転舵制御が禁止されており車輪の制駆動力のみの制御による代替の挙動制御が実行されるべきことを示す指令信号がCAN62を経て挙動制御用電子制御装置52へ送信される(S300)。 (もっと読む)


1,241 - 1,250 / 1,291